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GMA T.50のコスワース製V12エンジン [クルマ]

ゴードン・マレー・オートモーティブ(GMA)のハイパーカー、T.50は車両ミッドにコスワース製の3.9L・V型12気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

GMA_T50_ 0043.jpg

2020年8月発表時点のプレスリリースには、最高出力が663ps、最高回転数は12,100rpmと記されています。

T50_Engine_rear.jpg

Hパターンのシフトゲートを持つ6速トランスミッションはXトラック製。

T50_Engine_side.jpg

(ダリオ・フランキッティと)コスワースを訪れたマレーが、専用のV12エンジンを前に語る動画が公開されています。

詳細は動画をご覧いただくとして、動画内で語られた、あるいは確認できた、エンジンに関するエピソードをいくつか記しておきます。

・クランクシャフトの重量は13kg(エンジン単体の重量は178kg)。
・エンジンはひとりが140時間を費やして組み立て、ネームプレートがエンジンに張り付けられる。
・フィンガーフォロワーにGMAのロゴが入っている。
・カムシャフト端にねじり振動を抑えるハイドリーリックダンパーを搭載。
・カムシャフト駆動は(ベルトやチェーンではなく)ギヤ。12,000rpm以上回すため。
・油圧可変バルブタイミング機構を吸気/排気側に搭載。
・650馬力がターゲットだったが、実際には約670馬力を発生。
・マクラーレンF1に搭載したBMW製V12は12連スロットルだったが、管理が難しいので(3気筒ごとの)4スロットルにした。



豪華なエンジンです。

https://www.facebook.com/serakota/

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