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甲府プチ建築散歩 [旅(国内)]

従兄弟の結婚披露宴に出席するため、山梨県甲府市に向かいました。遅れては一大事なので早めに出たのですが、中央道が予想外に空いていて余裕たっぷりで到着(「高速料金1000円」を初体験)。寸暇を惜しんで建築散歩を実施。

甲府市の南側に位置する身延線・南甲府駅(1928年)です。ローカルなニオイがぷんぷん漂っていますが、建物は立派。

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装飾は控え目ですが、そこはかとなく「幾何学」を感じます。ということで、強く引かれます。

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甲府市の北側に位置する武田神社へ。

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甲府盆地を見下ろす絶景。

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武田神社に向かった最大の目的は、境内に移築された明治初期の擬洋風建築「藤村記念館」(旧睦沢学校/1875年)を訪ねることだったのですが、あいにく(再開発中の)甲府駅北口に移転するための工事中でした。よく調べてから行くものですね。開館は2010年の予定だそう。

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開宴時刻が迫ったのでホテルへ。クルマを駐車場に収めて振り返ると、気になる物件が目を射ました。1日眺めても飽きない風景です(そうは問屋が卸しませんが)。

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コーナーのアールに弱い自分を再認識。仕事場に戻って『建築家山田守作品集』(東海大学出版会)を開いたら載っていました。旧甲府郵便局・電話局(1931年)です(現甲府市役所南庁舎)。竣工当時の写真を見ると、下階と上階の分節構造は当時のままですが、コーナー部に出入り口があったことが分かります。

甲府、まだまだ攻めたりません。再訪必須ですね。
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