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オペルの日本再参入とデザインの方向性 [クルマ]

オペルは2021年後半に、日本市場に再参入すると発表しました(2006年以来の復活)。

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オペルは2017年からグループPSA(ほかにプジョー/シトロエン/DS/ボクソール)の一員となっており、日本ではグループPSAの直営事業となります。

2021年の再参入時には、欧州でデビューしたてのコルサ(上の写真)に加え、CセグメントSUVのグランドランドXを導入。

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それに、多機能ハイルーフステーションワゴンのコンボライフを加えた3モデルを導入します。

コルサはガソリンエンジン搭載モデルに加え、電気自動車も導入する予定。

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まずは、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸などで、稲妻のロゴの販売店網を構築していくそう。

ドイツらしさを強調するため、「Autohaus(アウトハウス)」の名称を使います。

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オペル・デザインの新しい方向性を示すのが、2018年11月に発表したGT Xエクスペリメンタルです。

全長4.06mの電動SUV。

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今後のオペルの新しいデザインを構築するにあたり、マンタ(1970年)を再検証したそう。

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その結果、ボンネットフードの折れ線を引用することにしました。この特徴を「オペル・コンパス」と名づけています。

これにウイングシェイプのデイタイムランニングライトを組み合わせるのが、新しいオペルの顔というわけです。

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オペルGT Xエクスペリメンタルはこのコンパスに、「オペル・バイザー」を組み合わせています。

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バイザーは未来を象徴するデザイン要素で、スポーツサングラスをかけたイメージ。灯火類だけでなく、カメラやレーダーなども一元化して収めます。

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インテリアもエクステリアと同様、「新しいドイツらしさ」を意識してデザインされています。

必要な要素を幅広のスクリーンにまとめているのが特徴で、これを「ピュアパネル」と呼んでいます。

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オペルも他の多くの欧州ブランドと同様、バーチャルな環境/技術を活用してインテリアをデザインしているよう。

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オペルGT Xエクスペリメンタルの方向性、個人的にはだいぶ好みです。

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