SSブログ

日産自動車、レッドブル・レーシングとのパートナーシップを拡大 [F1]

昨年は「インフィニティ」とレッドブル・レーシングが「2012年までマーケティング&技術協力契約を結ぶ」と発表していましたが、パートナーシップ拡大をアナウンスするリリースの主語は「日産自動車」に変わっていました。要するに、ルノー・日産(日産ブランド+インフィニティ・ブランド)アライアンスがレッドブル・レーシングとパートナーシップを結んでいる、と理解すればいいよう。ここで言う「日産」はヨーロッパ日産を指します。

RedBull_Infiniti_blog.jpg
(写真:Nissan)

「ルノー」がチームにF1エンジンを供給する一方で、「インフィニティ」がドライバーにサーキット〜ホテル往復用の乗用車を提供する関係に変わりはありません。S.ベッテルにはインフィニティFX50S(日本未導入)が提供され、M.ウェバーとリザーブドライバーのS.ブエミにはインフィニティM37S(日本名:フーガ)が提供されます。

ベッテルがドライブするのは、2011年のフランクフルトショーで発表されたFXセバスチャン・ベッテル・バージョンではないのでしょうか。

過去エントリー↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04

下の写真は3L・V6ディーゼルを積んだFX30d GTプレミアム。FX50 Sプレミアムのイギリスでの価格は58,250ポンド(約740万円)。

FX_30d_GT_Premium_MY12_blog.jpg
(写真:Infiniti)

2010年モデルの写真ですが、M37Sはこちら。

M37s_MY10_EXT_007_blog.jpg
(写真:Infiniti)

今年は「日産」のLCV(Light Commercial Vehicle:小型商用車)事業本部が、チームに30台以上の車両を提供することになりました。これがパートナーシップ拡大の内容。NV200は日本でもおなじみ(日本名:NV200バネット)ですが、NV400は日本未導入。

images\84781_1_5_blog.jpg
(写真:Nissan)

ルノー・マスターの日産版、NV400は2011年にデビューしたばかり。押し出しの強いアピアランスは日産デザインヨーロッパ(チーフデザイナーは日本人)、エンジニアリング面は日産テクニカルセンターヨーロッパが担当。マスターよりも押し出しの強いルックスです。

images\84793_1_5_blog.jpg
(写真:Nissan)

エンジンはルノー製の2.3L・直4ディーゼル1機種のみで、ターボの仕様違いなどで3種類のバリエーション(100HP/285Nm、125HP/310Nm、150HP/350Nm)を生んでいます。興味深いのはエンジン横置きのFWDバージョンと縦置きのRWDバージョンがあること。全長/積載容量も5048mm/8m2から6848mm/17m2)まで5種類そろえています。

images\84814_1_5_blog.jpg
(写真:Nissan)

いけません、NV400が妙に気になって仕方ない……。

http://www.facebook.com/serakota

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント