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アウディR18 e-tron quattro 2013年仕様の特徴 [モータースポーツ]

完全に備忘録的なまとめです。アウディR18 e-tron quattroの2013年仕様は2012年仕様の発展版で、120度のバンク角を持つ3.7L・V6ディーゼルターボに、WHP製電動フライホイールをエネルギー貯蔵装置に利用したハイブリッドシステムを組んだ構成。ボッシュ製MGU2基を一体化したユニットを前車軸上に搭載し、前輪でエネルギー回生/力行を行います。

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外観から行きましょう。2012年のトヨタTS030ハイブリッドが始めたリヤフェンダー上のウィングレット(フェンダー後方でタイヤを隠すルーバーの一部という解釈)が目を引きます。

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R18 e-tron quattroはもともとフロアに限ってはリヤのオーバーハングを規定(750mm)いっぱい使っていません。ル・マンを重視してドラッグ低減を追求した結果でしょう。でも、その他のサーキットではダウンフォースが欲しいので、トヨタに追随して、実質的にリヤウィングとして機能するボディワークを追加したのでしょう(真似するのはイヤでしょうけど)。

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その他、空力上の大がかりな変更はフロントフェンダー後部です。

2012年
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2013年
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フェンダー後部とターニングベーンの形状が変わっています。よりダイナミックな造形になっています。ホイールハウスのベンチレーションと後方の気流制御を改善するのが目的だそう。

2012年
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2013年
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外から見える部分をつづけましょう。吸気リストリクターは径の縮小が求められ、2012年の45.8mm径から45.1mm径へと、0.7mm小径になっています。この結果、出力は15kW(約20hp)ダウン。375kW(510hp)だった最高出力は、360kW(490hp)になっています。850Nm以上の最大トルク値に変更はありません。2012年仕様と同じドラッグ値では最高速が落ちてしまうので、リカバリーする策を打っていることでしょう。

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2012年仕様はリヤビューカメラを備えていましたが、2013年仕様は後方に加え、フロント側方用のカメラを追加しました。Aピラーの死角を解消するのが狙い。ルーフのカメラが捉えた映像は、Aピラー内側に設置した有機ELディスプレイ(バックライトが要らず低消費電力)に表示される仕組み。

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前車軸上に搭載するMGUの形態に変わりはありませんが(写真は2012年仕様)、最高出力はシステム全体の効率向上によって各5kW引き上げられ、75kW×2から80kW以上×2(218hp以上)になっています。ブレーキング間で放出できるエネルギー量を500kJとする規則に変更はないので、最高出力で放出できる時間は、従来の3.3秒から3.1秒へと短くなります。

ちなみにトヨタTS030が積むリヤMGUの最高出力は220kW。MGUをフロントに積んで力行する場合(結果的に4WDになるので)、120km/h以上にならないと作動させられない規則に変更はありません。

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