イギリスの田舎の宿

取材先を訪ねるのに便利なのと、大きな街の立派なホテルに泊まる予算がないので田舎町の街道沿いにある1605年創業のホテルに泊まっています。ホームページで見た写真とずいぶん違わないか？ という経験はこれまでさんざんしてきましたが、過去の教訓を生かすことなく、新たな経験を積み重ねました。



写真で見ると、いかにも風情がありそうです。床の高さが異なる複数の建物をいくつもつないだ構成で、内部は迷路状態。平面がどうなっているのか皆目見当がつきません。いちおう説明しておくと、廊下は傾いていて、歩くとミシミシ音がし、なんだか表現しようのないニオイがします。



ちゃんとお湯が出るかどうか心配でしたが、出ました。そのかわり、Wi-Fiは使えたり使えなかったり。使えてもすごく遅かったり。



注意書きが多いです。エマージェンシーサービスに電話をした際の受け答えが丁寧に書いてあります。



シャワーカーテンは浴槽の中に入れて使ってくれと書いてありますが、そもそもシャワーカーテンついていないし。



バスルームのドアには、内側からロックしたドアを解除するにはハンドルをしっかり回すよう書いてあります。それはいいのですが、外から開けるにはコインを用いるか、先の平たいものを鍵穴に差し込み〜と説明してあり、過去に問題が多発したことをうかがわせます。ドアノブを見たら、鍵穴ボロボロでした。ドアノブの上はあて板してあるし（内側から突き破った跡？）。



クリスマスの予約始まっています。イギリス人はこういう宿がいいのでしょうか。



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