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TMG Sports 650のエンジンルーム [クルマ]

ナルド・テクニカル・センターのワークショップで待機するTMG Sports 650(650の数字は最高出力に由来)です。

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見どころ満載のエンジンルームを見てみましょう。サスペンション入力への対処やボディのスティフネス強化にまつわる細工も見られますが、眺めて飽きない景色。お化粧や飾りではなく、機能がカタチになっています。

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サージタンクや吸気ポート(短い)はアルミ削り出しです。超少量生産(現状は一品生産)が前提なので、型を起こして作るより、アルミのブロックから削り出したほうが安上がり。贅沢な作りには違いありませんが。

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大きく口を開けた2つのダクトが目を引きますが、これはウォーターラジエター(とA/Cコンデンサー)を通過した空気のアウトレットです。SUPER GTやFIA GT3など、ツーリングカーでは一般的なレイアウトで、ラジエター冷却風の通り道を独立させた構造。冷却効率向上が狙いで、TMG Sports 650の場合、エンジンのパフォーマンスを大幅に向上させたにもかかわらず、ラジエター本体はベース車両そのもので済んでいます。

ダクトはCFRP製ですが、電動ファンのサポート部品もCFRP製。こんなところも贅沢で、レーシングカーの製造設備一式をそろえた組織ならではの作り込みです。

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