【人テク2023】ムーグのE024シリーズサーボ弁 [F1]
『人とくるまのテクノロジー展 2023横浜』(5月24日〜26日、パシフィコ横浜、主催:公益社団法人 自動車技術会)は初日に訪れたものの、翌日からずっと富士スピードウェイに詰めていたもので、報告が遅くなりました。
初日も午後に3時間半ほど巡回しただけだったので、間違いなく見逃し多数(例年どおり?)。
今回の収穫はムーグ(Moog)でした。
聞けば初出展だそうで、数年来の念願が叶ったのだそう(出展希望者多数で競争率高いのです)。
『人とくるまのテクノロジー展 2023名古屋』(7月5日〜7日、Aichi Sky Expo)にも出展するそうですので、ぜひ。
ときどき、F1マシンのカウルの下を覗き込ませていただいている身としては、見覚えのあるブツが展示してありました。
油圧サーボ弁です。
Moog E024 Series Servo Valve
青いケーシング(チタン製)が目を引きます。
軽く(95g)、小さいのが特徴。
こちら(↓)は一般産業向けの30シリーズ。
185gです。
ケースはステンレススチール製。
一般産業向けとはいえ、航空宇宙の分野でも使われています。
Moog 30 Series Servo Valve
並べてみると、こんな感じ(↓)。
1個あたりの重量差は90gですが、10個使えば900gの違いになります。
なので、ゼロが1個違う値段であっても、軽さが命のF1ではE024シリーズ一択となるわけです。
クラッチやデフ、DRS、ギヤボックス、可変吸気システムなどの制御に使われています。
他にも、リニアパワーアシストステアリング(PAS)バルブなどが展示してありました。
「リニア〜」は油圧パワーステアリングに使われています。
こちらは参考出展のカプセルトイ。
E024シリーズを3Dプリンターで製作したそう。
奥は1/1スケール+マグネット、手前はミニチュアスケール+ストラップです。
めっちゃくちゃ物欲をそそりますね。
ムーグのE024シリーズバルブは、『ホンダF1のテクノロジー』のHydraulic Systemのページで確認することができます。
ウェイストゲートバルブやポップオフバルブ、インテークガイドベーンなど、パワーユニット(2021年のRA621Hの場合)の8つの機能を制御しています。
詳しくは誌面でご確認ください。
https://www.facebook.com/serakota/
初日も午後に3時間半ほど巡回しただけだったので、間違いなく見逃し多数(例年どおり?)。
今回の収穫はムーグ(Moog)でした。
聞けば初出展だそうで、数年来の念願が叶ったのだそう(出展希望者多数で競争率高いのです)。
『人とくるまのテクノロジー展 2023名古屋』(7月5日〜7日、Aichi Sky Expo)にも出展するそうですので、ぜひ。
ときどき、F1マシンのカウルの下を覗き込ませていただいている身としては、見覚えのあるブツが展示してありました。
油圧サーボ弁です。
Moog E024 Series Servo Valve
青いケーシング(チタン製)が目を引きます。
軽く(95g)、小さいのが特徴。
こちら(↓)は一般産業向けの30シリーズ。
185gです。
ケースはステンレススチール製。
一般産業向けとはいえ、航空宇宙の分野でも使われています。
Moog 30 Series Servo Valve
並べてみると、こんな感じ(↓)。
1個あたりの重量差は90gですが、10個使えば900gの違いになります。
なので、ゼロが1個違う値段であっても、軽さが命のF1ではE024シリーズ一択となるわけです。
クラッチやデフ、DRS、ギヤボックス、可変吸気システムなどの制御に使われています。
他にも、リニアパワーアシストステアリング(PAS)バルブなどが展示してありました。
「リニア〜」は油圧パワーステアリングに使われています。
こちらは参考出展のカプセルトイ。
E024シリーズを3Dプリンターで製作したそう。
奥は1/1スケール+マグネット、手前はミニチュアスケール+ストラップです。
めっちゃくちゃ物欲をそそりますね。
ムーグのE024シリーズバルブは、『ホンダF1のテクノロジー』のHydraulic Systemのページで確認することができます。
ウェイストゲートバルブやポップオフバルブ、インテークガイドベーンなど、パワーユニット(2021年のRA621Hの場合)の8つの機能を制御しています。
詳しくは誌面でご確認ください。
https://www.facebook.com/serakota/
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