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『ホンダF1のテクノロジー』発売中 [F1]

『ホンダF1のテクノロジー』が発売されました。

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先日のエントリーでは校正紙を通じてチラッと誌面の様子をお伝えしました↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2022-03-20

今回はもう少しきちんとお見せしようと思います。

まずは歴代パワーユニットの集合写真から。

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新旧シリンダーブロックの比較です。

左が2021年シーズンに投入した新骨格(RA621H)。

高強度アルミ合金総削り出し。

右は2019年(RA619H)のブロックで、アルミ鋳造です。

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こちらはMGU-Hアッシー。

6気筒エンジンのVバンクの間に搭載され、最前端のコンプレッサーと最後端のタービンはVバンクからはみ出しています。

中央やや左寄り(コンプレッサー寄り)にあるのがMGU-H(熱エネルギー回生用モーター/ジェネレーターユニット)。

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プレナムチャンバーの内部で作動している可変吸気システム(VIS)についても、じっくり紹介しています。

矢印の先がプレナムチャンバーで、その中にVISが収まっています。

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内部の仕組みがわかるよう、透明樹脂でプレナムチャンバーを作っていただきました。

左は吸気ファンネルが最も短い「ショート」の状態。

右は、スタート時などに用いる、吸気ファンネルが最も長い「スーパーロング」の状態。

色を塗り分けたパイプにも意味があります。その意味については誌面でご確認ください。

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HRD Sakuraの試験、計測、製造設備についても紹介しています。

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100ページ超ですから、盛りだくさんです。



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