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ツーリングカーレース仕様のアキュラ・インテグラ・タイプS DE5 [モータースポーツ]

ホンダとアキュラの北米でのモータースポーツ部門であるHPD(Honda Performance Development)は8月15日、アキュラ・インテグラ・タイプSの競技専用車両を発表しました。

車名はそのまんまという感じですが、Acura Integra Type S DE5です。

Acura_Integra_Type-S_ext.jpg

SRO TCアメリカ・チャンピオンシップのTCXクラスへの参加資格は得られており、スポーツ・カー・チャンピオンシップ・カナダ(SCCC)については承認待ちだそう。

サイドビューで見ると、ベースとなっているホンダ・シビック・タイプR(FL5)との共通性が強く感じられます。

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2.0L直列4気筒ターボエンジンは360HP(日本仕様のFL5は330PSを発生)を発生。

圧縮比は11.0(FL5は9.8)。

HPD/HRCがモータースポーツ向けに開発。

切り替え可能な6種類のマップを設定。

ラジエーターやインタークーラーはHPD製。

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変速段が「6」であることに変わりはありませんが、トランスミッション自体は変更されています。

「ストレートカット・レーシングギヤ」ということですので、量産のような音に気を使ったヘリカルギヤ(はす歯歯車)ではなく、伝達効率を重視したスパーギヤ(平歯車)なのでしょう。

Acura_Integra_Type-S_PT.jpg

変速方法はベース車のマニュアルシフトから、パドル操作によるシーケンシャルシフトに変更されています。

DSCF0658.jpg

ステアリングホイールと、その奥にあるディスプレイも変更されています。

センターのボタンパネルにあるロータリースイッチで、シフトモードが変更可能。

DSCF0646.jpg

6ピストンのフロントブレーキキャリパーとディスクはAPレーシング製に換装。リヤブレーキユニットは純正のままです。

ツーリングカーにとって欠かせない装備のABSは、HPDチューンのコンチネンタル製を搭載。

カリフォルニア州オレンジに本拠を置く(アナハイムのエンゼル・スタジアムに歩いていけるくらい近いですね)Titan 7のForged S-7(18×10インチサイズ)を装着。

DSCF5821.jpg

公式紹介動画はこちら↓



https://www.facebook.com/serakota/

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