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フォードのブース@ジュネーブモーターショー [クルマ]

フォードのブースが楽しめたのには2つ理由があります。1つは1L・3気筒直噴ターボを搭載したフォーミュラ・フォードの公道仕様が見られたこと。このエンジンです。

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フォードはガソリン直噴ターボエンジンを「エコブースト」と名付けて展開していますが、1L・3気筒はその最小ユニット。フィエスタやフォーカスに加え、モンデオにも搭載すると宣言しています。VWがパサートに1.4L・直4を載せていますが、それで驚いている場合ではありませんね(写真はフォーカス)。

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ロードゴーイングバージョンに仕立て直したため、前後フェンダーや灯火類が追加されています。なんだか滑稽なたたずまい。でも、速い。

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ニュルブルクリンク北コースを7分22秒で走り、1Lクラスの記録を樹立したのだとか。あれ? 日産GT-Rが何分でしたっけ? 会場の説明パネルには最高出力は205馬力と書いてありましたが、説明してくれた女性スタッフは「600ps」と言っていました(言い間違い?)。車重は515kgです。

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フォードのブースでもうひとつ目を引いたのはこれです。はやりの3Dプリンター。

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エンジン開発スタッフがひとり1台の割合で持っているそう。「コンポーネントを試作するのに従来は数週間単位でリードタイムが必要だったところ、数時間に短縮された」と、やはり女性スタッフが説明してくれました。

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「実演しているから見て行きなさい」と案内されたので機械をじっと見つめると、細いノズルの先からやわらかくなった樹脂が板の上に降りてきて形を作り始めます。ところがどうも様子が変で、できそこないのモンブラン(ケーキのほう)のような、糸が絡まった形が育っていきます。「何これ?」と言ったところ、女性スタッフは慌てた様子で、「それ見ないで。そのかわりこれあげましょう」と、3Dプリンターで製作したC-MAX(?)のミニチュアモデルをくれました。

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溶けた樹脂にレーザーを照射して硬化させる装置(F1でラピッドプロトタイピングと言っているような)を想像していたのですが、違うのですね。しかし、どうみてもあれ、モンブランでした。

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