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【MFi164】『2020年F1マシンの技術トレンド』 [F1]

2020年シーズンはまだ1戦も消化していないのに、2021年のストーブリーグはもう始まっていて、S・ベッテルのフェラーリ離脱発表をきっかけに移籍発表が相次いでいます。5月14日現在の状況を整理しておくと、

S・ベッテル、2020年限りでフェラーリから離脱

D・リカルド(現ルノー)がマクラーレンに移籍

C・サインツ(現マクラーレン)がフェラーリに移籍

ベッテルの後任はサインツに決まりました。現時点では、ベッテルの身の振り方と、空席のできたルノーを誰が埋めるのかが、話題の中心でしょうか。

すぐにでもサインツがフェラーリに乗るようなイメージですが、予定どおり7月に2020年のF1シーズンが開幕したら、ベッテルがフェラーリをドライブし、サインツはマクラーレンに乗って、リカルドはルノーのステアリングを握ります(たぶん)。

その前に、2020年型F1マシンの技術トレンドをフォローしておくのはいかがでしょう(と宣伝)。『MOTOR FAN illustrated - モーターファンイラストレーテッド - Vol.164 (モーターファン別冊)』でページをいただきまして、各車両の特徴をまとめています。

解説ページの写真はすべて桜井淳雄さん(@atsuo_sakurai)。

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特集の巻末には、国産車が搭載するエンジンやトランスミッション、車両寸法や重量、サスペンションなどのスペックが掲載されています。

これ、資料性高いし、眺めるだけでも相当楽しめます。

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F1世界選手権70周年:FIAが歴代ドライバーの特別サイトを開設 [F1]

F1世界選手権の最初のレースは、1950年5月13日にシルバーストン(イギリス)で開催されました。

70周年を祝すにあたり、F1世界選手権を統括するFIAは「F1の歴史を作った伝説のドライバー」の特設サイトを開設しました。

https://halloffame.fia.com

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F1以外にWRCとWECの歴代ドライバーも収録されており、見ごたえたっぷりです。各ドライバーの活躍を象徴する動画、ぜひ、ご覧になってください。

日本人で唯一収録されているドライバーは、あの人です……。

一方、現行参戦チームはF1の70周年を祝福するツイートを行っています(以下、順不同)。





















F1公式からのメッセージです↓



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【WEC】LMHの性能スペックをLMDhに合わせる変更を発表 [モータースポーツ]

2020年5月7日に草案が発表されたLMDh(Le Mans Daytona h)の性能スペックは、既発表のLMH(Le Mans Hypercar)に比べてだいぶ控え目でした。

ポルシェが反応している「LMDh」技術規則の草案
https://serakota.blog.ss-blog.jp/2020-05-08

LMH側が寄せてくることは容易に予測できましたが、そのとおりになり、ACO/FIAは5月11日に歩み寄り項目を発表しました。

2019年12月4日にアップデートされた技術規則で585kW(796ps)に規定されていたLMHの最高出力は、LMDhと同じ500kW(680ps)に、1100kgに規定されていた最低重量は1030kgに規定されることになりました。

具体的な数値は明かされていませんが、空力パフォーマンスも「共通の特徴」を持たせることになっています。

この結果、LMDh/LMHは現行LMP2より80psほどパワフルになりますが、100kg重い。果たして、どのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか(LMP2規定の見直しも追って発表されることでしょう)。

GR Super Sport / LMH
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キミ・ライコネンが笑わせる(?)ステルヴィオのCM(2本) [クルマ]

2日前にツイートもしましたが、以来ヘビーローテーションが止まらないので、ブログでも展開しておきます。

アルファ ロメオ・レーシングでF1マシンを走らせるキミ・ライコネン(助手席はライコネン夫人)が、アルファ ロメオ・ステルヴィオ・クアドリフォリオを紹介するCMです。

Stelvio_Raikkonen_1.jpg

ひと言もしゃべらないのですが、オチが秀逸で、繰り返し見てしまう……。



5月7日にジュリアとともに2020年モデル(MY2020)が発表されたのですが、その発表に合わせてこのCMが公開されました。

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45秒の映像ですが、8.8インチタッチスクリーンのインフォテインメントシステムがアップデートされているなど、ステルヴィオ・クアドリフォリオの特徴が見事に表現されています。

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510hp/600Nm(!)の最高出力/最大トルクを発生する2.9L V6ツインターボエンジンの仕様に変更はありません。

MY2020はオプションでアクラポビッチ製エキゾーストを選択することが可能になりました。「RACE」モードに切り換えるとサウンドが一変する様子は、CMでご確認ください。

Giulia&Stelvio Quadrifoglio MY20 (5).jpg

2019年にプロモーションした際の様子↓

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アルファ ロメオは2020年6月24日に創立110周年を迎えます。

ALFA-ROMEO-110_IMMAGINE-ARTICOLO.jpg

こちらは2020年1月に公開されたCMで、セリフがあります↓

ステルヴィオでモナコを走るのですが(やはり夫婦で共演)、待ち合わせに遅れた言い訳がイカしています(そんなワケないだろぉ、と)。



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ポルシェが反応している「LMDh」技術規則の草案 [モータースポーツ]

アメリカのIMSAとヨーロッパを中心に世界各地で行うWEC(FIA世界耐久選手権)の両カテゴリーに参戦できる最上位カテゴリー、LMDh(ル・マン・デイトナh)の技術規則の草案が発表されました。

草案の詳細はLMDhに関心のあるメーカーとシャシーコンストラクター向けに先週公開されており、草案の一部が5月7日に一般公開されています。

Mazda RT24-P / IMSA DPi
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LMDhの概要は以下のとおり。

・(ル・マン24時間を統括する)ACOとIMSAが設けた共通車両で、WECとIMSAの双方に参戦できる。
・LMDhはコスト制限を設けた車両で、共通のスパイン(ボディワーク、エンジン、ハイブリッドシステムを除いた車両骨格)を持つ。次世代のLMP2の位置づけ。
・メインストリームの自動車メーカーのみ参戦が可能(ダラーラ、オレカ、リジェ、マルチマチックのいずれかからスパインを購入する)。
・車両は自動車メーカー(ブランド)独自のボディワークおよびエンジンと、1社供給(未発表)のハイブリッドシステム(リヤ駆動)を搭載。ホモロゲーション期間は最低5年とする。
・最低重量は1030kg。
・ハイブリッドシステムとエンジンを合わせた総合最高出力は500kW(680ps)。
・タイヤは1社供給(ミシュラン)。
・LMDhとLMHのパフォーマンスをバランスさせるため、性能調整(グローバルBOP)を行う。

Le Mans 24 Hours 2019 / WEC
WEC_2018-2019_Rd_297.jpg

LMDhは、LMP2をベースに自動車メーカー(ブランド)独自のエンジンとボディワークの搭載を認めるDPi(デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル)の発展形なのが実態で、リヤにモーターを搭載するのが顕著な違い。

2017年に導入された現行DPi/LMP2は600ps程度のパワーを発生していますが、後輪を駆動するモーター(出力は未発表)の上乗せもあって、LMDhは680psになります。

現行LMP2の最低重量は930kgなので(DPiも同等。BOPあり)、100kg増。

DPiの発展形なLMDhでIMSAに参戦しながら、WECの一戦であるル・マン24時間レースに参戦することが可能になります。

2020年シーズン、DPiでIMSAに参戦しているのは、マツダ、アキュラ、キャデラックです。

一方で、WECの最上位カテゴリーとして新たに導入されるLMH(ル・マン・ハイパーカー)を選択し、IMSAのメインイベントであるデイトナ24時間に参戦することも可能になります(LMDhを選択したうえでWECに軸足を置くもよし)。

トヨタはLMHのGR Super Sportで、デイトナ24時間に参戦することが可能になります。

GR Super Sport / LMH
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2019年12月4日付けのLMH(このときはLMPHと呼んでいました。というか、いつLMHになった?)の技術規則には、最低重量は1100kgとの記載があります。

LMH発表当初は、パワートレーン全体の最高出力は550kW(750ps)としていました。このうち、フロントに搭載するモーターの最高出力は200kW(270ps)に制限しています。LMDhとバランスさせるため、出力を低減する方向で調整を図ることになるでしょう。

LMDhは2022年の導入を目指して最終調整が進められます。2020年9月20日に決勝レースが予定されているル・マン24時間レースまでに、技術規則の最終版がリリースされる見込み。

LMDh技術規則草案の発表を受け、さっそくポルシェが反応しています。「取締役会から委任され、コンセプトスタディを行っている」と……。



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マツダ車のシフトレバー(CX-30/Mazda 3/Roadster/RX-8) [クルマ]

2月から3月にかけてを中心に、立て続けにマツダのMT車に乗る機会があったので(AT車も立て続けに乗りましたが)、シフトレバーまわりをお目にかけておきます。

6速MTのCX-30はスカイアクティブX搭載車と、2.0Lガソリンエンジン搭載車に乗りました(写真はスカイアクティブX搭載車)。

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Mazda CX-30
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関連記事はこちら↓



スカイアクティブXを搭載するマツダ3のMT車にもチョイ乗りしております(もっと長く乗ってみたいですね)。

Mazda 3
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ロードスターのMTは、手首の動きでコクコク決まります。

Mazda Roadster
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RX-8はシフトノブの形状が特徴的。

Mazda RX-8
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停車時はブルブルふるえていますが、ロードスターよりはだいぶ控え目です。



マツダ・ロードスターのシフトレバーがただふるえているだけの動画↓
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三菱自動車『ランサーエボリューション ファイナルエディション』の公式動画 [クルマ]

ランサーエボリューションXの「ファイナルエディションが製造され、納車されるまでの記録」が、2020年5月1日に三菱自動車のYouTube公式チャンネルにアップされました。

ファイナルエディションは2007年10月に発売されたランエボXの特別仕様車で、本モデルをもって生産終了になりました。

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貴重な製造過程の様子を確認することができます。

LANCER EVOLUTION FINAL


「まだ作ってたの?」と一瞬思っていまいましたが、そんなわけはないですよね。

限定1000台の先行予約受付を開始したのが2015年4日10日。同年8月20日から納車を始め、2016年3月までに「順次納車する予定」と当時、説明していました。

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ランエボX、改めて見ると、格好いい……。

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ファイナルエディションは、5速MTのみの設定です。

シフトノブやシートのステッチが「レッド」なのは、ファイナルエディションの特長のひとつ。

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メーカーオプションとして設定されていたハイパフォーマンスパッケージ(ビルシュタイン製ダンパー/アイバッハ製コイルスプリング/ブレンボ製ブレーキ/ADVANハイパフォーマンスタイヤ)を標準で装備しています。

当時のメーカー希望小売価格は429万8400円(8%の消費税込み)でした。

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S-AWC(4輪の駆動力、制動力を制御する車両運動統合制御システム)はもちろん、標準装備です。

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エンジンは2.0L直4ターボ(4B11 MIVEC Twin Scroll Turbo)を搭載。

2007年デビュー当時の最高出力/最大トルクは206kW(280ps)/6500rpm、422Nm/3500rpmでしたが、ファイナルエディションは230kW(313ps)/6500rpm、429Nm/3500rpmを発生します。

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「新たにナトリウム封入エキゾーストバルブを採用し、最高出力を向上させ、中高速域で伸びのある出力特性とし」と、発表時のリリースには記述があります。

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タービンホイール、高価なチタンアルミ製だったのですね。

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ランサーエボリューションXの技術に関しては発売直後に『Motor Fan illustrated vol.17』で一冊まるごと特集を組んでいます(残念ながら、新品の在庫はない模様)。

記事を読み返してみると、気合いの入ったクルマだったことがわかります。



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ロールス・ロイスの「夢のクルマをデザインして応募しよう」 [クルマ]

最初にお知らせしておきますが、残念ながら(?)、応募資格は「16歳以下」です。

ロールス・ロイスは、「外出を控え、自宅で過ごしている16歳以下のデザイナー志望の皆さん」を対象に、「夢のロールス・ロイスのデザイン」を募集しています。

日本語サイトはこちら↓

ロールス・ロイス・ヤング・デザイナー・コンペティション
https://rolls-royceyoungdesignercompetition.com/jp/

下の画像はサンプルです。左上に描かれているのが応募作品。タイトルは「CRABMOBILE」。カニ車です。

最優秀作品に選ばれると(ロールス・ロイスのデザインチームが審査し、選考)、下にあるような、未来的なデジタル完成予想図他が贈呈されます。各賞については、サイトでご確認ください。

RollsRoyce_Design.jpg
(クリックで拡大)

過去の応募作品を眺めるだけでも楽しめます。

締め切りは5月18日(月)午後8時(日本時間)。

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