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クライスラー・イプシロン [クルマ]

イタリアなどではランチア・イプシロンとして販売されていますが、日本ではクライスラー・イプシロンです。プラットフォームやパワートレーンはフィアット500をベースにしています。ややこしいです。

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ややこしいですが、ハードウェアの共通性やグループ内のブランド戦略に関心のない層が、広告やプロモーション活動や、口コミや街を走るこのクルマを偶然見かけて知り、「これ、いいね」と感じたとしたら、バックグラウンドは関係ないのかなと思ってみたり。生半可な知識があると、曇って見えたり濁ってみえたり、バイアスがかかったりしてしまいます。

知ってしまったことを知らないふりはできないので、ランチア・イプシロンのクライスラー版、中身はフィアット500として素直(?)に眺めてみましょう。カタチは兄貴分にあたるランチア・デルタの相似形。

デルタに関する過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-09-16

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ひとクセありますね。チラッと見ていったん視線をそらすんだけれども、気になってもう一度見てしまいたくなるようなカタチ。

室内は意外と(?)シックです。

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右ハンドル仕様なので、計器板の左側にある速度計が遠い。速度を頻繁にチェックする人(つまり筆者のような)は慣れるまでわずらわしさを覚えるかもしれません。

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フィアット500と違って後ろにも2枚ドアがついています。上着や荷物を放り込むには便利。大柄な人(つまり筆者のような)が前に座ると、後席の膝まわりは窮屈。頭上にも余裕はありません。購入を検討する際は要チェックです。

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体験しているのとそうでないのとではだいぶ印象違うだろうな、と推察するのは、マニュアルトランスミッション(5速MT)のクラッチ操作を自動化した(つまり2ペダル)AMT独特の乗り味。変速時にクセがあります(見た目のクセと違って、こっちは病みつきにはなりません。たぶん)。それに、2気筒(875ccターボ)エンジン特有の振動(とくに低回転域)。「2気筒でAMTだからこんなもんだよ」と思えるかどうかはやはり、乗って確かめたほうがいいでしょう。

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なんだかんだ書きましたが、カタチや雰囲気が気に入った時点で買い、だと思います。

http://www.facebook.com/serakota

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