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【IAA2017】WECつながりでフォードとBMWとakebonoへ [モータースポーツ]

フォードのブースにはWECのGTE Proクラスに参戦するGTが展示してありました。通常は量産車をベースにGTE仕様を仕立てますが、フォードGTの場合はル・マン24時間の制覇をターゲットに先にGTE仕様を設計。GTE仕様をベースに量産仕様を仕立てたのが特徴。

GTE仕様と量産仕様の間に、レゴでできた人形があります。ル・マンのフォード・ブースにも展示してありました。

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レゴでできたフォードGT GTEもありました。レゴでミニチュアを作ることに何か特別な意味があるのかと疑問に思いながらも、展示してあるとつい見てしまいます。

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GT40もありました。

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2018年からWECに参戦するBMW M8 GTEがフランクフルトショーで発表されると聞いていたので、プレスデーの朝一番にBMW専用ホール(ホール11)に向かいました。が、お目当てのM8 GTEはなく、M4 GT4がありました。

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M8 GTEはタイミングをずらして夕方、ホール内のセンターステージで公開されました。人がはけたらじっくり観察しようと思って時間差で訪れてみると、M8 GTEはすでに奥にひっこみ、その後、出てこず(涙)。

M8 GTEは4.0L・V8ツインターボエンジンを搭載しています。ベースエンジンの排気量は4.4Lですが、規則によって排気量削減を強いられたとBMWは説明。88.3mmだったストロークを80.0mmに縮めて、排気量を400cc減らしています(ボアは89mm)。

写真は新型M5が搭載する4.4L版。

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曙ブレーキ工業(akebono)のブースには、トヨタTS050ハイブリッドが搭載する6ポット・アルミモノブロック・フロントブレーキキャリパーが展示してありました。表面を光沢仕上げにしているのは、輻射熱による影響を抑えるため。

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こちらはニュルブルクリンク24時間に参戦したレクサスRCが装着した、6ポット・アルミモノブロック・フロントブレーキキャリパー。やはり、光沢仕上げ。ブレーキパッド交換の頻度を減らすため、厚いパッドを収める設計になっています。

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