TMG Sports 650@Nardo [クルマ]
イタリア南部までやってきたのは、ナルド・テクニカル・センター(略称はNTCで、どこかの研究所と同じ)を訪れるためでした。あちこちのメーカーがいろんなクルマを持ち込んでテストしているので、撮影はNGが基本。占有走行時間のコースと、関係者立ち会いのもとワークショップ(ガレージ)での撮影が例外として認められています。
2012年5月からはポルシェ・エンジニアリングの所有。愛想のいいセキュリティのおじさんは、「ポルシェの持ち物になってほっとしているよ。理由? マネー、マネー(親指と人差し指をこする仕草をしながら)」と話してくれました。
ところどころにサボテンが自生しているオリーブ畑の向こうにエントランスがあります。
取材対象はTMG Sports 650です。2012年12月のエッセン・モーターショーで公開されたコンセプトカーで、レクサスLS460がベース。設計・開発・製造それぞれにおいて、モータースポーツで培った技術ノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。トップスピードのターゲットは320km/h(なのは、300km/hでの巡航を保証するため。なので、アウトバーン250km/hは楽勝)。シミュレーションでは到達可能であることを確認しているものの、実走行で確認するために「320km/h以上出せる」テスト施設を訪れたのでした。
ナルドにはさまざまなテスト施設がありますが、円形(真円)コースは4レーン(1レーン4m)で構成されており、混走する場合に240km/hに速度が制限される(占有走行の場合無制限)もっとも外側のレーンは1周12.680km。鈴鹿の130R、富士の100R風に表現すると、全周にわたって2019Rです。路面にはゆるいカント(勾配)がついているので、240km/hで走っているぶんにはステアする必要はありません。
感覚的には240km/hが120km/hくらいな感じ、です。
走行前整備中の様子です。モータースポーツの経験が豊富なメカニックとエンジニアが帯同。ドイツ・ケルンから1900km自走。サポートカーだけでなく、TMG Sports 650も。
興味深い話や素材を提供いただいたので、いずれ誌面で。
http://www.facebook.com/serakota
2012年5月からはポルシェ・エンジニアリングの所有。愛想のいいセキュリティのおじさんは、「ポルシェの持ち物になってほっとしているよ。理由? マネー、マネー(親指と人差し指をこする仕草をしながら)」と話してくれました。
ところどころにサボテンが自生しているオリーブ畑の向こうにエントランスがあります。
取材対象はTMG Sports 650です。2012年12月のエッセン・モーターショーで公開されたコンセプトカーで、レクサスLS460がベース。設計・開発・製造それぞれにおいて、モータースポーツで培った技術ノウハウが惜しみなく注ぎ込まれています。トップスピードのターゲットは320km/h(なのは、300km/hでの巡航を保証するため。なので、アウトバーン250km/hは楽勝)。シミュレーションでは到達可能であることを確認しているものの、実走行で確認するために「320km/h以上出せる」テスト施設を訪れたのでした。
ナルドにはさまざまなテスト施設がありますが、円形(真円)コースは4レーン(1レーン4m)で構成されており、混走する場合に240km/hに速度が制限される(占有走行の場合無制限)もっとも外側のレーンは1周12.680km。鈴鹿の130R、富士の100R風に表現すると、全周にわたって2019Rです。路面にはゆるいカント(勾配)がついているので、240km/hで走っているぶんにはステアする必要はありません。
感覚的には240km/hが120km/hくらいな感じ、です。
走行前整備中の様子です。モータースポーツの経験が豊富なメカニックとエンジニアが帯同。ドイツ・ケルンから1900km自走。サポートカーだけでなく、TMG Sports 650も。
興味深い話や素材を提供いただいたので、いずれ誌面で。
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