1日で普段の1ヵ月分を走行

10月24日火曜日。東京・三田に用事があったので、東京タワーでも拝んで帰ろうと、JR田町駅に背を向けて桜田通りを北上しました。

赤羽橋で大江戸線に乗るつもりだったのですが、歩き足らず、そのまま一の橋まで歩きました。写真は一の橋交差点。首都高都心環状線とその外側に立つジュールA（鈴木エドワード設計。1991年）です。この建物のファサードは、首都高を走るクルマからの視線を意識しているというハナシ。確かに、首都高が覆い被さった交差点で見上げるには苦しいような……。

水曜日。気分転換で自転車に乗ったつもりが、なかなか気分が転換されず、思わぬ遠出になってしまいました。20インチの折りたたみ自転車はちょい乗り向きですね。復路はお尻が痛くて困りました。写真は仕事場から10kmほど離れた練馬区石神井台のとある場所。30年前とほとんど景色が変わっていないことに感激しました。

金曜日。砧公園でカメラマンと待ち合わせ。色づく葉に深まる秋を感じつつ東名高速を使って愛知県豊田市へ。

目的地はスーパーGTへの参戦でおなじみのサード（SARD）です。7月の十勝24時間レースで走ったレクサスGS450hを取材しました。突貫作業で作り上げた急造マシンとはいえ、トヨタが本格的にレーシングハイブリッドに取り組んだ記念すべき第1作。見応え十分でした。手作り感あふれるハイブリッド用バッテリーの冷却装置に苦心の跡が見えます。

来た道を後戻りするのはしゃくなので、復路は東名を使わず、東海環状道〜中央道というルートで帰りました。退屈しのぎになりましたが、かなり遠回りでした。結局この日1日で普段の1ヵ月分に相当する750kmを走行しました。