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2020年シーズンからインディカーに導入されるエアロスクリーン [モータースポーツ]

インディカーのエアロスクリーン(Aeroscreen)が、2020年シーズンから導入されます。F1などで採用されているハロ(Halo)と同種で、ドライバーの頭部を保護する装置です。

ウインドスクリーンを持つのが、ハロとの大きな違い。

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Photo:Getty Images for INDYCAR

スクリーンの前端に、コクピットにベンチレーションを導くための開口部(矢印)が設けられています。

ロードコースとショートオーバルでは、ウインドスクリーンの後端、給油口の反対側に追加のインレットが設けられます。

そこから取り込んだ空気は、パイプを通じてドライバーのヘルメットに送り込まれる仕組み。

エアロスクリーンの特設ベージで、そのようなことが解説されています↓

http://aeroscreen.indycar.com/

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Photo:INDYCAR

ウインドスクリーンには曇りを防ぐためのヒーティングエレメントが挟み込まれています。

また、テアオフは最大8枚まで取り付けることが可能。

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Photo:Getty Images for INDYCAR

内側から見ると、こんな感じです。

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Photo:Getty Images for INDYCAR

エアロスクリーンはレッドブル・アドバンスト・テクノロジーズが開発しました。

ハロに似たチタン製フレーム(パンクル製)に、高強度の透明ウインドスクリーン(PPG製)を装着した格好。

このウインドスクリーンは、2ポンド(約0.9kg)の物体が220mph(約354km/h)以上のスピードでぶつかっても耐えるそう。

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(クリックで拡大)

集団で走っている様子を確かめてみたいですね。

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Photo:Richmond Raceway

https://www.facebook.com/serakota/

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