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アウディR18 e-tronクワトロやロータスT128のエンジンルーム [モータースポーツ]

唐突にル・マン24時間の話題に戻るのは、原稿書きが一段落し(たのはとっくですが)、メカ関連を中心に寄稿した本『ル・マン24時間2013』が発売になったからです。撮影した写真を見返してみたら、おもしろいのが残っていたので、ひとつふたつ……。

アウディR18 e-tronクワトロのエンジンルームです。3.7L・V6ディーゼルエンジンの、120度あるVバンク間にギャレット製可変容量ターボ(VGT)が載っていますが、エキゾーストマニフォールドが二股に分かれているのが確認できます。行き先はリヤフェンダー。

アッパーウィッシュボーンのリヤレッグ、CFRP製ギヤボックスケーシングのマウンティングポイントは上下に3段階で取り付け点を調節できるようになっています。ロワーウィッシュボーンのフロントレッグも同様。アンチリフト/スクワット特性を調整する目的でしょうか。

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こんな写真が撮れたのも、昨年のもどかしい反省から新兵器(大げさ)を投入したからです。相変わらずのコンデジ(一眼レフは持ち歩きたがらない派)ですが、光学ズームの倍率が高いモデルを投入しました。なんと30倍(35mm換算でワイド端24mm×30倍=720mm)。ソニーDSC-HX50V(右)。

ふだんはニコンのCOOLPIX P310(最新型はP330)を使っています。レンズの明るさ(F1.8)とワイドな撮影画角(35mm換算で24mm)が気に入っています。モーターショーの会場など、明るくなく、引きもあまりとれない場所で手持ち撮影するのに便利。

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公開車検場での撮影ですが、P310だとここまで寄るのも難しかったでしょう。撮影対象はLMP2カテゴリーの新型シャシー、ロータスT128です。

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ところがHX50Vだと、気になるところに寄れちゃったりします。アルミ合金削り出しの大柄なロッカーアームが確認できます。隠れて見えませんが、トーションバースプリングを採用したフロントと異なり、リヤはコイルスプリングを使っているよう。

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(クリックで拡大)

ワークスポルシェの911(991)です。プライベーターの911(997)とはラジエターの構成などが異なっています。

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フロントの大きな開口部から入れてボンネットフードから抜くのは、GTカーに一般的な構造ですね。

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