WEC LMP1-Hに参戦するトヨタ/アウディ/ポルシェの比較 [モータースポーツ]
アウディR18 e-tronクワトロ2014とポルシェ919ハイブリッドの2車比較は先日のエントリーで行っていますが、トヨタTS040ハイブリッドが出てきましたので、3車比較をしておきましょう。
まずはフロント。トヨタはすべてハイダウンフォース仕様の写真です。フロントまわりの造形が異なるロードラッグ仕様は過去エントリーをご参照ください。
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
アウディのフロントまわりは2013年型に比べると、だいぶ低くフラットです。つづいてリヤ。
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
トヨタTS040ハイブリッドのリヤフェンダーだけ際立って絞り込みが強く、ボリュームが小さいのがわかります。
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
アウディとポルシェのフロントフェンダー後方の処理は、新仕様が登場しています。詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-03-29
パワーユニットの構成も3車それぞれです。
トヨタTS040ハイブリッド
エンジン:3.7L・V8ガソリンPFI自然吸気
エンジン最高出力:382kW/520ps
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)
MGU-Kの最高出力:フロントとリヤ合わせて353kW/480ps
エネルギー貯蔵装置:キャパシタ
1周あたりのエネルギー放出量:6MJ
アウディR18 e-tronクワトロ2014
エンジン:4L・V6ディーゼルターボ
エンジン最高出力:395kW/537ps以上(最大トルク800Nm以上)
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)
MGU-Kの最高出力:フロント170kW/231ps以上
エネルギー貯蔵装置:電動フライホイール(容量600kJ以上)
1周あたりのエネルギー放出量:2MJ
※2014年4月8日更新(青字)
ポルシェ919ハイブリッド
エンジン:2L・V4ガソリン直噴ターボ
エンジン最高出力:370kW/500ps
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)+熱エネルギー回生システム(ERS-H)
MGU-Kの最高出力:フロント184kW/250ps
エネルギー貯蔵装置:リチウムイオン電池
1周あたりのエネルギー放出量:6MJ
当初、ERS-Hを積むとしていたアウディは搭載を諦めました。ポルシェは当初、8MJのエネルギー放出量を目指して開発していましたが、断念し、6MJに修正しています。走ってみなければわからないことがいろいろあるようです。
http://www.facebook.com/serakota
まずはフロント。トヨタはすべてハイダウンフォース仕様の写真です。フロントまわりの造形が異なるロードラッグ仕様は過去エントリーをご参照ください。
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-03-28
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
アウディのフロントまわりは2013年型に比べると、だいぶ低くフラットです。つづいてリヤ。
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
トヨタTS040ハイブリッドのリヤフェンダーだけ際立って絞り込みが強く、ボリュームが小さいのがわかります。
トヨタTS040ハイブリッド(ハイダウンフォース仕様)
アウディR18 e-tronクワトロ2014
ポルシェ919ハイブリッド
アウディとポルシェのフロントフェンダー後方の処理は、新仕様が登場しています。詳細はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-03-29
パワーユニットの構成も3車それぞれです。
トヨタTS040ハイブリッド
エンジン:3.7L・V8ガソリンPFI自然吸気
エンジン最高出力:382kW/520ps
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)
MGU-Kの最高出力:フロントとリヤ合わせて353kW/480ps
エネルギー貯蔵装置:キャパシタ
1周あたりのエネルギー放出量:6MJ
アウディR18 e-tronクワトロ2014
エンジン:4L・V6ディーゼルターボ
エンジン最高出力:395kW/537ps以上(最大トルク800Nm以上)
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)
MGU-Kの最高出力:フロント170kW/231ps以上
エネルギー貯蔵装置:電動フライホイール(容量600kJ以上)
1周あたりのエネルギー放出量:2MJ
※2014年4月8日更新(青字)
ポルシェ919ハイブリッド
エンジン:2L・V4ガソリン直噴ターボ
エンジン最高出力:370kW/500ps
エネルギー回生システム:運動エネルギー回生システム(ERS-K)+熱エネルギー回生システム(ERS-H)
MGU-Kの最高出力:フロント184kW/250ps
エネルギー貯蔵装置:リチウムイオン電池
1周あたりのエネルギー放出量:6MJ
当初、ERS-Hを積むとしていたアウディは搭載を諦めました。ポルシェは当初、8MJのエネルギー放出量を目指して開発していましたが、断念し、6MJに修正しています。走ってみなければわからないことがいろいろあるようです。
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本気のトヨタに注目です。今年はWEC全戦に二台体制で臨むとか。
昨年はアウディの独断場でしたが、今年はアウディを打倒してポルシェには勝たせないように活躍してほしい!
もちろんル・マンは勝ってその勢いでWRCにも復活して欲しいな~
by カーリー (2014-04-04 08:44)
復帰3年目でもっとも可能性を感じさせるシーズンだと思います。期待が高まりますね。
by 世良耕太 (2014-04-04 14:24)
世良さん、こんばんは。今年はクルマ自体はトヨタに期待が持てそうですね。馬力だけでは決まらないとはいえ、1000馬力というのはインパクトがあります。
ポルシェもエンジンがコンパクトな分、空力で攻めてきそうで興味があります。
アウディは熱回生を放棄したそうですが、計画変更を余儀なくされたという事であれば、今年は不利かも知れませんね。熱回生系統にトラブルが出たのか、デメリットが大きすぎたのか、いずれにせよ熱回生を諦めた理由が気になります。
by AUTOCAR読者 (2014-04-16 00:43)
いかに効率良くエネルギーを回生し、ため込んだエネルギーを効率良く使うか、に関しては、確かにトヨタのシステムが一歩ぬきんでているように感じます。アウディが熱エネルギー回生を放棄したのは、期待したほどのメリットを感じられなかったからのようです。
ル・マン前哨戦と位置づけていいWECシルバーストン戦の展開が楽しみですね。
by 世良耕太 (2014-04-16 09:43)