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【WEC 2018】ミシュランが各カテゴリーに供給するタイヤ一覧 [モータースポーツ]

WEC(FIA世界耐久選手権)各カテゴリーで、ミシュランが供給するタイヤについて整理しておきましょう。カテゴリーごとにラインアップやサイズ、セッションごとの割り当て本数が異なります(共通項も多いですが)。

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LMP1はスリック(ドライ)、ハイブリッド(インターミディエイト)、ウエット、フルウエットの4種類です。スリックはソフト、ミディアム、ハードの3種類が用意されており、コースの特性に合わせて2種類が持ち込まれます。スパはタイヤへの負荷が高いこともあり、ミディアムとハードが持ち込まれました(LMP2とLM GTEも同様)。

LMP1ハイブリッド(すなわちトヨタ)とLMP1ノンハイブリッドは駆動方式が異なる(LMP1ハイブリッドは前輪をモーターで駆動)こともあり、サイズは同じでもタイヤの仕様は異なります。LMP1はハイブリッド/ノンハイブリッド全車(10台)がミシュラン製タイヤを装着。

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LM GTE PROも、メーカーごとに専用のタイヤを開発しています。AMも含めてLM GTEは全車両(10台+9台)がミシュラン製タイヤを装着。

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ミシュランは2018-2019のスーパーシーズンから、LMP2へもタイヤの供給を始めました(2017年はル・マン24時間参戦車両にのみ供給)。

29号車(RACING TEAM NEDERLAND/ダラーラP217)、31号車(DRAGONSPEED/オレカ07)、50号車(LARBRE COMPETITION/リジェJS P217)の3台で、各シャシーコンストラクターに行き渡っているのが興味深いところ。その他の車両(5台、すべてオレカ07)はダンロップ製タイヤを履きます。

プロローグ(WEC公式テスト)で収録した、ミシュラン公式動画↓







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