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ホンダ・レジェンド(Honda SENSING Elite) [クルマ]

ホンダ・レジェンドは3月5日に発売を開始したレジェンドに、自動運転レベル3:条件付自動運転車(限定領域)に適合する「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」を備えるHonda SENSING Elite(ホンダ・センシング・エリート)を搭載しました(100台の限定生産)。

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高速道路の渋滞時で一定の条件を満たすと、ドライバーに代わってシステムが周辺を監視しながら、アクセル、ブレーキ、ステアリングを操作。システムは先行車の車速変化に合わせて車間距離を保ちながら同一車線内を走行、停車、再発進します。その間、「ドライバーはナビ画面でテレビやDVDの視聴、目的地の検索などのナビ操作をすることが可能」になり、渋滞時の疲労やストレスを軽減させます。

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実は4月にも体験するチャンスはあったのですが、渋滞に遭遇せず、肝心の新機能は確認できずじまいでした。

およそ半年ぶりの再挑戦というわけです(試乗したのは、ほぼ1ヵ月前)。

現行レジェンドは、国内では2014年11月10日に発表、2015年2月20日に発売。北米では2013年にアキュラRLXとして発売されていますので、最新のクルマに最新の機能、というわけではありません。

とくにHMIは現在の視点で捉えると古くさく、目的地を設定するのにひと苦労(結局、ピンポイントで設定できず)。出発する前にストレスMAXでした。これではいくら渋滞時の疲労やストレスを軽減してくれても……と、嫌味を言うのはやめておきます(言っている)。

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エンジンはガソリン3.5L・V6自然吸気を搭載。7速DCTを組み合わせます。

さらに、フロントに1基のモーター、リヤに左右を独立して駆動できる2基のモーターを備え、走行状況や路面状況に応じて、前輪駆動、後輪駆動、四輪駆動をシームレスに切り換えます。

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ドライバーの顔の向きや目の開閉状況、動作の有無などを検知するドライバーモニタリングカメラ(近赤外線ライトを内蔵)は、ナビ画面の左脇に設置。

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安全運転支援機能の操作スイッチ類はステアリングホイールの右側にあります。

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うまく渋滞に遭遇するかなぁ、と心配したのですが、日曜日の夕方だったせいか、東北自動車道の上りは栃木〜浦和あたりまで、ひどい渋滞でした。

普段ならげんなりするところですが、今回ばかりはラッキー(ま、そこまで渋滞してなくても……って、感じでしたが)。

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高速道路上での「ハンズオフ機能付車線内運転支援機能」と、その延長線上で渋滞時に機能する「トラフィックジャムパイロット(渋滞運転機能)」は、疲労やストレスの軽減につながることが確認できました。

このシステムを搭載しているなら、間違いなく「使う」と思います。

システムの状況や操作要求もわかりやすく、使い勝手の面でもストレスは感じませんでした。

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システム任せの際に前方から目を離してナビ操作をしたり……は、現実的にはなかなか難しいかなと。いつシステムから「運転操作をしてください」と要求されるかもわからず、落ち着いて操作できそうにありません(ましてやDVD視聴など)。

システムとの信頼関係の構築や慣れの問題もありそうなので、この点に関しては、もっと長くクルマと付き合ってみる必要がありそうです。

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