たばこスポンサーよ、さようなら [F1]
2006年F1シーズンの最終戦、ブラジルGPは、ミハエル・シューマッハにとって最後のレースですが、たばこスポンサーにとっても最後のレースです。「ラッキー・ストライク」ブランドでチームを支援(2005年まではチームを所有)してきたBAT(British American Tabacco)は、レースごとに小冊子を配布してきましたが、ブラジルGPエディションの裏表紙は各国語の「さようなら」で埋まっています。
ブラジルGPは現地に行かず、今シーズン2回目のテレビ観戦です。悪しからず、です。さて、2007年F1のルール変更(スポーティング・レギュレーションに関して)が明らかになりましたね。一部を抜き出して要約すると以下のとおり。
プラクティス
・金曜日のフリープラクティスはこれまでの60分×2から90分×2に変更。
・サードカーは廃止。
・サードドライバーを含めた3人のうち2人が2台のクルマを運転する(→レースドライバー+サードドライバーの組み合わせもあり)。
タイヤ
・ブリヂストン1社供給によるタイヤは、各イベントに2種類のスペックを用意。
・ドライタイヤの許容使用量は現行7セットから14セットに倍増。
・金曜日に使用できるタイヤは1ドライバーあたり最大4セット。
エンジン
・2レース1エンジンの規定が適用されるのはイベント2日目以降(→金曜日のプラクティスはルールに縛られず走り放題)。
セーフティカー
・セーフティカーが導入された際、隊列が整うまでピットに向かってはならない。
・セーフティカーが導入された際、周回遅れのクルマはセーフティカーを追い抜き、隊列の後ろにつかなければならない(→セーフティカーによる先導が解除された際、先頭と同一周回のクルマに周回遅れが挟まっていると、先頭/周回遅れ/2番手/3番手のような状況では、2番手のクルマが不利になるので)。
2007年はサンマリノGPがカレンダーから落ちることが正式に決まりました。第3戦バーレーン(4/15)から第4戦スペイン(5/13)までは4週間のインターバルが生まれます。また、中国GPと日本GPの日程が入れ替わり、日本GPは9月30日の開催になりました。
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