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フロントモーターをほとんど発電に使うトヨタ・クラウンのデュアルブーストハイブリッドシステム [クルマ]

トヨタ・クラウンCROSSOVER RS“Advanced”の助手席に座ってディスプレイのエネルギーフローを眺めていたら、フロントユニット(1モーター+6速AT)のモーターは、ほとんど発電専用に使っていることがわかりました。

常時といっていいくらいの頻度でリヤモーターを駆動するためです。

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運転しながら確かめてみても、フロントモーターをアシストに使うのは、加速時のほんの一瞬(アシストしない場面もあり)であることが確認できました。

上り勾配で車速を維持するためにアクセルペダルを踏み増すシーンでは、比較的長くアシストします(ダウンシフトさせないため?)。

走行用と発電用のふたつのモーターを持つシリーズパラレルハイブリッドの、走行用モーターを独立させてリヤに配置したような構成と使い方です。

DualBoost_Figure.jpg

『博士のエンジン手帖』(↓)の取材で試乗車をシェアした際に確認。



クラウンCROSSOVER RS“Advanced”は、T24A-FTS型2.4L直列4気筒ターボとデュアルブーストハイブリッドシステムの組み合わせ。

IMG_8415.jpg

化粧カバーを取ってみると、こんなふう。

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バルクヘッド側(吸気前/排気後ろ)に豊田自動織機製のターボチャージャーの一部(コンプレッサー側)が見えます。

IMG_8411.jpg

デュアルブーストハイブリッドトランスミッション(フロントユニット)は、アイシンとデンソー、トヨタが合同で設立したBluE Nexus(ブルーイーネクサス)製。

IMG_5620_1.jpg

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