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感激したレクサスLFAのエンジン [クルマ]

東京モーターショーにお出かけの際は、ぜひ西ホールにあるヤマハのブースをお訪ねください。トヨタ自動車とヤマハが共同開発したレクサスLFA用エンジン(量産モデル開発用プロトタイプ)は必見です。

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詳細は紙媒体できっちり報告したいと思いますが、このエンジン、レースエンジン屋が設計した量産エンジンです。無駄のないシンプルなエンジンで、美しい。

ちなみに上の写真で見えているのは左バンクで、エグゾーストマニフォールドの下部にサブのスカベンジポンプ(そう、ドライサンプです)とウォーターポンプが見えています。ニュルブルクリンク24時間レースを走った車両が展示してありましたが、テープパイプはユニークな3本。奇をてらったわけではなくて、低回転(最高回転数は9000rpmですが、低回転とは3000rpm未満)では下の1本のみから排気。高回転(3000rpm以上)ではメインマフラー内のバルブが開き、上の2本(左右がそれぞれのバンクの排気を吐出)から排気します。

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右バンクにはメインのスカベンジポンプとオイルポンプ(それぞれ、重心が車両中心寄りになるよう、エンジン後方に配置)がレイアウトされています。ステンレス製エグゾーストマニフォールドは等長。何気ない造型に見えますが、実に巧みなレイアウト。F1でおなじみの拡管(ステップエキマニ)も検討したそうですが、F1ほどの高回転ではないので効果が薄く(費用対効果のこともあり)、没になったそう。いやぁ、これだけでも欲しいですね。

エンジンの製造はヤマハが行います。排気系の製造は三五が担当。

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会場にはコクピットサウンドが体験できるコーナーもあります。必聴。

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