フォーミュレックEF01

2011年のル・マン24時間レースでデモンストレーション走行するマシンは盛りだくさんですね。シングルシーター・フォーミュラEVのフォーミュレックEF01もそのひとつ（写真はすべてFormulec）



詳細不明ですが、パフォーマンスはF3相当だそう。0-100km/h加速は3秒、最高速度は250km/hとか。2012年からフォーミュレックEF01によるシリーズを立ち上げようと活動中です。プロジェクトを進めるフォーミュレック社の本拠地はフランス・パリ。



車両の開発・製造は、フランスの総合テクノロジー企業、セグラ・テクノロジーズ社の自動車部門、セグラ・マトラ・テクノロジーズが担当。リチウムイオンバッテリーはフランスのSAFT製（ルノーF1のバッテリーも同社製だったはず）。モーターはドイツのシーメンス製、2段ギヤボックスはヒューランド、タイヤはミシュラン、ホイールはOZ、オペレーションはフランスのART Grand Prix（FIA会長ジャン・トッドの息子、ニコラスが共同設立。ルイス・ハミルトンやニコ・ロズベルグらを輩出。ユーロF3時代に小林可夢偉が所属。エントラント名はASM Formula3）。開発にはメルセデスGPが関与したと発表されていますが、風洞を貸しただけかもしれません。技術的な関与は不明。

パワーパッケージは左右対称な設計のようです。モーターは2基搭載。



ステアリングホイールにブーストボタンが付いています。