SSブログ

2023年からDTMエレクトリックがスタート [モータースポーツ]

DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は2021年からFIA GT3車両に切り替わります。

と、さらっと流しておくことにして、同時に「DTMエレクトリック」と呼ぶフル電動車両によるシリーズの立ち上げが発表されました。

DTMHock2020_JT01514.jpg

GT3で行う「DTM」や、GT4で行う「DTMトロフィー」などと並行して行われることになります。

2023年にスタートの予定。

DTMHock2020_JT00945.jpg

2019年に行ったコンセプト発表の内容はこちら↓

DTMをサポートする電動レースシリーズの提案
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2019-11-08-1

DTMエレクトリックの発表と合わせ、シェフラー(Shaeffler)がDTMのシリーズおよびイノベーションパートナーになることが発表されました。

ホッケンハイムで開催中の2020年DTM最終戦では、初期のデモンストレーション車両が公開されました。

この車両開発に、シェフラーの電動化技術とステア・バイ・ワイヤ技術が生かされています。

DTMHock2020_JT00003.jpg

シェフラーの説明によると、4基のモーター(各輪に1基)合わせて800kWの最高出力を発生。

0-100km/h加速は2.4秒で、現行DTM車両のシェフラーBMW M4 DTMより約0.4秒速いそう。

0018DC6C.jpg

レースは30分程度のスプリントを予定し、義務付けのピットストップでは、バッテリーの自動交換を検討中。

2021年のDTM戦でも、デモンストレーション車両の公開が予定されています。

下の写真は、シェフラーの量産車向けモーターの開発品。

IMG_1976.jpg

技術の詳細と進捗が気になります。

https://www.facebook.com/serakota/

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車