SSブログ

【フォーミュラE】Gen3時代の競技規則 [モータースポーツ]

フォーミュラEは2023年1月14日のメキシコシティ戦からシーズン9が始まります。

全17戦で、最終戦は7月30日のロンドン。

シーズン9から、第3世代を意味する「Gen3」車両が導入されます。

Gen3_FrontAerial_Combo.jpg

過去の関連エントリーはこちら↓
フォーミュラE Gen3車両公開
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2022-04-29

Gen3車両の導入に合わせて、レースのフォーマットなどに関する競技規則(スポーティングレギュレーション)が変更されました。

主な変更点は下記のとおり。

・レースは「時間」ではなく「周回数」で規定
→これまで、レースは「45分+1周」で行われていましたが、シーズン9からは他の多くのスプリントレースと同じように「周回数」で規定されます。

セーフティカーやフルコースイエロー(FCY)が導入された場合は、周回数が延長されます。

・アタックチャージの導入
→シーズン9の途中で(試験的に?)、いくつかのレースで「アタックチャージ」が導入されます。

戦略的技術パートナーと共同で、30秒間で4kWhの電力量を受け入れることができるバッテリーを開発。アタックチャージ中の充電は600kW(!)の出力を持つブースター(急速充電器でしょうか)によって行います。

レース中の決められた期間内にアタックチャージのためのピットストップを義務付け、レースの後半にアタックモードを2回使えるようにします。

アタックモードの間、Gen3車両の最高出力は300kWから350kWに向上。

アタックチャージが適用されないレースでは、従来のアタックモード(コースの特定のゾーンを通過すると、一定期間ブーストが可能になる)が適用されます。

また、ファン投票による上位のドライバーにエクストラのブースト機会を与える「ファンブースト」は廃止されます。

・ルーキードライバーの起用義務付け
→すべてのチームはシーズン中に少なくとも2回、フォーミュラE参戦経験のないドライバーをフリープラクティス1で起用しなければならない決まりが導入されます。

ドライバーラインアップの活性化を図るのが狙い。

Gen3_FrontRight34_Combo.jpg

新しいルールがどのように機能するのか、楽しみですね。

https://www.facebook.com/serakota/

nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント