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横浜ゴム平塚製造所の歴史的建造物 [旅(国内)]

富士重工の群馬製作所本工場本館といい、今月は自動車関連企業の歴史的建造物づいています。うれしい限りです。今回お邪魔したのは横浜ゴム平塚製造所(神奈川県平塚市追分2-1)でした。

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1905年(明治38年)に設立された日本火薬製造(のちに日本爆発物製造に改称)・平塚製造所が1919年(大正8年)に日本海軍によって買収され、海軍火薬廠となり、1945年(昭和20年)に進駐軍によって接収。1950年(昭和25年)に横浜ゴムが払い下げを受け、現在に至ります。

取材を行った(テーマは歴史的建造物ではなく、タイヤです。念のため)のは、海軍火薬廠時代に建てられた建物(RC造)の一室。ファサードは左右対称。垂直線を強調した意匠を持っています。正面に立って、じっくり眺めたいですね(炎天下は避けたいです)。

背後に見える6階建ての建物は、「RADIC(ラディック)」の愛称を持つ研究開発センター(1991年オープン)です。こちらも内外に見どころあり。

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(写真:横浜ゴム)

隣接する八幡山公園には、平塚製造所にあった記念館(旧横浜ゴム平塚製造所記念館)が移築(横浜ゴムより平塚市へ無償贈与→2009年/平成21年移築完了〜一般公開)されています。日本爆発物製造時代の建物で、イギリス人支配人の執務室あるいは住居として1907年(明治40年)頃に建てられたそう。1911年(明治44年)に火災で焼失し、再建されたとも伝わります。

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大ざっぱに言って、木造洋館です。下見板張りのコロニアル建築ですね。国の登録有形文化財。

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海軍火薬廠時代は将校クラブとして、横浜ゴム時代は応接室や会議室として使用されたそう。

DSCN5267.JPG

入館無料なれど、気がついたらiPhoneのバッテリー残量が4%になっているなどの緊急事態発生のため、見学は次回チャンスに持ち越すことにしました(涙)。

http://www.facebook.com/serakota

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