WEC LMP1/LMP2のタイムをF1やF2と比べてみると…… [モータースポーツ]
WECの合同テストがバルセロナ・カタルーニャ・サーキットで行われたので、5月に開催されたF1第5戦スペインGPのデータと比較してみました。
LMP1&LMP2のデータはテスト2日目午後のセッション、F1はレース中のベストタイム、F2はレース1のベストタイムです。
ラップタイム比較
LMP1ハイブリッド(LMP1-H)、TS050ハイブリッドの最低重量は918kg、最大燃料流量は80kg/h。LMP1ノンハイブリッド(LMP1-L)、レベリオン(自然吸気エンジン搭載)の最低重量は824kg、チームLNT(過給エンジン搭載)の最低重量は833kgです。最大燃料流量は過給/非過給問わず115kg/h。
LMP2の最低重量は930kg、最高出力は600ps+αを発生。
F1の最低重量は743kg(ドライバー含む)、最大燃料流量は100kg/h。F2の最低重量は755kg(ドライバー含む)、最高出力は620psです。
F1の段違いの速さが目を引きます。
セクタータイムを見てみましょう。
TS050ハイブリッドが、テクニカルなセクター3でタイムを稼いでいるのがよく分かります。ノンハイブリッド勢より85〜94kg重たいことを考えると、奮闘ぶりが想像できます。ダウンフォース、メカニカルグリップの両面で、ノンハイブリッド勢に対する重量とエンジンパワーのハンデを跳ね返しているのでしょう。
一方、ストレートが支配的な区間では互角か、分が悪いこともわかります。
セクタータイム/最高速比較
やはり、F1の速さは段違い。44号車は優勝したL・ハミルトンですが、329.1km/hの最高速は全体の15位でした。トップはマクラーレンMCL34(ルノー)の4号車(L・ノリス)で、338.2km/hでした。
データを比較してみると、LMP2はF2よりちょっと速いのがわかります。
https://www.facebook.com/serakota/
LMP1&LMP2のデータはテスト2日目午後のセッション、F1はレース中のベストタイム、F2はレース1のベストタイムです。
ラップタイム比較
LMP1ハイブリッド(LMP1-H)、TS050ハイブリッドの最低重量は918kg、最大燃料流量は80kg/h。LMP1ノンハイブリッド(LMP1-L)、レベリオン(自然吸気エンジン搭載)の最低重量は824kg、チームLNT(過給エンジン搭載)の最低重量は833kgです。最大燃料流量は過給/非過給問わず115kg/h。
LMP2の最低重量は930kg、最高出力は600ps+αを発生。
F1の最低重量は743kg(ドライバー含む)、最大燃料流量は100kg/h。F2の最低重量は755kg(ドライバー含む)、最高出力は620psです。
F1の段違いの速さが目を引きます。
セクタータイムを見てみましょう。
TS050ハイブリッドが、テクニカルなセクター3でタイムを稼いでいるのがよく分かります。ノンハイブリッド勢より85〜94kg重たいことを考えると、奮闘ぶりが想像できます。ダウンフォース、メカニカルグリップの両面で、ノンハイブリッド勢に対する重量とエンジンパワーのハンデを跳ね返しているのでしょう。
一方、ストレートが支配的な区間では互角か、分が悪いこともわかります。
セクタータイム/最高速比較
やはり、F1の速さは段違い。44号車は優勝したL・ハミルトンですが、329.1km/hの最高速は全体の15位でした。トップはマクラーレンMCL34(ルノー)の4号車(L・ノリス)で、338.2km/hでした。
データを比較してみると、LMP2はF2よりちょっと速いのがわかります。
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