フォーミュラEシーズン11に投入されるハンコックタイヤ [モータースポーツ]
フォーミュラEのシーズン11(2024/25シーズン)が12月7日のサンパウロ戦で開幕します。シーズン11ではこれまでのGen3シャシーにかわり、進化版のGen3 Evoが投入されます。
フロントとリヤにモーターを搭載する点に変わりはありませんが、フロントモーターは回生時のみに使用が限定されていたGen3に対し、Gen3 Evoはシーンを限定し、力行側もフロントモーターの使用が解禁されます。
(クリックで拡大)
力行側のフロントモーター使用(するとAWDになる)が認められるのは、予選、レーススタート、アタックモード時。最高出力は350kWに規制されたままです(回生時の600kWも同様)。
力行側AWDの解禁に合わせ、シーズン9(2022/23)からフォーミュラEにタイヤを供給するハンコックは、モディファイしたタイヤ、GEN3 Evo iON Race Tireを供給します(下の写真はシーズン10)。
10%のグリップ向上により、ラップタイムは1.5秒向上する効果があるとのこと。
材料面では、特別に設計した繊維素材(レーヨン)と天然ゴムの適用により、高い耐熱性を有し、高い性能が長く持続すると説明。低騒音化も果たしているそう。
サステナブル材料の比率はGen3スペック比9%増の35%に達しています。
1イベント1台あたり2セット(ダブルヘッダーの場合は2イベントで3セット)に使用セット数が限定されていますので、タイヤマネジメントはこれまでと同様に重要。
力行側AWD解禁により、フロントタイヤにより厳しくなるでしょうか。
フロントとリヤにモーターを搭載する点に変わりはありませんが、フロントモーターは回生時のみに使用が限定されていたGen3に対し、Gen3 Evoはシーンを限定し、力行側もフロントモーターの使用が解禁されます。
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力行側のフロントモーター使用(するとAWDになる)が認められるのは、予選、レーススタート、アタックモード時。最高出力は350kWに規制されたままです(回生時の600kWも同様)。
力行側AWDの解禁に合わせ、シーズン9(2022/23)からフォーミュラEにタイヤを供給するハンコックは、モディファイしたタイヤ、GEN3 Evo iON Race Tireを供給します(下の写真はシーズン10)。
10%のグリップ向上により、ラップタイムは1.5秒向上する効果があるとのこと。
材料面では、特別に設計した繊維素材(レーヨン)と天然ゴムの適用により、高い耐熱性を有し、高い性能が長く持続すると説明。低騒音化も果たしているそう。
サステナブル材料の比率はGen3スペック比9%増の35%に達しています。
1イベント1台あたり2セット(ダブルヘッダーの場合は2イベントで3セット)に使用セット数が限定されていますので、タイヤマネジメントはこれまでと同様に重要。
力行側AWD解禁により、フロントタイヤにより厳しくなるでしょうか。