ポルシェが2023年から耐久レースの最上位カテゴリーに復帰 [モータースポーツ]
ポルシェは2017年シーズン限りでWEC(FIA世界耐久選手権)からいったん撤退していますので、6年ぶりの復帰ということになります。
WECの最上位カテゴリーであるLMH(ル・マン・ハイパーカー)を選択すれば北米のIMSA(デイトナ24時間やセブリング12時間などを含む)にも参戦できるし、IMSAの最上位カテゴリーであるLMDh(ル・マン・デイトナ)を選択すれば、WEC(ル・マン24時間を含む)にも参戦できるようになります。
ポルシェが選択したのは、LMDhでした。
LMHはシャシーを専用開発する必要があるのに対し、LMDhは既存のシャシーを購入して製作する決まり(4社から選択可能。現行IMSA DPiの発展形)。エンジンとボディワークでオリジナリティを出すことが可能。
義務付けのハイブリッドシステム(LMHの場合、モーターはフロントに搭載。LMDhはリヤ)は「共通」です(つまり、独自開発する必要はありません)。
LMDhに関する技術規定の概要はこちら↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-09-21
LMHよりもLMDhのほうが、車両開発・製造コストは低く済ませられそうです。
すでに参戦を表明、あるいは参戦の意向を示している自動車メーカーを整理してみました。
アキュラはIMSA最上位カテゴリーのDPiに参戦していますが、その流れを引き継いでLMDhに参戦する意向を示しています(が、公式アナウンスはしていません)。
参戦メーカー、もっと増えそうですね。
DPi参戦組のマツダはどうする?
ポルシェは2013年のル・マン24時間で、観客席に「Mission 2014. Our Return.」のスローガンを掲げました。
2023年に向けてどんなアクションを起こすのか、楽しみです。
https://www.facebook.com/serakota/
WECの最上位カテゴリーであるLMH(ル・マン・ハイパーカー)を選択すれば北米のIMSA(デイトナ24時間やセブリング12時間などを含む)にも参戦できるし、IMSAの最上位カテゴリーであるLMDh(ル・マン・デイトナ)を選択すれば、WEC(ル・マン24時間を含む)にも参戦できるようになります。
ポルシェが選択したのは、LMDhでした。
LMHはシャシーを専用開発する必要があるのに対し、LMDhは既存のシャシーを購入して製作する決まり(4社から選択可能。現行IMSA DPiの発展形)。エンジンとボディワークでオリジナリティを出すことが可能。
義務付けのハイブリッドシステム(LMHの場合、モーターはフロントに搭載。LMDhはリヤ)は「共通」です(つまり、独自開発する必要はありません)。
LMDhに関する技術規定の概要はこちら↓
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-09-21
LMHよりもLMDhのほうが、車両開発・製造コストは低く済ませられそうです。
すでに参戦を表明、あるいは参戦の意向を示している自動車メーカーを整理してみました。
アキュラはIMSA最上位カテゴリーのDPiに参戦していますが、その流れを引き継いでLMDhに参戦する意向を示しています(が、公式アナウンスはしていません)。
参戦メーカー、もっと増えそうですね。
DPi参戦組のマツダはどうする?
ポルシェは2013年のル・マン24時間で、観客席に「Mission 2014. Our Return.」のスローガンを掲げました。
2023年に向けてどんなアクションを起こすのか、楽しみです。
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