オーナーズカスク [その他]
かれこれ1ヵ月ほども前の話ですが、ファッションデザイナーの菊池武夫氏とサントリー、雑誌Splend'z(学習研究社)がコラボしたイベントにお呼ばれしてきました。「オーナーズカスク」をテイスティングできるイベントです。
オーナーズカスクは、ウイスキー蒸留所の貯蔵庫に眠る多くの樽の中から、ブレンダーが厳選したモルト原酒を樽ごと販売〜瓶詰めするというもの。南青山にあるショップ「40CT&525」で、菊池氏が選んだシングルカスクウイスキーが振る舞われました。まろやかでした。仕事を終えて寝る前に一杯やるのにいい感じです。
http://www.suntory.co.jp/whisky/ownerscask/
ピーティーな風味が好きで、バーに立ち寄るとついついラフロイグ10年を注文してしまうのですが、マッカラン1976年(200本限定、18万円。まだ残っているでしょうか)や1946年(!)を味見させてくれるというので、テイスティングコーナーに突進しました。
サントリーのマッカラン担当者が説明してくれましたが、ウイスキーは「古ければいい」ものではないようですね。「1946」製造当時は第2次世界大戦の影響で石炭が不足していたため、麦芽の乾燥にピートが多く用いられたそうで、アイラモルトのようなピーティーな香りが鼻を突きます。でも、思ったほど重みがないような……。
それに比べると、「1976」は、「これはウマイなぁ」と思わずうなってしまう逸品でした。まぁ、「1976」をオーダーすることは(探し出すことも?)不可能と思われますので、今後はラフロイグ10年だけでなく、(手の届く範囲の)マッカランにも手を伸ばしてみようと思った次第です。というような体験ができただけでも収穫でしたね。
収穫といえば、アースカラーのホンダF1とラフロイグの意外な共通性も発見することができました。その話はまたいずれ。
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