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【鈴鹿10H】速いも遅いもピレリタイヤの使い方次第 [モータースポーツ]

鈴鹿10時間耐久レースのタイヤはピレリのワンメイクです。ソフト、ハードなどコンパウンドのバリエーションはなく、ワンスペック。

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ただし、サイズにバリエーションはあります。幅325mm、内径(ホイールリム径)が18インチなのは共通しており、外径に660mm、680mm、705mmのバリエーションがあるよう。660mmと680mmはフロント、705mmはリヤ。

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DHD2というモデルです。

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トレッド面には摩耗チェック用のディンプルが施してあります。

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イン側ショルダー〜センター〜アウト側ショルダーの各エリアに深さの異なる5種類のディンプルが設けてあります。

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こちらが使用後。

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「コンパウンドの柔軟性が失われてクラックの原因になる」として、5℃以上で保管するよう注意書きがありますが、鈴鹿10時間では関係ないですね。熱ダレに苦しんでいる状況ですので。

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割り当てられるタイヤは1台あたり15セットです。フリー走行で2セット、予選で3セット(ポール・シュートアウトに進出すると追加で1セット受け取れます)、10時間のレースで10セットが基本。

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タイヤのタレ具合によっては使用済みタイヤを履かざるを得ない状況が予想されます。そのため、使えそうなタイヤは「キープ」しておきます。

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どうしてもダメなタイヤは「×」。

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路面温度が低くなる夕方までにどう持ちこたえるかが課題。ドライバーやチームのみなさんは、タイヤを温存できるFCY(フルコースイエロー)を期待しているようです。

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