シュコダ・オクタビア・ハッチ1.6TDI

イギリス滞在中600kmの相棒は、シュコダ・オクタビア・ハッチでした。VWグループのゴルフ（IV〜VI）やアウディA3などとプラットフォームを共有する横置きエンジン搭載車両です。スリーサイズは4569×1769×1462mm、ホイールベースは2578mm。車重は1315kg。



ヒースロー空港のEuropcarで借りました。同じクラスに属するクルマなら、どれを選んでもいい方式。見慣れないクルマが並んでいます。ディーゼルに乗りたかったので、バッジを確認し、オクタビアをチョイス。シュコダはチェコのブランドですが、VWグループの一員であることをあらかじめ知っていたこともあり、「らしさ」を感じるのは難しいですね。



中国人が多く借りるのでしょう（そして、間違えてガソリンを入れるのでしょう）。



4ドアセダンのような格好をしていますが、その実5ドアハッチバックです。



大きな荷物をたくさん積むようなときは出し入れが便利。容量もたっぷり。



1.6L・直4ディーゼル（105PS/4400rpm、250Nm/1500-2500rpm）を搭載。



2.0L・直4ディーゼル搭載車は6速MTとの組み合わせですが、1.6Lは5速MTとの組み合わせ。100km/h走行時のエンジン回転数は1700rpm付近でした。レスポンスも力の沸き上がりかたも絶妙で、運転していて楽しい。

イギリスの一般道はパッチを当てたような、というより補修跡や経年劣化による変形の集積で成り立っているような不整路面の連続で（つまり、うねうねガタガタ）、そこで制限速度が50mph（80km/h）だったり60mph（96km/h）だったりします。そんな状況だと、足腰と操舵系がしっかり、かつ柔軟でないと、走れたものではない。オクタビアは路面の状況に過敏に反応するでもなく、適度にいなしながら走ってくれたので、とてもラクでした。



平均燃費がmpg表示なので、いいのか悪いのか瞬間的には飲み込めないのが難。あるとき60.9mpgを記録しましたが、換算してみると21.6km/L（平均速度56km/h時）で、なかなかいい。1タンクで1000kmは問題なく走れそうでした。



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