【人テク2024】NIPPOの低μタイル - 圧雪路面の再現は難しい? [クルマ]
散発的で恐縮です。今回は路面のスペシャリスト、NIPPO(ニッポ)のブースから。
自動車メーカーや部品メーカーのテストコースの路面づくりを行っています。
鈴鹿サーキットの「NIPPOコーナー」(逆バンクのつぎ)でもおなじみですね。
富士スピードウェイやモビリティリゾートもてぎのレーシングコース建設にも携わっています。
人テク展では、テストコースの低μ路(テイ・ミュー・ロ)に敷く低μタイルが展示されていました。
「300」や「500」などの数字はμ(ミュー:路面抵抗)を表しています。
300はμ=0.3、500は0.5相当です。
タイルの上に水を撒くと、0.3だったり、0.5だったりのμになります。
氷雪路相当の100(0.1)や150(0.15)の表面は、浴室タイルのようにツルツルです。
溝や突起はμを調節するため。
引き合いが多いのは、圧雪路相当の350(μ=0.35)だそう。
ツルツルではなく適度なμを必要とするので、つくりが難しいのだそう。
国内自動車メーカー、部品メーカーの採用例多し、だそうです。
低μ路に水を撒くノズルも手がけています。
あまり高く飛ぶとフロントガラスに当たって視界を遮ってしまうので、低く、(μが安定するよう)まんべんなく飛ばすのがポイント。
話の奥が深いです。
自動車メーカーや部品メーカーのテストコースの路面づくりを行っています。
鈴鹿サーキットの「NIPPOコーナー」(逆バンクのつぎ)でもおなじみですね。
富士スピードウェイやモビリティリゾートもてぎのレーシングコース建設にも携わっています。
人テク展では、テストコースの低μ路(テイ・ミュー・ロ)に敷く低μタイルが展示されていました。
「300」や「500」などの数字はμ(ミュー:路面抵抗)を表しています。
300はμ=0.3、500は0.5相当です。
タイルの上に水を撒くと、0.3だったり、0.5だったりのμになります。
氷雪路相当の100(0.1)や150(0.15)の表面は、浴室タイルのようにツルツルです。
溝や突起はμを調節するため。
引き合いが多いのは、圧雪路相当の350(μ=0.35)だそう。
ツルツルではなく適度なμを必要とするので、つくりが難しいのだそう。
国内自動車メーカー、部品メーカーの採用例多し、だそうです。
低μ路に水を撒くノズルも手がけています。
あまり高く飛ぶとフロントガラスに当たって視界を遮ってしまうので、低く、(μが安定するよう)まんべんなく飛ばすのがポイント。
話の奥が深いです。
国立科学博物館に展示のマツダ・サバンナRX-7 1/1手書きボディ線図 [クルマ]
久しぶりに(記憶があいまい)、国立科学博物館(https://www.kahaku.go.jp)を訪ねました。
昭和館(1931年)は建築散歩の対象としても魅力的な建物ですが、そっちに集中すると展示物が見られなくなるので、断腸の思いで今回はパス。
地球館(1999年)の2階に「X605(初代RX-7) 1/1手書きボディ線図」のタイトルがついた展示物があります。
マツダ・サバンナRX-7(SA22C、1978年)の1/5模型と一緒に展示。
「どのように科学や技術が発達したとしても、私たちの生み出す『智恵』と作り出す『手』が輝きを失うことはないだろう」というメッセージとともに、「線のアート」と呼ぶにふさわしく、「匠の素晴らしさがある」線図が展示されています。
マツダミュージアム(https://www.mazda.com/ja/about/museum/)にはコスモスポーツ(1967年)の1/2手書き線図が展示されています。
人がたくさん集まることが予想されるので、線図の前は広めにスペースをとったそう。
「広島にあるマツダのものづくりは造船との関わりが深く、TL、BL、WLは造船で使う記号。僕がマツダに入ったときは工場で保守をしていましたが、溶接ロボットがTLに20mm打点がずれたと、現場から電話がかかってきました。マツダに入って最初に覚えさせられたのが、TL、BL、WLです」
マツダミュージアムの館長はそう教えてくれました。
TL:Transverse Line(トランスバースライン、進行方向、X軸)
BL:Buttock Line(バトックライン、左右方向、Y軸)
WL:Water Line(ウォーターライン、上下方向、Z軸)
昭和館(1931年)は建築散歩の対象としても魅力的な建物ですが、そっちに集中すると展示物が見られなくなるので、断腸の思いで今回はパス。
地球館(1999年)の2階に「X605(初代RX-7) 1/1手書きボディ線図」のタイトルがついた展示物があります。
マツダ・サバンナRX-7(SA22C、1978年)の1/5模型と一緒に展示。
「どのように科学や技術が発達したとしても、私たちの生み出す『智恵』と作り出す『手』が輝きを失うことはないだろう」というメッセージとともに、「線のアート」と呼ぶにふさわしく、「匠の素晴らしさがある」線図が展示されています。
マツダミュージアム(https://www.mazda.com/ja/about/museum/)にはコスモスポーツ(1967年)の1/2手書き線図が展示されています。
人がたくさん集まることが予想されるので、線図の前は広めにスペースをとったそう。
「広島にあるマツダのものづくりは造船との関わりが深く、TL、BL、WLは造船で使う記号。僕がマツダに入ったときは工場で保守をしていましたが、溶接ロボットがTLに20mm打点がずれたと、現場から電話がかかってきました。マツダに入って最初に覚えさせられたのが、TL、BL、WLです」
マツダミュージアムの館長はそう教えてくれました。
TL:Transverse Line(トランスバースライン、進行方向、X軸)
BL:Buttock Line(バトックライン、左右方向、Y軸)
WL:Water Line(ウォーターライン、上下方向、Z軸)
ホンダの四輪電動化に向けた取り組み(少しモタスポ目線) [クルマ]
2024年5月16日、ホンダの三部敏宏社長は四輪電動化を中心とした取り組みについて説明会を行いました。
2040年にグローバルでのEV(電気自動車)/FCEV(燃料電池車)販売比率を100%とする目標に変化はありません。
その理由を三部社長は次のように説明しています。
「北米・欧米では『EVの普及は踊り場に差し掛かった』と、その減速感が指摘されている」ものの、「小型モビリティについては、EVが最も有効なソリューションである、という考え方は変わらず、この数年といった短期ではなく、もっと長期的な視点で見ればEVシフトは着実に進んでいく、と、私たちは確信しています」
つまり、ICE(エンジン)は2040年に向けてフェードアウトしていく流れ。
「Hondaならではの魅力的なEV」に関しては、2026年からHonda 0シリーズを投入していくことについて、改めて説明がありました。
第1弾はフラッグシップモデルとなるSALOON。
「このコンセプトにかなり近い形での上市を予定」だそう。
Honda 0シリーズはThin(薄く)、Light(軽く)、Wise(賢く)のアプローチで開発が進んでおり、Lightに関しては、「F1やハイブリッドの開発で培った技術で軽量・薄型化した新型パワーユニットを採用することで、従来と比較して約100kgの軽量化を実現します」と説明しています。
また、「モータースポーツで培った高効率なパワーユニットや、高い空力技術を組み合わせることで、Hondaらしい軽快な走りと、世界トップクラスの電費性能の両立を目指していきます」と説明しています。
Honda 0シリーズの投入見込みは以下のとおり。
北米を中心にグローバルに展開。
国内では2024年秋に軽商用EVのN-VAN e:を発売し、2025年には軽乗用EVモデルを投入。
「2025年度にはモバイルパワーパック(MPP)を4個搭載する超小型モビリティを投入する」と説明しています。
MPPを4個搭載する超小型モビリティって、2023年のジャパンモビリティショーに展示されたCI-MEVのことでしょうか。
これ、大好きなんですが。
【JMS2023】ホンダの二人乗り四輪電動モビリティCI-MEV
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2023-11-06
フェードアウトする流れのICEですが、ハイブリッドシステムはまだ進化していきます。
2026年には、Honda独自の2モーターハイブリッドシステム、e:HEVを軽量・高効率化し、プラットフォームを刷新するそう。
これ、楽しみです。
さらに楽しみなのは、「さらなる『安心』と『運転の楽しさ』を提供するため、EV開発技術をハイブリッドへ転用し、EVに搭載するモーターを活用した電動四駆を採用」との説明があったこと。
プロペラシャフトで後輪に駆動力を伝達する従来方式に対し、モーターを使う場合は「最大駆動力の向上や高応答・高精度な駆動力の配分制御が可能」。
さらに、「モーションマネジメントシステム(モーターとブレーキを統合制御し、適度に減速させることで前輪にかかる荷重を増大させ、前輪のグリップ力を高めて旋回性能を向上させる技術)との協調制御により、車両挙動を安定させながら高い運動性能を引き出します」としています。
SH-AWD(四輪駆動力自在制御システム)の進化形でしょうか。「運転の楽しさ」を提供してくれる電動四駆、楽しみです。
進化したハイブリッドモデルで「着実に収益を確保」し、それを「EV事業を始めとする新事業に投入していく」と聞くと、複雑な気分ではありますが……。
2040年にグローバルでのEV(電気自動車)/FCEV(燃料電池車)販売比率を100%とする目標に変化はありません。
その理由を三部社長は次のように説明しています。
「北米・欧米では『EVの普及は踊り場に差し掛かった』と、その減速感が指摘されている」ものの、「小型モビリティについては、EVが最も有効なソリューションである、という考え方は変わらず、この数年といった短期ではなく、もっと長期的な視点で見ればEVシフトは着実に進んでいく、と、私たちは確信しています」
つまり、ICE(エンジン)は2040年に向けてフェードアウトしていく流れ。
「Hondaならではの魅力的なEV」に関しては、2026年からHonda 0シリーズを投入していくことについて、改めて説明がありました。
第1弾はフラッグシップモデルとなるSALOON。
「このコンセプトにかなり近い形での上市を予定」だそう。
Honda 0シリーズはThin(薄く)、Light(軽く)、Wise(賢く)のアプローチで開発が進んでおり、Lightに関しては、「F1やハイブリッドの開発で培った技術で軽量・薄型化した新型パワーユニットを採用することで、従来と比較して約100kgの軽量化を実現します」と説明しています。
また、「モータースポーツで培った高効率なパワーユニットや、高い空力技術を組み合わせることで、Hondaらしい軽快な走りと、世界トップクラスの電費性能の両立を目指していきます」と説明しています。
Honda 0シリーズの投入見込みは以下のとおり。
北米を中心にグローバルに展開。
国内では2024年秋に軽商用EVのN-VAN e:を発売し、2025年には軽乗用EVモデルを投入。
「2025年度にはモバイルパワーパック(MPP)を4個搭載する超小型モビリティを投入する」と説明しています。
MPPを4個搭載する超小型モビリティって、2023年のジャパンモビリティショーに展示されたCI-MEVのことでしょうか。
これ、大好きなんですが。
【JMS2023】ホンダの二人乗り四輪電動モビリティCI-MEV
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2023-11-06
フェードアウトする流れのICEですが、ハイブリッドシステムはまだ進化していきます。
2026年には、Honda独自の2モーターハイブリッドシステム、e:HEVを軽量・高効率化し、プラットフォームを刷新するそう。
これ、楽しみです。
さらに楽しみなのは、「さらなる『安心』と『運転の楽しさ』を提供するため、EV開発技術をハイブリッドへ転用し、EVに搭載するモーターを活用した電動四駆を採用」との説明があったこと。
プロペラシャフトで後輪に駆動力を伝達する従来方式に対し、モーターを使う場合は「最大駆動力の向上や高応答・高精度な駆動力の配分制御が可能」。
さらに、「モーションマネジメントシステム(モーターとブレーキを統合制御し、適度に減速させることで前輪にかかる荷重を増大させ、前輪のグリップ力を高めて旋回性能を向上させる技術)との協調制御により、車両挙動を安定させながら高い運動性能を引き出します」としています。
SH-AWD(四輪駆動力自在制御システム)の進化形でしょうか。「運転の楽しさ」を提供してくれる電動四駆、楽しみです。
進化したハイブリッドモデルで「着実に収益を確保」し、それを「EV事業を始めとする新事業に投入していく」と聞くと、複雑な気分ではありますが……。
FEベルリン戦から新しいセーフティカーが登場 [クルマ]
FIAフォーミュラE世界選手権(FE)のセーフティカーはこれまでも電気自動車のポルシェ・タイカンでしたが、2024年5月11日〜12日に行われるベルリン戦で、アップデート版のタイカンに替わります。
ベース車はハイパフォーマンス仕様のターボGTです。
最高出力は760kW(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)、最大トルクは1300Nm、0-100km/h加速は2.2秒(ヴァイザッハパッケージ装着車)って、バケモノじゃないですか。
FE Gen3の0-100km/h加速は2.8秒なので、スタートダッシュならちぎれます。
追加されたガーニーフラップが、ターボGTと他のタイカンとの識別点。
軽量化のために後席他を取り去ったヴァイザッハパッケージには、固定式リヤウイングが付きます。
FEにならい、ターボGTにはアタックモードが追加されました。バッテリー残量や温度などの条件を満たしていれば、120kWのブーストを10秒間使用可能。
写真はセーフティカー専用のスイッチ?
シートの仕様は市販モデルとは異なります。
ニュルブルクリンク北コースを7分7秒55で走ったそうで、やっぱりバケモノですね。
Gen3車両より、セーフティカーに注目してしまいそう。
ベース車はハイパフォーマンス仕様のターボGTです。
最高出力は760kW(ローンチコントロール時オーバーブースト出力)、最大トルクは1300Nm、0-100km/h加速は2.2秒(ヴァイザッハパッケージ装着車)って、バケモノじゃないですか。
FE Gen3の0-100km/h加速は2.8秒なので、スタートダッシュならちぎれます。
追加されたガーニーフラップが、ターボGTと他のタイカンとの識別点。
軽量化のために後席他を取り去ったヴァイザッハパッケージには、固定式リヤウイングが付きます。
FEにならい、ターボGTにはアタックモードが追加されました。バッテリー残量や温度などの条件を満たしていれば、120kWのブーストを10秒間使用可能。
写真はセーフティカー専用のスイッチ?
シートの仕様は市販モデルとは異なります。
ニュルブルクリンク北コースを7分7秒55で走ったそうで、やっぱりバケモノですね。
Gen3車両より、セーフティカーに注目してしまいそう。
スズキ・ジムニーとジムニーシエラの5スロットグリル [クルマ]
ジムニーとジムニーシエラに立て続けに乗る機会がありました(だいぶ前ですが)。
こちらはジムニー。
Suzuki Jimny
こちらはジムニーシエラ。
Suzuki Jimny Sierra
ジムニーが軽自動車(全幅1475mm)なのに対して、シエラは小型車(全幅1645mm)です。
シエラはオーバーフェンダーが特徴。
ジムニー、ジムニーシエラとも、試乗車は5速MT車でした(写真はジムニー)。
バイザーに記してある注意書きが気になって(?)、ほぼ「2H(2WD=FR、高速)」で走行しました。
ジムニーはR06A型の658cc直列3気筒ターボエンジン(最高出力47kW/最大トルク96Nm)を縦置きに搭載しています。
向かって左側(車両右側)に空冷インタークーラーが見えます。
Jimny
右後ろから覗き込むとこんな感じ。
Jimny
5スロットグリルの右端の開口部の奥にインタークーラーが位置しており、空気がよく抜けるようになっています。
Jimny
ジムニーシエラはK15B型の1.5L直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力75kW/最大トルク130Nm)を搭載しています。
Jimny Sierra
5スロットグリルがあるのはジムニーと同じですが、インタークーラーがあるわけではないので、無駄に空気を通す必要はないのでしょう。
右端のスリットはふさいであります。
Jimny Sierra
こちらはジムニー。
Suzuki Jimny
こちらはジムニーシエラ。
Suzuki Jimny Sierra
ジムニーが軽自動車(全幅1475mm)なのに対して、シエラは小型車(全幅1645mm)です。
シエラはオーバーフェンダーが特徴。
ジムニー、ジムニーシエラとも、試乗車は5速MT車でした(写真はジムニー)。
バイザーに記してある注意書きが気になって(?)、ほぼ「2H(2WD=FR、高速)」で走行しました。
ジムニーはR06A型の658cc直列3気筒ターボエンジン(最高出力47kW/最大トルク96Nm)を縦置きに搭載しています。
向かって左側(車両右側)に空冷インタークーラーが見えます。
Jimny
右後ろから覗き込むとこんな感じ。
Jimny
5スロットグリルの右端の開口部の奥にインタークーラーが位置しており、空気がよく抜けるようになっています。
Jimny
ジムニーシエラはK15B型の1.5L直列4気筒自然吸気エンジン(最高出力75kW/最大トルク130Nm)を搭載しています。
Jimny Sierra
5スロットグリルがあるのはジムニーと同じですが、インタークーラーがあるわけではないので、無駄に空気を通す必要はないのでしょう。
右端のスリットはふさいであります。
Jimny Sierra
フェラーリ12CilindriのV型12気筒エンジン [クルマ]
フェラーリは6.5L・V型12気筒自然吸気エンジンをフロントミッドに搭載する新型2シーター、12Cilindriを発表しました。
12Cilindriはカタカナ表記すると「ドーディチ・チリンドリ」となるそう。「12気筒」の意。
ベルリネッタとスパイダーの2タイプが発表されました。
12チリンドリが搭載するV12エンジン、2002年のエンツォ・フェラーリから搭載が始まったF140系のようです。
バンク角は65度。
F140系は2011年のFFで直噴化するとともに排気量は6.0Lから6.2Lに増えています。
さらに、2017年の812スーパーファストで排気量は6.5Lに。この段階で直噴インジェクターの最大噴射圧は350barになっています(サイクルあたり最大3回噴射)。
12チリンドリへの搭載にあたっては、スチール製コンロッドをチタン製に置き換えることで回転質量を40%低減。ピストンは従来と異なるアルミ合金を使うことで軽量化。クランクシャフトも3%軽量化したと、プレスリリースにあります。
最高回転数は9500rpm。
排気量:6496cc
ボア×ストローク:94×78mm
最高出力:830cv(ps)/9250rpm
最大トルク:678Nm/7250rpm
圧縮比:13.5:1
12Cilindriはカタカナ表記すると「ドーディチ・チリンドリ」となるそう。「12気筒」の意。
ベルリネッタとスパイダーの2タイプが発表されました。
12チリンドリが搭載するV12エンジン、2002年のエンツォ・フェラーリから搭載が始まったF140系のようです。
バンク角は65度。
F140系は2011年のFFで直噴化するとともに排気量は6.0Lから6.2Lに増えています。
さらに、2017年の812スーパーファストで排気量は6.5Lに。この段階で直噴インジェクターの最大噴射圧は350barになっています(サイクルあたり最大3回噴射)。
12チリンドリへの搭載にあたっては、スチール製コンロッドをチタン製に置き換えることで回転質量を40%低減。ピストンは従来と異なるアルミ合金を使うことで軽量化。クランクシャフトも3%軽量化したと、プレスリリースにあります。
最高回転数は9500rpm。
排気量:6496cc
ボア×ストローク:94×78mm
最高出力:830cv(ps)/9250rpm
最大トルク:678Nm/7250rpm
圧縮比:13.5:1
ランドクルーザー250と70、300のリヤ車軸まわり [クルマ]
2024年4月18日に発売されたランドクルーザー250と、2023年11月18日に再々発売されたランドクルーザー70、2021年8月2日に発売されたランドクルーザー300のリヤ車軸まわりを見てみましょう。
250も300もGA-Fプラットフォームを採用しています。
カタログ表記上のリヤサスペンション形式は、トレーリングリンク車軸式。
Land Cruiser 250
こちら(↓)はランドクルーザー300のリヤ車軸まわりです。
GR SPORTなのでE-KDSSを装備しており、スタビライザーの取り回しが異なっています。
Land Cruiser 300 GR SPORT
E-KDSSはElectronic-Kinetic Dynamic Suspension Systemの頭文字をとったもので、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況、走行状況に応じて細かくスタビライザー効果を変化させるデバイス。
こちら(↓)はランドクルーザー70のリヤ車軸まわり。
リーフスプリングです。
Land Cruiser 70
250も300もGA-Fプラットフォームを採用しています。
カタログ表記上のリヤサスペンション形式は、トレーリングリンク車軸式。
Land Cruiser 250
こちら(↓)はランドクルーザー300のリヤ車軸まわりです。
GR SPORTなのでE-KDSSを装備しており、スタビライザーの取り回しが異なっています。
Land Cruiser 300 GR SPORT
E-KDSSはElectronic-Kinetic Dynamic Suspension Systemの頭文字をとったもので、前後のスタビライザーを独立して自動で電子制御し、路面状況、走行状況に応じて細かくスタビライザー効果を変化させるデバイス。
こちら(↓)はランドクルーザー70のリヤ車軸まわり。
リーフスプリングです。
Land Cruiser 70
チラ見した「ホンダコレクションホール」その2 [クルマ]
時間を気にしながらだったので、「写真を撮るのはF1だけ」と決めたつもりだったのに、撮らずにいられなかった展示物もありました。
いくつか(というか、撮った展示物の大部分ですが)紹介していきましょう。
CVCCエンジンを積んだシビック(1973年)と、CVCCエンジンのカットモデルです。
副燃焼室のところにPrechamber(プレチャンバー)と書いてあるところが萌え(?)ポイント。
ここも素通りできなかったコーナー。
バラード・スポーツCR-X(1983年)と、3代目シビック3ドア(1983年、通称ワンダーシビック)。
懐かしすぎて、椅子があったら座ってじっくり眺めていたい気分でした。
セダンなのにリトラクタブルライトが衝撃的だった、アコード(1985年)。
プレリュードより、むしろこっちが好みだったり……。
NSX(1990年)も素通りできませんよね。
白い個体はNSX-R(1992年)。
いま見てもいいし、いま乗ってもいい。
M・M思想の原点となったN360(1967年)も、思わず立ち止まった1台。
354ccの空冷4ストローク2気筒OHCエンジンを搭載。
歩行者ダミー(1988年〜)もホンダらしい展示物であり、技術だと思います。
次の機会にじっくり観察するためのメモ代わりに撮ったようなもの。
というわけで、思わず立ち止まった展示物たちでした。
いくつか(というか、撮った展示物の大部分ですが)紹介していきましょう。
CVCCエンジンを積んだシビック(1973年)と、CVCCエンジンのカットモデルです。
副燃焼室のところにPrechamber(プレチャンバー)と書いてあるところが萌え(?)ポイント。
ここも素通りできなかったコーナー。
バラード・スポーツCR-X(1983年)と、3代目シビック3ドア(1983年、通称ワンダーシビック)。
懐かしすぎて、椅子があったら座ってじっくり眺めていたい気分でした。
セダンなのにリトラクタブルライトが衝撃的だった、アコード(1985年)。
プレリュードより、むしろこっちが好みだったり……。
NSX(1990年)も素通りできませんよね。
白い個体はNSX-R(1992年)。
いま見てもいいし、いま乗ってもいい。
M・M思想の原点となったN360(1967年)も、思わず立ち止まった1台。
354ccの空冷4ストローク2気筒OHCエンジンを搭載。
歩行者ダミー(1988年〜)もホンダらしい展示物であり、技術だと思います。
次の機会にじっくり観察するためのメモ代わりに撮ったようなもの。
というわけで、思わず立ち止まった展示物たちでした。
三菱自動車のミネラルウォーター入りペットボトル(その3) [クルマ]
三菱自動車のミネラルウォーター入りペットボトル、つづきです。
袋からランダムに取り出した7本目はこちら。
コルト版
コルト・シリーズですね。
コルト600(1961)、コルト1000(1963)、コルト1100(1966)
コルト1100F(1968)、コルト800(1965)、ニュー・コルト1200(1968)
ミニカ版
ミニカが7台並んでいます。
ミニカ(1962)、ミニカ(1972)、ミニカ(1993)
ミニカ・アミL(1981)
ミニカ・スキッパー(1971)、ミニカ(1984)、ミニカ(1998)
デリカ版
これもわかりやすいですね。
歴代デリカが5台並んでいます。
デリカ(1971)、デリカ・スペースギヤ(1994)
デリカ・スターワゴン(1986)
デリカ・スターワゴン(1979)、デリカD:5(2007)
?
このボトルはどういう主旨でしょう。同一モデルシリーズではありません。
1960年代のモデルでそろえたのでしょうか。
三菱500(1960)、デボネア(1964)
コルト600(1961)。二度目の登場です。
三菱360(1961)、ミニキャブ・バン(1966)
おしまい。
袋からランダムに取り出した7本目はこちら。
コルト版
コルト・シリーズですね。
コルト600(1961)、コルト1000(1963)、コルト1100(1966)
コルト1100F(1968)、コルト800(1965)、ニュー・コルト1200(1968)
ミニカ版
ミニカが7台並んでいます。
ミニカ(1962)、ミニカ(1972)、ミニカ(1993)
ミニカ・アミL(1981)
ミニカ・スキッパー(1971)、ミニカ(1984)、ミニカ(1998)
デリカ版
これもわかりやすいですね。
歴代デリカが5台並んでいます。
デリカ(1971)、デリカ・スペースギヤ(1994)
デリカ・スターワゴン(1986)
デリカ・スターワゴン(1979)、デリカD:5(2007)
?
このボトルはどういう主旨でしょう。同一モデルシリーズではありません。
1960年代のモデルでそろえたのでしょうか。
三菱500(1960)、デボネア(1964)
コルト600(1961)。二度目の登場です。
三菱360(1961)、ミニキャブ・バン(1966)
おしまい。
三菱自動車のミネラルウォーター入りペットボトル(その2) [クルマ]
三菱自動車のミネラルウォーター入りペットボトル、つづきです。
4本目はこちら。
ギャラン版
ギャランシリーズが並んでいます。
コルト・ギャラン・ハードトップ(1970)、ギャランΣ(1976)、ギャランΣ(1980)
ギャラン・クーペFTO(1971)、ギャランΛ(1980)、ギャランVR4(1987)
ランサー版
(袋からランダムに取り出した)5本目はランサーシリーズ。
ランサー(1973)、ランサーEXターボ(1981)
ランサーEX(1979)
ランサー・セレステ(1975)、ランサー・フィオーレ(1982)
パジェロ版
こちらは歴代パジェロが並んだ1本。
1982年の初代から2006年の4代目までの4台に加え、
パジェロ・エボリューション(1997)が並んでいます。
つづく。
4本目はこちら。
ギャラン版
ギャランシリーズが並んでいます。
コルト・ギャラン・ハードトップ(1970)、ギャランΣ(1976)、ギャランΣ(1980)
ギャラン・クーペFTO(1971)、ギャランΛ(1980)、ギャランVR4(1987)
ランサー版
(袋からランダムに取り出した)5本目はランサーシリーズ。
ランサー(1973)、ランサーEXターボ(1981)
ランサーEX(1979)
ランサー・セレステ(1975)、ランサー・フィオーレ(1982)
パジェロ版
こちらは歴代パジェロが並んだ1本。
1982年の初代から2006年の4代目までの4台に加え、
パジェロ・エボリューション(1997)が並んでいます。
つづく。