日産リーフNISMO RC

気になっていたクルマを間近に見る機会がありました。リーフNISMO RCの背後が雨模様となっておりますが、撮影したのは台風直撃日です（＠追浜GRANDRIVE）。佇まいはレーシングカーそのもの。車高の低さが印象的。造形が至ってシンプルなのがいいですね。「写真で見るよりずっといいな」が第一印象。



カウルを外してもらいました。初期モデルはフロントエンドにインバーター冷却用のラジエターを搭載していましたが、最新版はリヤに搭載。フロント置きだとバッテリー交換の際にラインの脱着を行わなければならず面倒だし、軽量化にもつながるしでリヤに移設したそう。フロントは衝撃吸収構造体として、設計しなおす予定。




ちょこっと運転させていただきました。「うまく発進できるだろうか」という不安を抱かずに済むのはいいですね。当然2ペダル。量産リーフと同じです。内燃機関を積んだレース車両だと、暖機の音でビビってしまいそうですが、リーフNISMO RCならそんな心配も要りません。

しかし、尻や腰、ステアリングホイールを握った手に伝わる感触はダイレクト。アクセルペダルの踏み込み量と加速の関係もダイレクトで、気分は盛り上がります。加速／車速と連動して高まるインバーターの電磁音（当然、背後から響きます）も気分をもり立てる効果大。



ひょっとすると、カーボンモノコックボディのクルマを動かしたの初めてかな？　リバースは誤動作を防ぐため、赤いケースを手前に倒して中のスイッチを倒し、シフトポジション選択のスイッチを倒す三段構え。JTEKT製EPS（電動パワーステアリング）は車速感応型。前輪荷重小さいので、アシスト弱めです。