交通違反の罰金を支払う:イタリア・モンツァ編 [旅(海外)]
役に立つかどうかわかりませんが、モンツァ(イタリア)で知らず知らず交通違反を犯し、日本に戻ってから違反通知を受け取ってどうしたものやら……と戸惑っている方のために体験談を記しておきます。
日本で通知(国際郵便)を受け取ったのは2017年11月7日でした。「4月1日に駐車違反を犯しているので罰金を払え」という旨が記してあります。
そういえば、レンタカー会社(Avis)から
「罰金について警察から別途通知が届く」
「その件に関してやりとりした際の事務手数料を請求するのでよろしく(42.7ユーロ)」
「当局(警察)とのやりとりはあなたが直接やってね。ウチは手助けできないから」
という内容の手紙(5月25日付け)を受け取っていました。
当時は「セーフ」だと思ったのに、やっぱりダメだったのですね。しっかりチェックされていたわけです。
当時のエントリー↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-04-10
で、モンツァの警察から送られてきた書類の裏面を見てみるに、66.51ユーロから172.81ユーロまで罰金が3種類書いてあります。「この通知から5日以内に支払うなら30%減額」で66.51ユーロ。「6日から60日」なら90.81ユーロ、それを過ぎると172.81ユーロだと記してあります。
投函したのが11月2日とあるので、この日を起点とすると、書類を受け取った時点で5日が経過、翌日支払い手続きを行ったとしても「6日から60日」にあてはまることになります。
書類には振込先口座の情報が書いてありましたが、下の方を見ると、ウェブサイトで詳しい情報を見ることができる旨が記してあり、そのためのIDコードが印刷してあります。
でも、肝心のアドレスが書いてありません(涙)。サイト上で支払い手続きを済ませられると楽なんですが……。
こうなったら直接当局に確かめるしかありません。書類に記してあるアドレス(赤い矢印の先)を頼りに、「これこれこういう手紙を受け取りました。オンラインで支払いたいのでアドレス教えてください。記載されていなかったので」という内容のメールを送りました。
翌日、「ハロー」で始まるフレンドリーな返信が届きました。
「残念だけどオンラインでの支払いはできない」
「ワイヤートランスファー(電信)で、銀行振り込みしてもらうしかない」
「小切手は受け付けない」
旨が記してありました。面倒ですが仕方ありません。で、あとは金額です。「66.51ユーロなの? 90.81ユーロなの? それとも172.81ユーロ?」と問い合わせたところ、
「ハロー。減額した金額でいいよ」
と名前を名乗らない誰かは返事を寄こしてくれます(名を名乗りなさい)。66.51ユーロです。
郵便局に行って送金手続きをしました。が、「XXXで終わるBICコードが間違って記載されており、送金できません」と、郵便局の人が言います。また、メールで問い合わせです。「BICコードが間違っているみたいだけど」と。
「ハロー。ごめんね、間違ってた。正しいコードはこれだから」
と返信が来ました。と、(たぶん)警察の人(なのか、本当に?)は返信してきました。
正しい(はずの)コードを持って再び郵便局へ(行ったのは家人です。すみませんね、何度も)。これでひと段落と思ったのも束の間、郵便局から電話があり、「送金できませんが……」と伝えてきます。
また、名前を名乗らないモンツァ警察の人にメールを打ちます。「ハロー。コレとコレも試して」と返信が来ます。「コレとコレも試してって言ってますけど」と郵便局に伝えます。
その後、郵便局からもモンツァ警察からも連絡は来なくなりました。全部で10日くらい費やしましたかね。送金手数料の2500円をふくめ、しめて1万1455円でした。
イタリアで路駐する際は(路駐するしかない状況多いですし)、禁止区域かそうでないか、よく確認しましょう。曜日や時間帯でNGな場合もありますので。
http://www.facebook.com/serakota
日本で通知(国際郵便)を受け取ったのは2017年11月7日でした。「4月1日に駐車違反を犯しているので罰金を払え」という旨が記してあります。
そういえば、レンタカー会社(Avis)から
「罰金について警察から別途通知が届く」
「その件に関してやりとりした際の事務手数料を請求するのでよろしく(42.7ユーロ)」
「当局(警察)とのやりとりはあなたが直接やってね。ウチは手助けできないから」
という内容の手紙(5月25日付け)を受け取っていました。
当時は「セーフ」だと思ったのに、やっぱりダメだったのですね。しっかりチェックされていたわけです。
当時のエントリー↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2017-04-10
で、モンツァの警察から送られてきた書類の裏面を見てみるに、66.51ユーロから172.81ユーロまで罰金が3種類書いてあります。「この通知から5日以内に支払うなら30%減額」で66.51ユーロ。「6日から60日」なら90.81ユーロ、それを過ぎると172.81ユーロだと記してあります。
投函したのが11月2日とあるので、この日を起点とすると、書類を受け取った時点で5日が経過、翌日支払い手続きを行ったとしても「6日から60日」にあてはまることになります。
書類には振込先口座の情報が書いてありましたが、下の方を見ると、ウェブサイトで詳しい情報を見ることができる旨が記してあり、そのためのIDコードが印刷してあります。
でも、肝心のアドレスが書いてありません(涙)。サイト上で支払い手続きを済ませられると楽なんですが……。
こうなったら直接当局に確かめるしかありません。書類に記してあるアドレス(赤い矢印の先)を頼りに、「これこれこういう手紙を受け取りました。オンラインで支払いたいのでアドレス教えてください。記載されていなかったので」という内容のメールを送りました。
翌日、「ハロー」で始まるフレンドリーな返信が届きました。
「残念だけどオンラインでの支払いはできない」
「ワイヤートランスファー(電信)で、銀行振り込みしてもらうしかない」
「小切手は受け付けない」
旨が記してありました。面倒ですが仕方ありません。で、あとは金額です。「66.51ユーロなの? 90.81ユーロなの? それとも172.81ユーロ?」と問い合わせたところ、
「ハロー。減額した金額でいいよ」
と名前を名乗らない誰かは返事を寄こしてくれます(名を名乗りなさい)。66.51ユーロです。
郵便局に行って送金手続きをしました。が、「XXXで終わるBICコードが間違って記載されており、送金できません」と、郵便局の人が言います。また、メールで問い合わせです。「BICコードが間違っているみたいだけど」と。
「ハロー。ごめんね、間違ってた。正しいコードはこれだから」
と返信が来ました。と、(たぶん)警察の人(なのか、本当に?)は返信してきました。
正しい(はずの)コードを持って再び郵便局へ(行ったのは家人です。すみませんね、何度も)。これでひと段落と思ったのも束の間、郵便局から電話があり、「送金できませんが……」と伝えてきます。
また、名前を名乗らないモンツァ警察の人にメールを打ちます。「ハロー。コレとコレも試して」と返信が来ます。「コレとコレも試してって言ってますけど」と郵便局に伝えます。
その後、郵便局からもモンツァ警察からも連絡は来なくなりました。全部で10日くらい費やしましたかね。送金手数料の2500円をふくめ、しめて1万1455円でした。
イタリアで路駐する際は(路駐するしかない状況多いですし)、禁止区域かそうでないか、よく確認しましょう。曜日や時間帯でNGな場合もありますので。
http://www.facebook.com/serakota
はじめまして。
私も1年前にイタリアでレンタカーを借りた際、
ミラノ市内を走る際は支払わなければならない通行税を払っていませんでして、
つい最近イタリア警察より同じような罰金支払いの手紙が来ました。
罰金は10ユーロばかり高いです。
街中を走行している際に取られた写真まで添付してあり
言い逃れできない状況です。
違った点は、クレジットカード払いが出来るようになっており、早々に30%オフの金額を払った次第です。
日本の警察も同じようなことを外国人にもしているのでしょうかね。
by kujirama (2018-09-21 09:14)
クレジットカード払いができるのは楽ですね(フランスでもドイツでもオーストラリアでもできたのですが)。だからといって、通知が届いたときのショックは軽減されませんが……。
by 世良耕太 (2018-09-22 15:17)