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【F1】最終戦アブダビGPの舞台となるヤス・マリーナ・サーキットのコース改修内容 [F1]

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のタイトル決定戦となる2021年F1最終戦(第22戦)アブダビGPの決勝レースは、12月12日に行われます。

決戦の舞台となるヤス・マリーナ・サーキットは、安全性の向上と追い越し機会のさらなる創出を狙い、コースの改修が行われました。

改修により、21あったコーナー数は16に減り、全長は5.554kmから5.281kmへと、273m短くなっています。これにともない、決勝レースの周回数は3周増え、58周となります。

大きくレイアウトが変わるのは、従来のターン5〜6〜7です。これら3つのコーナーはひとつになり、T5と呼ばれることになります。

バックに敷いてある旧レイアウトを参照しながら、新レイアウトの様子をご確認ください。

YasMarina_modified_1.jpg
(クリックで拡大)

実際はこんなふう。

YasMarina_T5.jpg

また、従来のターン11〜12〜13〜14もひとつにまとまり、T9になります。

YasMarina_modified_2.jpg
(クリックで拡大)

現地の様子はこんな感じ。

緩いバンクが付けられています。

YasMarina_T9.jpg

これらの改修により、新ヤス・マリーナ・サーキットの追い越しポイントは、T5、T6(旧ターン8、バックストレートエンド)、T9、T12(旧ターン17、ホテルの手前)、T16(旧ターン21、最終コーナー)となる模様。

コースの改修を手がけたのは、ポールリカール(フランス)の再舗装や、ザントフールト(オランダ)の改修を手がけた、イタリアのドローモ(Dromo)社。

YasMarina_surface.jpg

全面改修および再舗装したわけではなく、旧舗装と新舗装が混在しています。

YasMarina_hotel.jpg

さて、どんなドラマを生むことやら。

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