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【F1】2021年シーズンのセーフティカーとメディカルカー [F1]

アストンマーティンとメルセデスAMGは同時に、2021年F1世界選手権の「オフィシャルセーフティカーとオフィシャルメディカルカー」を発表しました。

「どういうこと?」と思いますよね。

メルセデスAMGは1996年からセーフティカーとメディカルカーを提供しています。そこに、アストンマーティンが割り込んできた格好。

「メルセデスAMGとアストンマーティンが一緒に走る?」

いえいえ、順番に走ります。

奇数グランプリはアストンマーティンのセーフティカー&メディカルカーの担当。偶数グランプリはメルセデスAMGの受け持ちです。

Aston Martin VantageDBXOfficial Safety and Medical cars of Formula One03.jpg

アストンマーティンは3月12日〜14日に行われるバーレーン・テストでデビュー。

その後、3月28日に決勝レースが行われる開幕戦バーレーンGPに登場します。

セーフティカーは、ヴァンテージ。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは、オリジナルから25PSの出力アップを果たし、535PSの最高出力を発生。685Nmの最大トルクに変更はありません。

また、専用のフロントスプリッターを装着することにより、200km/h走行時に155.6kgのダウンフォースを発生するそう。これは、量産モデルより60kg大きい数値だといいます。

Aston Martin VantageOfficial Safety Car of Formula One11.jpg

メディカルカーはDBXです。

ヴァンテージと同じ4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは、550PSの最高出力と700Nmの最大トルクを発生します。

Aston Martin DBXOfficial Medical Car of Formula One05.jpg

メルセデスAMGのセーフティカーとメディカルカーは、4月18日にイモラ(イタリア)で決勝レースが行われる第2戦エミリア・ロマーニャGPから登場します。

明るいレッドのボディカラーは、アメリカのサイバーセキュリティ企業、CrowdStrikeとメルセデスAMGがセーフティカー&メデュカルカーに関するスポンサー契約を結んだ関係です。

メルセデスAMGペトロナスF1チームとは、2019年からパートナー関係にあります。

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セーフティカーの車両は2020年までと同じで、メルセデスAMG GT R(C190)が務めます。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンの最高出力は430kW(585PS)。

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メディカルカーの車両も2020年と同じで、メルセデスAMG C63 Sエステートです。

4.0L・V8ツインターボガソリンエンジンは375kW(510PS)の最高出力を発生します。

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アストンマーティンもメルセデスAMGも、同じドライバーが運転します。セーフティカーはこれまで同様にベルント・マイランダーが担当。

メディカルカーはアラン・ファン・デル・メルヴェがドライブします。

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奇数GPは「」のアストンマーティン、偶数GPは「」のメルセデスAMGです。

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