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【TMS2017】立ち止まって見たコンセプトカー [クルマ]

モータースポーツ系や部品展示を見ていると時間がとれなくなることもあり、コンセプトカーは意図的にスルーすることが多いのですが、今回は気になる車両が多すぎて、スルーできませんでした。というより、今回の東京モーターショーではコンセプトカーめぐりをしたような印象。

事前に写真を見ただけで「コレはいいかな」と決めつけてはいけないと実感させてくれたのは、トヨタのGR HV Sports Conceptでした。実物、なかなか良かったです。

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事前に公開された写真では特徴的なヘッドランプに気を取られて気付かなかったのですが、ホイールもトヨタTS050ハイブリッドの引用。

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引用元はこちら。

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トヨタのブースは、Tj CRUISERやTOYOTA Fine-Comfort Ride(燃料電池車)、JPN TAXIなど、気になるクルマのオンパレードでした。足を止めた時間がもっとも長かったのは、CENTURYだったような気がします。おとなしいんだけど、存在感たっぷり。

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おとなりのダイハツです。コンパクトSUVのDN TRECは事前に公開された写真を見て気になっていた1台ですが、写真から感じたイメージどおり、かわいらしいクルマでした。

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DN COMPAGNOです。こういうクルマが街を走ってくれると、風景が華やかになりそう。

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時間を置いて何度見ことか、なクルマがマツダの魁(KAI) CONCEPTです。次期アクセラを示唆しているのでしょうが、全方位、くまなく惚れました。

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こちらは VISION COUPE。マツダの2台は、じーっと見ている人が多かったように思います。

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Honda Urban EV ConceptはIAA(フランクフルトモーターショー)で、Honda Sports EV Conceptは今回の東京モーターショーで初公開されました。ホンダのEVは「愛着」路線のようですね。個人的にはまんまと術中にはまっております。

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コンセプトカーではないのですが、「うまい展示だなぁ」と感心したのが、ポルシェ356スピードスターでした。何気なく撮っても、うまく撮れてしまう。インスタ映えってやつ?

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上の写真はプレスデー1日目。下は2日目。展示場所が変わっていました。どちらも、絵になります。

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【TMS2017】ランエボの進化形(?)なMITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT [クルマ]

「三菱自動車もこんなクルマを出せるようになりました」と語ったのは、澤瀬薫さんです。三菱自動車でEV・パワートレイン技術開発本部に所属し、チーフテクノロジーエンジニアを務めています。歴代ランサーエボリューションなどでAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)やS-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)などを手がけたエンジニアです。

その澤瀬さんがe-EVOLUTION CONCEPTの説明員を務めているのですから、単なる「SUVの格好をした電気自動車(EV)」で終わるワケがありません。

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「テクニカルコンセプトカーです」と澤瀬さんは説明します。「走りも含めたSUVの新しい価値を訴求しています。三菱自動車は“Drive your Ambition”という新しいブランドメッセージを策定しましたが、我々開発陣も含めて挑戦していこうということです。そのときどんな技術で価値を伝えていくか。1つは私がずっとやっている4輪制御の技術。それからEVの技術。さらに、ITやAIです」

4輪制御に的を絞ってe-EVOLUTION CONCEPTが搭載する技術を整理すると、ハイライトは電動S-AWCを搭載していることになります。

澤瀬「アウトランダーですでにやっている前後独立ツインモーターの4WDをベースに、リヤに『デュアルモーターAYC』と呼ぶことにした、2モーターのベクタリング装置が入っています(フロントと合わせて3モーター)。さらに、ブレーキは4輪とも電動ブレーキキャリパーです」

ブレーキは油圧のバックアップを持っておらず、フル電動だ。来年には、理論検証結果を公開するそう。

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歴代ランエボなどでは内燃機関をトルクアクチュエーターとして用い、駆動力の制御を行っていました。その駆動力制御が電動になったのに加え、制動も含めてフル電動になったのが特徴です。

「そうすると、前後の駆動力配分も、駆動力ベクタリング(左右方向)も、ブレーキも、全部電気モーターで行うことができます。高精度・高応答・高効率でロスなく制御できるので、今まで以上にクルマの6自由度のモーションコントロールが、(ヨーだけでなく)ロールとピッチを含めていろいろできるようになります」

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「レスポンス良く制御できるようになるので、ランサーでやっていたようなスポーティな領域だけでなく、日常領域、例えば摩擦円やGボウルで考えると、コンマ3G以下の領域でも、アクセル操作、ブレーキ操作、ハンドル操作に対して、クルマのレスポンスをドライバーの操作に遅れなく反応させるような制御にすることができます。運転の初心者はクルマのヨー慣性や質量に対して操作が遅れがちなので『あれれ……』となりますが、(フル電動で制御すると)免許とりたての人から操る楽しさが体感できるようになります」

話をうかがっていると、人間の身体の延長、能力の拡張といった言葉が思い浮かびます。

「そうです。モビルスーツというか、エヴァンゲリオンみたいな。人間の能力を拡張するのがクルマである。道具は本来そうあるべきでしょ。デュアルモーターAYCを使った3モーター4WDでは、とことん『いい道具』を追求しています」

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すでに試験車両では狙いどおりの動きを確認できているといいます。ん〜、体感してみたいですねぇ。

AIの技術も含めて紹介している公式コンセプトムービーはこちら↓



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【TMS2017】一般公開日初日そぞろ歩き [クルマ]

『第45回東京モーターショー2017』の一般公開が始まりました。あいにくの雨でしたが、館内はどこもかしこも大盛況でした。

ホンダのブース(東7)に行ってみると、一角だけものすごい人だかりです。「何なに?」と覗き込んでみたら、シビック・タイプRでした。いや、それにしても人の多いこと。ブース内人だらけなのがわかるでしょうか。

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レーシングエンジン3台並びの一角も大混雑でした。でも、みなさん行儀良く順番に、じっくりと眺めていらっしゃいました。

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インディカーの佐藤琢磨車も群衆に囲まれております。コクピットにはヘルメット(矢印)を被った人形が収まっていますが……

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2017年のインディ500で使用したレーシングギヤはNGKのブース(東3)に展示してあります。ヘルメットにはタイヤかすが付着したままです。

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東展示棟と西展示棟をつなぐ連絡通路です。混乱を避けるため、左側通行となっています。人が途切れません。いつも思うことですが、さんざん歩き回った後で別棟に移動する際、東西離れすぎていて萎えます。

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ダイハツのブース(西1)からトヨタのブース方向を眺めます。

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ル・マン/WECに参戦するトヨタTS050ハイブリッドにカメラやスマホを向ける来場者の数も相当に多いのですが、人々の視線は断然、となりの展示車両に向いています。

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THS-R(TOYOTA Hybrid System - Racing)を積んだGR HV Sports Conceptです(そのまたとなりのセンチュリーも人だかり)。後ろに並んでいた二人組の来場者が、「何あれ?」と言い出しました。

A「セリカ?」
B「スープラじゃない?」
A「つーか、かっこ悪くね?」

と言いながらも、たくさん写真を撮っていました。

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TOYOTA CONCEPT - 愛i&愛i RIDEのプレゼンテーション中。大人気です。

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東4(ポルシェ/VW/レクサス)から東5(アウディ/三菱/日産)方向を望みます。にぎわってます。

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「何だこの人だかりは?」と思って覗き込んでみたら、GT-Rでした。日産のブースには新型リーフはじめ電動車両がたくさん展示してあるのというのに、皮肉なものです。というか、みなさん正直。

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スバルのブース(東6)です。VIZIV PERFORMANCE CONCEPTのステージイベント中。趣向を凝らすだけのことはありますね。ステージイベントは総じて、どこも人気でした。

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【TMS2017】レーシングエンジンそろい踏みなホンダのブースなど [モータースポーツ]

Hondaのブースはモータースポーツ関連の展示が充実していました。赤い屋根が目印。

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レーシングエンジンは3基展示してありました。すべて2017年仕様で、右からRA617H(F1)、HI17TT(IndyCar)、HR-417E(Super Formula)。

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F1のエンジンに関しては説明員に対して「去年のとどこが違うの?」という質問が飛んでいるそう。言葉で説明するのに苦労しているようです。いずれ、誌面でやりましょう。インディのエンジンもできるかな?

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スーパーフォーミュラ向けの最新エンジンは、初めて見た気がします。カッコイイ。

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エンジンの裏手には車両が展示してあります。マクラーレンMP4-31(のカラーリングを施した車両)は、コックピット体験ができます(小学生以下対象)。

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スーパースピードウェイ用のエアロキットをまとったインディカー(佐藤琢磨車)は、実車(走行可能)です。となりは、スーパー・フォーミュラのピエール・ガスリー車。

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インディカー(佐藤琢磨車)はブリヂストンのブースにも展示してありました(ところどころ、ホンダブース展示車両と仕様が異なります)。

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佐藤琢磨選手の26号車が履いた「インディ500優勝タイヤ」は見物です。305/45R15サイズなのでフロントタイヤですね。

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【TMS2017】3Dプリンターで製作したエキマニ集合管 [モータースポーツ]

とある企業のブースに展示してありました。コレ、何でしょう。

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もうちょっと広い画で見てみましょう。

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エキゾーストマニフォールドの集合部です。「コレクター」と言ったりします。コレ、3Dプリンターで製作したものです。どのエンジンかというと、日産/ニスモのVRX30A evo.です。2017年のル・マン24時間レースに出走したバイコレスENSO CLM P1/01(LMP1ノンハイブリッド)が搭載したエンジンです。

矢印の先がエキマニ集合部で、この部分が3Dプリンター製。

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材質はインコネル(ニッケル系合金)。積層時間は22時間と記してあります。

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Arcam A2Xという3D金属粉末積層装置(左端)で積層。チタンも積層できます。

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コレクターといえば、板金で製作したり、

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ハイドロフォーミングで製作したりといったイメージでしたが、

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3Dプリンターで製作する時代なのですね。西3(西展示棟4階)の「株式会社コイワイ」に展示してあります。

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【TMS2017】日産のフォーミュラE参戦など [モータースポーツ]

『第45回東京モーターショー2017』、始まりましたね(一般公開日は10月28日〜11月5日)。朝8時の開場時刻に駆けつけてみっちり1日回ってやると意気込んでいたのですが、カリフォルニア州某所に電話取材しなければならなくなり、出遅れました(現地14時半に電話して、と言われ、日本時間の朝8時半ね、とすっかり思い込んでしまい、いや待てよ、6時半じゃないか、と気付いたのが午前3時。すっぽかさずに済んだのでオーケーなのですが、眠いです)。

そんなこんなで出遅れ、会場の東京ビッグサイトに着いた頃には、フォーミュラE参戦を発表した日産自動車のプレスコンファレンスは終わっていました。

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日産自動車は、2018/2019年のシーズン5からフォーミュラEに参戦します。日産の発表から時間を置いて、シーズン1から参戦しているルノーが、「F1参戦活動に集中する」ことを理由に、シーズン4(2017/2018年)限りでの撤退を発表しました。入れ替わる、ということでしょう。

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日産ブースにフォーミュラE発表の残り香でもあるのではないかと思い、会場に着くなり訪問してみましたが……。

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残り香はありませんでした。一般公開日期間中は何かする? しない?

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拍子抜けな気分をまぎらわせるため、というより、ついつい目が向いてしまいますね。リーフNISMO Concept。どれだけ気持ちいい走りを作り込んでいるのか、気になります。

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セレナにもe-POWER、追加されるのですね。これも楽しみ(2018年春発売予定)。

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ん〜まだ半分も見ていない気がするぅ……。

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ルノー・スポールF1のエンジニアとドライバーの交信 [F1]

US GPが始まったので思い出したワケでもないのですが、第16戦日本GPのフリープラクティス3回目はルノー・スポール・フォーミュラ・ワン・チームのガレージで見学させていただいたので、そのときの様子を少しお伝えします。ヘッドセットを貸してくれましたので、レースエンジニアとドライバーの無線交信を聞くことができました。

このレースが最後になったジョリオン・パーマーとエンジニアの交信より、ニコ・ヒュルケンベルクとエンジニアの交信の方が圧倒的に活発でした。

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セッション開始早々、ニコをコースに送り出します。

エンジニア「オーケー、ニコ。シナリオ7にしてくれ。トラックはクリアだ。ボッタスが7秒後ろで計測ラップを行っている」

ニコ「コピー(了解)」

無線交信を聞いていると、「オーケー、ニコ」がレースエンジニアの口ぐせであることがわかります。「シナリオ」とは、パワーユニットのマネージメントなどに関するプリセットです。ステアリングホイールの右側に配置されているロータリースイッチで切り換えます。「シナリオ2に変えて」「今度はシナリオ1」と、セッション序盤はシナリオの確認を中心に行っていました。

走行データから、ターン11(ヘアピン)で苦しんでいる様子を感じ取ったのでしょう。エンジニアからニコに無線が飛びます。

エンジニア「ターン11をアジャストしよう」

ニコ「フロントタイヤがとても重たい」

アンダーステア症状に苦しんでいるようです。

エンジニア「デフ・エントリーを6にしてくれ。そうすればアンダーステアは解消できると思う」

コーナー進入のデフの利きを弱くする方向で調節しろと指示を出したのでしょう。シナリオとデフ・エントリーのロータリースイッチは、右の親指で調節できる位置にあります。

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セッション開始から十数分が経過した頃、ピットレーン出口でスタート練習をするよう、エンジニアからニコに指示が出ました。

エンジニア「このラップでピットレーンをドライブスルーして、出口でスタート練習をするんだ」

ニコ「コピー」

エンジニア「リチャージ(エネルギー回生による充電)をオフにして、シナリオを2にしてくれ。バーンアウト(タイヤへの熱入れ)を2回して、スタートするんだ。(スタート練習後は)ターン9(デグナー2個目)までプッシュしてくれ」

スタート練習は狙いどおりにいかなかったようで、ニコに対して「もう1回」の指示が飛んでいました。

バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)がターン14(スプーン)出口で外側のガードレールに接触し、コース上に部品が散乱したため、セッションは赤旗中断になりました。ガレージに戻ってきたニコとエンジニアのやりとりが始まります。

エンジニア「次ぎに出るときは燃料を軽めにして、スーパーソフトを付ける。課題はフロントウイングをどうするかだ。昨日のセッション(FP1)の最後に試したのに戻すか、いまので行くか決めたい。路面は急速に良くなっているから、(ソフトならまだしも)スーパーソフトを履いてアンダーステアに悩みたくないな」

ニコ「そうだね」

こちらが新しいフロントウイング。

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こちらが現行バージョン。結局、新バージョンは投入されませんでした。

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ニコはセッションを通じて、アンダーステアに悩んでいる様子でした。

エンジニア「何かコメントは?」

ニコ「ハイスピードでひどいアンダーステアを感じた。第1セクター、とくにターン2で。エントリーも問題で、ターン9と11はいまだにトリッキーだ」

思うように曲がってくれないマシンと格闘している様子が伝わってきます。

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『ヘッドランプのテクノロジー』 [クルマ]

前々からヘッドランプの技術についてまとめたいと思っていたのですが、ようやくゴーサインが出て、まとめさせていただくことができました。発売中のMotor Fan illustrated Vol.133 (モーターファン別冊)に掲載されています。

特集タイトルは「電気のチカラ」ですが、端のほうに「ヘッドランプのテクノロジー」とあります。第2特集の扱いです。全24ページ。



もうまもなく、ヘッドランプ(LEDやレーザー)で文字やグラフィックが照射できるようになります。

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近い将来(2020年頃)の話に移る前に、光源の歴史を振り返ります。

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LEDが登場するまでは、「いかに明るくするか」が技術開発の大命題でした。各光源の構造と発光の原理をまとめています。

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2007年に登場したLEDは短期間に急速に進化しています。その進化の内容をまとめています。

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ADB(Adaptive Driving Beam:ハイビームの可変配光システム)の進化の過程と、各方式の原理をまとめています。今後ますます普及していくシステムで、一度体験したらやめられません。安全ですしね。

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ADBの「次」の技術についてまとめています。冒頭に記した、文字やグラフィックの表示も「次」です。ル・マン24時間なんか、いいデモンストレーションの場だと思うんですけどねぇ。

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小糸製作所、スタンレー電気、市光工業(ヴァレオグループ)の国内3社にご協力いただき、取材することができました。各社のケーススタディを掲載しています。フランクフルトモーターショー(IAA)では、ヘラやZKWから話を聞きました。

最近試乗したクルマが、たまたま国内3社のLEDヘッドランプを搭載していました。ダイハツ・ミラ・イースは小糸製作所製の(プロジェクター式ではなくより低コストな)パラボラ式LEDヘッドランプを搭載。

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スズキ・スイフトスポーツはスタンレー電気製のプロジェクター式LEDヘッドランプを搭載。

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新型日産リーフは、市光工業製のLEDヘッドランプを搭載。

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LEDの採用例、加速度的に増えています。

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【WEC富士6時間2017】イベント広場をひとめぐり [モータースポーツ]

グランドスタンド裏のイベント広場を歩いてみました(土曜日)。地下通路を抜けてパドックからイベント広場にやって来ると、人だかりが目につきます。

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人だかりは2ヵ所確認でき、ひとつは「TOYOTA GAZOO Racing PARK」。ドライビングシミュレーターが注目を集めていました。

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もうひとつは「森のプロレス」で、ちょうどアジャ・コング選手がリングにいました(ラッキー&大盛り上がり)。

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TOYOTA GAZOO Racing PARKには、新ブランド「GR」の車両がたくさん並んでいました。

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トヨタTS050ハイブリッドとTS030ハイブリッド(小学生以下限定)の搭乗体験も実施(TS010も展示)。

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アンケートに答えると公式ノベルティがもらえるとあって、「FIA WECオフィシャルブース」には大行列ができていました。

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イベントステージでは「足久保太鼓」が演奏中でした。足を止めずにはいられないほど、迫力あるパフォーマンスでした。

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イベント広場をひとめぐりして戻ってきたら、「AKB48 Team 8スペシャルライブ」が始まっていました。ものすごい音量でした。

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ステージの横にスケジュール表が置いてありましたが、英語表記も欲しかったですね。のぞき込んでいる外国人の方もいましたので……。

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「PORSCHE PRブース」には、919ハイブリッドの展示モデルに加え、911 GT3などが展示してありました。

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「東京マルイ」のブースには、エアソフトガンが展示してあるだけでなく「お試し」コーナーがありました。触ったら最後……な予感がしたので、お試しは自重……。

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「フランスの食と文化を体験できる」という触れ込みの「ヴィラージュ・ボンジュール・フランス」です。遠目だと「何があるんだろう」という感じでしたが、会場に入ってみてびっくり。飲んで食べて、長時間過ごしたくなる空間でした。

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他にも「静岡県PRブース」など(ふじっぴーには会えませんでした)、楽しめる場所がたくさんありました。残念だったのは天候のみ。

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【WEC富士6時間2017】ポルシェとトヨタの前後空力アイテム [モータースポーツ]

スターティンググリッドで、ポルシェ919ハイブリッドとトヨタTS050ハイブリッドの前後空力アイテムを確認しました。

フロントのカナード(ダイブプレーン)を見てみましょう。

Porsche 919 Hybrid
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Toyota TS050 Hybrid
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よく見ると、TS050ハイブリッドは、赤いメインのカナードの下に小さな黒いプレートが確認できます。どこか他のレースでついていたところあったでしょうか(未確認)。

お次はリヤウイング。

Porsche 919 Hybrid
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Toyota TS050 Hybrid
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角度はどうでしょうか。

Porsche 919 Hybrid
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Toyota TS050 Hybrid
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TS050ハイブリッドにはガーニーフラップがついています。

Toyota TS050 Hybrid
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リヤカウルはこんな感じです。

Porsche 919 Hybrid
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Toyota TS050 Hybrid
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TS050ハイブリッドにはやはり、ガーニーフラップがついています(矢印)。

Porsche 919 Hybrid
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Toyota TS050 Hybrid
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フロント側から見るとこんな感じ。

Toyota TS050 Hybrid
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