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トヨタTS050ハイブリッド搭載エンジンのプレチャンバーなど [モータースポーツ]

Xにポストした内容の再録です。

『オートスポーツ』最新号(No.1589)では、2016年から2020年までWECのLMP1クラスを走ったトヨタTS050ハイブリッドのエンジン(2.4L・V6直噴ツインターボ)について技術詳細を掲載しています。プレチャンバー(副室)を適用した燃焼室も公開。きれいな写真は誌面でご確認ください。

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プレチャンバー部のカットモデルです。よくあんな細い穴(矢印)から混合気が副室に入っていきますよね。実験前は開発技術者も疑心暗鬼だったそうですが、燃焼圧波形に衝撃を受けたと証言しています。

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チタン合金製のコンロッドはIHI断面(I〜H〜Iに断面形状が変化)が特徴的。ピストンはアルミ合金総削り出し。冠面に燃料噴射の痕跡が確認できます。

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カムシャフトの回転運動をバルブに伝えるフィンガーフォロワーに関する写真と記事も、オートスポーツNo.1589に掲載。スパのオー・ルージュで激しくボトミングした影響でコレが折れた理由についても解説しています。

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カムシャフトとクランクシャフト(シリンダーヘッドやブロックも)のきれいな写真と解説をオートスポーツNo.1589に掲載しています。丸棒くりぬき&カム側面肉抜きのカムシャフトに軽量化への強い執念が確認できます。

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https://twitter.com/serakota

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