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HondaクラリティFUEL CELL [クルマ]

「気がついたら、乗ってから1ヵ月」シリーズです。ホンダの燃料電池車、クラリティFUEL CELLを運転しました。

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2回目の試乗で、前回の報告はこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2016-04-26

乗る度に発見があるものです(1回で気付けって話ですが)。荷室容量を稼ぐためでしょう。クラリティFUEL CELLのリヤデッキは高くなっています。ぱっと見、そうは感じませんが(スタイリングの妙でしょうか)。

リヤのデッキを高くすると後方視界の邪魔をするので、デッキの上部にエクストラウインドウが設けられています(矢印)。2代目CR-X以来の伝統(?)でしょうか。CR-X好きとしては単純なもので、エクストラウインドウを発見した途端にクラリティへの好感度が増しました。

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後席からエキストラウインドウ部分を振り返ったところ。ルームミラーを覗き込んだ際は「エクストラ」を意識することなく、後方を広く確認できます。

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リヤサスペンション周辺を覗き込んでみました。サスペンションを構成するリンクはすべてアルミ鍛造製。リヤのサブフレームもアルミ製です(どちらも軽量化のため)。アルミライナー製水素タンク(繊維を用いてフルラップで補強)の一部が見えます。

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帰途、イワタニ水素ステーション芝公園で水素を充填しました。高級ホテルの車寄せを彷彿とさせる丁寧なお出迎えに恐縮(クラリティが珍しかっただけ?)。

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3kgちょっと充填しました。1kgあたり1100円(7月20日当時)。走り方にもよりますが、1kgで100km+α走るイメージ。タンクの使用圧力は70MPa(700気圧)ですが、87.5MPaまで圧力を高めて充填することが認められています(きっちり充填するため)。

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実はクラリティは、燃料電池車のFUEL CELLだけでなく、電気自動車の「ELECTRIC」とプラグインハイブリッドの「PLUG-IN HYBRID」が一括企画〜開発されています。最初に市場に投入されたのがFUEL CELLというわけです。下の写真は奥(左)から、ELECTRIC、PLUG-IN HYBRID、FUEL CELL。

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フロントフード下を見てみましょう。FUEL CELLは130kW/300Nmのモーターを搭載。車重は1890kg。

FUEL CELL
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PLUG-IN HYBRIDは、高膨張比サイクルを採用した1.5L・直4エンジンと、2モーター型ハイブリッドシステム(i-MMD。アコードなどが搭載)の組み合わせ。135kW/315Nmのモーターを搭載。バッテリー容量は17kWh。エンジンは発電機能に徹した使い方。

PLUG-IN HYBRID
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EV仕様は構造がシンプルなので、スペースに余裕があります。120kW/300Nmのモーターを搭載。バッテリー容量は25.5kWh。

ELECTRIC
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本命は使い勝手のいいPLUG-IN HYBRIDでしょう。

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