ル・マン24時間のエントリーリスト発表/ポルシェは2L・V4直噴ターボを搭載 [モータースポーツ]
WEC(世界耐久選手権)はF1と同様、2014年にレギュレーションが大きく変わります。そのWECの一戦にして最大のイベントである「ル・マン24時間」のエントリーリストが発表になりました。新しいロゴも発表。
LMP1はワークスが属する「LMP1-H」とプライベーターが対象の「LMP-L」に細分化されました。「H」はHybrid(ハイブリッド)の意味。「L」はLight(軽量)を意味します。
LMP1-Hにエントリーしている自動車メーカーは3社7台です。アウディは3台のR18 e-tronクワトロを投入。トヨタはTS040ハイブリッドを2台、ポルシェは919ハイブリッドを2台投入します。
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LMP1-Hはハイブリッドシステムの搭載が義務付け。LMP1-Lにハイブリッド化の必要はなく、LMP1-Hより20kg軽い850kgの車体で戦うことができ、使用できる燃料の量も緩和されます。
オレカが新開発したクローズドボディの車体に、トヨタのカスタマーエンジンを載せるリベリオンが2台エントリー。昨年はLMP2で出走したロータスがLMP1に鞍替えして1台をエントリー。エンジンはAER(Advanced Engine Research)製。
ポルシェはエントリーリスト発表のタイミングに合わせて、搭載するエンジンが「V4」であることを明かしました。バンク角が気になりますが、まさか180度? 運動エネルギー回生システムに加えて熱エネルギー回生システムも搭載(アウディも同様)。フロントのモーターは1基。バッテリーは918スパイダーと同じA123システムズ製。シェフラー・グループと公式パートナーの長期契約を結んだことも発表しました。
LMP2では、なんといっても童夢ストラッカS103・日産(ミシュラン)のエントリーが際立ちます。「リジェ」はOAK製の新型クローズド車両で復帰。こちらも楽しみです。
LM GTE Proは先にデイトナ24時間でレビューを果たした新型コルベットの登場がニュースでしょう。
コルベットC7の過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-01-15
(クリックで拡大)
2015年のLMP1復帰を表明した日産が、「ガレージ56」枠に送り込む ZEOD RCも見逃せません。
過去エントリーの一部↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-01-27
盛りだくさんですね。
http://www.facebook.com/serakota
LMP1はワークスが属する「LMP1-H」とプライベーターが対象の「LMP-L」に細分化されました。「H」はHybrid(ハイブリッド)の意味。「L」はLight(軽量)を意味します。
LMP1-Hにエントリーしている自動車メーカーは3社7台です。アウディは3台のR18 e-tronクワトロを投入。トヨタはTS040ハイブリッドを2台、ポルシェは919ハイブリッドを2台投入します。
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LMP1-Hはハイブリッドシステムの搭載が義務付け。LMP1-Lにハイブリッド化の必要はなく、LMP1-Hより20kg軽い850kgの車体で戦うことができ、使用できる燃料の量も緩和されます。
オレカが新開発したクローズドボディの車体に、トヨタのカスタマーエンジンを載せるリベリオンが2台エントリー。昨年はLMP2で出走したロータスがLMP1に鞍替えして1台をエントリー。エンジンはAER(Advanced Engine Research)製。
ポルシェはエントリーリスト発表のタイミングに合わせて、搭載するエンジンが「V4」であることを明かしました。バンク角が気になりますが、まさか180度? 運動エネルギー回生システムに加えて熱エネルギー回生システムも搭載(アウディも同様)。フロントのモーターは1基。バッテリーは918スパイダーと同じA123システムズ製。シェフラー・グループと公式パートナーの長期契約を結んだことも発表しました。
LMP2では、なんといっても童夢ストラッカS103・日産(ミシュラン)のエントリーが際立ちます。「リジェ」はOAK製の新型クローズド車両で復帰。こちらも楽しみです。
LM GTE Proは先にデイトナ24時間でレビューを果たした新型コルベットの登場がニュースでしょう。
コルベットC7の過去エントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-01-15
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2015年のLMP1復帰を表明した日産が、「ガレージ56」枠に送り込む ZEOD RCも見逃せません。
過去エントリーの一部↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2014-01-27
盛りだくさんですね。
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世良さん、こんばんは。V型エンジン特集、さっそく入手しました。楽しく読んでいます。
C7コルベット初めて見ましたが、ヘッドライトの形でC6とずいぶん印象が変わりましたね。
LMPでは、童夢以外はあまり攻めていない感じを受けますが、何か狙いがあるのでしょうか?
そして、ポルシェが得意なボクサーでもなく、V6やV8でもなくV4を選んだ理由も気になります!
今シーズンも楽しみです。
by AUTOCAR読者 (2014-03-01 18:57)
お買い求めいただき、ありがとうございます。LMP2はコストの制約があるので、なかなか攻めづらいようですね。コンストラクターとして攻めてしまうと、儲けが出ませんし、補修費を出すのはチームですので、やはり攻めた設計は難しいようです。
ポルシェが直4ではなくV4を選択したのは、ストレスマウントを考慮したからのようです。直4だとサポート材などが必要になり、重くなるので。このあたり、深く探っていこうを思います。
by 世良耕太 (2014-03-02 05:14)
ははあ~なるほど。そういう事情があるのですね。ではそのうち、ルマンのイメージを生かしたV4ポルシェが市販される可能性も!?ないかな・・・
by AUTOCAR読者 (2014-03-02 15:48)
何らかのフィードバックを期待したくなりますね。
by 世良耕太 (2014-03-02 21:16)