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アウディのDTM向け新開発2.0L直4直噴ターボエンジン [モータースポーツ]

5月4日のホッケンハイム戦で開幕するDTMは、 2019年シーズンからエンジンを一新します。2018年シーズンまでは4.0L・V8自然吸気ユニットを搭載していましたが、クラス1規定に移行する2019年シーズンからは、日本のSUPER GT GT500クラスと同じ、2.0L・直4直噴ターボエンジンを搭載します。規定の内容はほぼ同じ。

で、610ps以上を発生。

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これから実戦に投入するできたてホヤホヤのエンジンを公開してしまうなんて、アウディ、なんと太っ腹なのでしょう。大好きです。

カムプロファイルだって見せてしまいます。

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こちらは4-2-1レイアウトのエキゾーストマニフォールド。長いですね。遮熱材(ドイツのThermisol社製)は日本でいうところの「独立巻き」です。

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こちらがエンジン正面。右サイド(向かって左)が排気、左サイドが吸気です。大きな特長があります。お気づきでしょうか。

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こちらが後面。カムシャフトや補機類を駆動するタイミングギヤが後ろ側に配置されています。そういえば、WECに参戦したR18のV6ディーゼルエンジンも、タイミングギヤはリヤでした。

そして同じく、ウルリッヒ・バレツキー博士が設計に関与。

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右サイド(排気側)を見ます。ターボチャージャーやウェイストゲートはGT500と同様で、共通部品。

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左サイド(吸気側)です。「Airbox」と書いてある赤いフタが目立ちます。

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カムカバーを見下ろします。トップインジェクター(吸気バルブ寄り)ですね。ボッシュ製の高圧燃料ポンプは排気側カムシャフトで駆動。

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レーシングエンジン、カッコイイですね。

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あちこち眺めていると、いろいろと聞きたいことが出てきます。

刺激的なサウンドは、こちらで確認できます↓



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【2019 F1第1戦】サイドポンツーンがスリムになったメルセデスAMG F1 W10 EQ Power+ [F1]

ピットレーンの出口でスタートの練習をするため、一時停止するメルセデスAMG F1 W10 EQ Power+です。

サイドポンツーンの前半部分に注目してください。

Mercedes-AMG F1 W10 EQ Power+ / 2019
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2018年のマシンはこんなふう。

Mercedes-AMG F1 W09 EQ Power+ / 2018
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サイドポンツーンがずいぶんスリムになったのがわかります。

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【2019 F1第1戦】ルノーとレーシング・ポイント、ハース、ウイリアムズの通勤車両 [F1]

メルセデス、フェラーリ、レッドブル、マクラーレン、アルファロメオ、トロロッソの通勤車両を紹介したので、残りの4チームもお知らせしておきましょう。

ルノーのドライバー専用駐車スペースにとまっていたのは、メガーヌR.S.とコレオスでした。

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メルセデスAMGのパワーユニットを搭載するレーシング・ポイントは、メルセデス・ベンツGLE 250dを通勤車両に使用。

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ここまではまあ、わかります。ハース(フェラーリのパワーユニットを搭載)の駐車スペースにとまっていたのは、キア・カーニバルでした。

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ウイリアムズ(メルセデスAMGのパワーユニットを搭載)の駐車スペースには、BMW X5 30dとメルセデス・ベンツC200がとまっていした。

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【2019 F1第1戦】オートモーティブアベニューを歩いてみる [F1]

F1オーストラリアGPの開催場所となっているアルバートパーク、催しがいっぱいです。今回も、すべてを網羅することはできず、心残りです。

前回はハイネケンビレッジから浮橋〜コースをまたぐブリッジを渡ってキッズコーナーに入ったところまでお伝えしました。

キーズコーナーにはジュラシックワールドがあったり、

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レゴ・レーサーゾーンがあったりします。にぎわっていました。

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キッズコーナーを抜けたところに、オートモーティブアベニューが広がっています。

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F1ファンゾーンを中心に展示があった「グランプリ・モーターショー」とは毛色が違います。

F1ファンゾーンを歩いてみる↓
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2019-03-14-1

こちらは、フォード・マスタングなどが並んだゾーン。

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歴代マツダMX-5(ロードスター)がたくさん並んでいます。

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エランをはじめ、いろんなロータス。

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MGです。

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公式プログラムの売り子さんが歩いていました。のどかです(木曜日だったこともあり)。

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【2019 F1第1戦】ハイネケンビレッジを歩いてみる [F1]

F1ファンゾーンを離れてハイネケンビレッジに向かいます。

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人影まばらなのは、木曜日だから(コースでは、サポートレースの走行セッションがガンガン行われていますが)。

ステージイベントも始まっています。

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デッキチェアに寝そべってビール片手に観戦なんて、最高ですね。

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「ホイール・オブ・スチール」と呼ぶスタントショーです。

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アートと飲食物の売店が混在したエリア。ここでも、ルノーに移籍したリカルドの黄色いウェアを身につけたファンの姿が目につきました。

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浮橋を渡ってキッズコーナーに向かいます。

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(クリックで拡大)

広い池の向こうにシティの摩天楼。

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今年もやはり、カスタムプレートの宣伝がありました。

2018年の関連エントリーはこちら↓
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2018-03-24

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コースをまたぐブリッジは例年どおり、カスタムプレートの宣伝でいっぱいです。

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日本語プレートの宣伝に用いているビジュアルは、三菱ランエボX?

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F1の走行セッション中にブリッジを渡ると、迫力あるエキゾーストノートを足元から浴びることができる、刺激的な体験をすることができます(なかなかの至近距離ですので)。

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【2019 F1第1戦】歴代ポルシェ911 GT3 Cupカー [F1]

11の自動車ブランドがグランプリ・モーターショーに出展していることは、先日のエントリーでお伝えしました。

F1ファンゾーンを歩いてみる
https://serakota.blog.so-net.ne.jp/2019-03-14-1

例年そうなのですが、ポルシェはカレラ・カップのパドックに隣接して、テーマ性のある展示を行います。

今年のテーマは歴代カップカー。極めてオープンで、清々しい展示です。

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オーストラリアでカレラ・カップが始まったのは2003年のこと。そのときの車両、すなわちポルシェ911 GT3 Cupはタイプ996でした(2003年〜2005年)。

テンサバリアの使い方がうまいですね。クルマの前にバリアがないので、写真がとりやすいし、絵になります。でも、クルマに触っちゃまずいんだな、というムードは伝わってきます。

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2006年〜2008年はタイプ997.1。

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カレラ・カップ・オーストラリアは2年間の中断を挟んで2011年に再開。ベース車両は911 GT3 RSになりました。

2011年〜2013年はタイプ997.2。

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2014年〜2017年はタイプ991.2。このモデルから、ドライバー救出用のルーフハッチが設けられています。

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エンジンとギヤボックスのサービス・インターバルが2倍に延びたタイプ991.2は、2021年まで現役を務める予定。

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カレラ・カップのパドックに面したエリアには、最新の911 GT3 RSが展示してありました。

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開放的なパドックです。

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【2019 F1第1戦】フェラーリとアルファロメオとマクラーレンの通勤車両 [F1]

メルセデスAMGのドライバーがサーキットに乗り付けるのは「メルセデス・ベンツ」あるいは「AMG」、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのドライバーは「アストンマーティン」、ホンダのパワーユニットを積むトロロッソは「ホンダ」です。では、フェラーリは?

一時期はマセラティを多用していましたが、2019年のオーストラリアGPでは「足」にアルファロメオを使っていました。

ステルビオとジュリアです。

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アルファロメオ・レーシングは当然ながら「アルファロメオ」で、フェラーリと同様、ステルビオとジュリアでご出勤。

レーシングスーツのお腹の部分にあるロゴの振り分けに合わせて、ライコネンがステルビオでジョビナッツィがジュリアでしょうか。

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マクラーレンは「マクラーレン」であってほしい、百歩譲ってトロロッソがホンダで乗り付けるように「ルノー」であってほしい……。

というフリから想像できるように、どちらでもありません。

トヨタ・クルーガー(北米ではハイランダー)です。

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ど、どうして? こういうところに人一倍気を遣うのがマクラーレンだったのに……。

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【2019 F1第1戦】Hondaを賞賛するフェルスタッペン [F1]

2019年F1開幕戦オーストラリアGPの表彰式後、上位3名のドライバーはメディアセンターに隣接した記者会見室で、メディアセンターにいるメディア向けの記者会見を行いました。

優勝:バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)
2位:ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)
3位:マックス・フェルスタッペン(アストンマーティン・レッドブル/ホンダ)

「ホンダのエンジンはどうだった?」と聞かれたフェルスタッペン(3位)は、「スピードに関して言うと、レースを通じてずっとあった」と話し始め、次のように言葉をつなぎました。

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「去年に比べて良くなっている。トップスピードはトップ2チームと比べて遜色ない。基本的に、エンジンはとてもいいし、まったく問題が発生していない。これはとても重要なことだ。トップになれるかどうかは、いずれ明らかになると思うよ」

スピードはあるし、トラブルフリー。この2点がフェルスタッペンの満足ポイント、というニュアンスでした。

ヨーロッパラウンド(第5戦スペインGP)に入るまでに表彰台を獲得して勢いをつけたいところ、と思っていましたが、初戦で表彰台とは望外の出来ではないでしょうか。

メルセデスとの差を痛感したものの、手応えをつかんだ開幕戦だったと思います。

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【2019 F1第1戦】レッドブルとトロロッソの通勤車両 [F1]

ルイス・ハミルトンがサーキットまで乗ってくる車両を確認しました。

こちらです↓
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他のチームも気になりますね? では、レッドブルを見てみましょう。

見られることを意識したチョイスです。

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レッドブルRB15と共通カラーリングのアストンマーティン・ヴァンキッシュ。土曜日はピエール・ガスリーが乗り付けていました。

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ということは、となりのDB11をマックス・フェルスタッペンがドライブ?

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ホンダじゃないの? と思うかもしれませんが、チーム名は「アストンマーティン・レッドブル・レーシング」です。ホンダとパートナーシップを組む際「チーム名に入れる?」とレッドブル側から打診があったそうですが、「自動車ブランドが2つ入るのはおかしい」からと、ホンダ側から辞退したそう。

では、トロロッソを見てみましょう。

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シビック・タイプRです。

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ナンバープレートに注目。

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【2019 F1第1戦】ルイス・ハミルトンはEQC400で通勤 [F1]

サーキットにはドライバーが乗り付けてきたクルマを止めておく、専用駐車スペースが用意されています(助手席や後席に乗っている場合もありますが)。

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今年のF1オーストラリアGPは連日好天に恵まれていますが、ひとたび雨が降ると駐車場は激しくぬかるみます。

右側がF1ドライバー(あるいはF1チーム)専用駐車スペースです。

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パドックに最も近い一等地にスペースを与えられているのは、前年のコンストラクターズチャンピオン、メルセデスAMGです。

駐車スペースはコンストラクターズランキング順に割り当てられており、ウイリアムズは最奥です(つまり、パドックから最も遠い)。

ハミルトンはメルセデス・ベンツの最新EV(電気自動車)、EQC400に乗ってやってきました。駐車場の手前でクルマから降りると、キックスクーターに乗り換えてパドックに向かいました(後ろでクルマ運転していたので、写真撮れていません……)。

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EQC、駐車場で浮いているかな? と思ったら、そうでもなく、溶け込んでいました。

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チームメイトのバルテリ・ボッタスは、となりのE63Sでご出勤でしょうか。

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