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トヨタ・プリウスPHV [クルマ]

有り体に言えば、プリウスをベースにバッテリー容量を大きくしてEV走行距離を延ばし、充電(AC100V&200Vの普通充電+急速充電)できるようにしたのがプリウスPHVです。

EV走行(エンジンは使わず、バッテリーに蓄えたエネルギーでモーターを駆動。つまり、電気自動車と同じ状態)が延びた効果は大きく、プリウスよりも「このクルマいいな」感が増しました。モーターの走りは気持ちいいですね。

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家庭の電源で充電できるに越したことはないのですが、そういう環境になくても、十分に選択する理由が成立します。その分お値段張りますが……。満充電状態からのEV走行距離は、都内を動き回って約45kmでした(カタログ数値は68.2km)。

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EV走行ができなくなるまでバッテリー残量が減ってから、市街地と高速道路を200kmほど走った際の燃費は36km/L超でした。

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テスラ・モデルSでiPadをはめ込んだような大型ディスプレイに衝撃を受けてしまっているので、プリウスPHVのディスプレイを見てもデカイなと思うだけですが、11.6インチもあるので、デカイっちゃデカイです。地図表示の際に進行方向が広く表示されるのは理に適っています。クルマからは先進的なイメージを受けるだけに、地図のグラフィックがやや古くさく感じました。

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高速道路にのるまでにEV走行するに足るだけのエネルギーを使い切ってしまったので、サービスエリアで急速充電を行いました。高速道路で連続EV走行を体験してみたかったので。連休前日のせい(?)か、充電待ちが発生していました。その間、日産リーフに乗る先客と雑談。

営業で年間10万km(!)乗る猛者でした。購入時は150kmほど走ったものの、バッテリーが劣化して一充電当たりの走行可能距離は50km程度になってしまい、名古屋に向かうのに6回充電が必要だし、夜は自宅近くの急速充電設備で充電して(その間、銭湯に行く)から寝るのが日課になっているそう。

さぞかし懲りているだろうと思いきや、「モーターの走りは気持ちいい。もうやめられない」そうで、いま選ぶんだったら(充電が要らない)日産ノートe-POWERとの話でした。

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ゴルフバック何個みたいな条件は満たしているのでしょうが、大容量のバッテリーを搭載しているため、荷室は外観から想像するほどには広くありません。初めて開けたときはちょっと衝撃でした。

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PHVの後ろ姿もなかなかいいですね。いろいろ意見はあるようですが、プリウスも好きです。

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軽量化のため、バックドアの骨格にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用。樹脂パーツのロゴから、リヤランプは市光工業製(ICHIKOH)であることがわかります。

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帰路は一部区間でトヨタC-HR(1.2L・直4ターボ+CVT)を運転しました。これまた運転していて気持ちがいい。身のこなしがシャープです。走りがいいと、ブランドに対する好感度、上がりますね。

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ZFのチューニング/サービストラック [クルマ]

過日、横浜にあるゼット・エフ・ジャパンのジャパンテックセンター(JTC)にお邪魔しました。旧TRWオートモーティブ・ジャパンの施設(TRWはZFが2015年5月に買収)で、エアバッグやシートベルト、ブレーキなどを試験する設備があります。

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その施設の一角に、ダンパーのチューニングトラックがありました。国産メーカーの研究開発施設に出向いて、量産車向けダンパー(2012年にザックス=Sachsを統合)のチューニングを行います。チューニングトラックがないと、自動車メーカーに場所を用意してもらわなければなりません。その場合、自動車メーカー側の負担にもなるし、ZFのエンジニアにとっては慣れない場所での作業を強いられます。

専用のトラックで出向けば、いつもと同じ環境で開発に取り組むことができます。自動車メーカー側に余計な気を遣う必要もありません。欧州で導入済みの手法を日本にも取り入れたというわけです。導入は2015年。

トラック内部にはワークショップや減衰力特性の測定装置などがあります。ドイツからエンジニアを招いて作業にあたるのが基本ですが、日本人エンジニアだけで対応できるよう育成を進めているところだそう。

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ダンパー(やクラッチ)のトラックは、サーキットではおなじみです。下の写真は、DTM/ポルシェ・カレラカップ向けのサービストラック。JTCにあるトラックよりも小ぶりですが、内部の一角にミーティングスペースがある点は同じ。

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こちらは主にヨーロッパラウンドでF1と併催されるポルシェ・スーパーカップのパドックで見かけるサービストラック(バン?)。

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IMSAの一戦、デイトナ24時間で見かけたZFのサービストラックは巨大でした。

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フィアット・クーボ1.3MJT 80CV [クルマ]

モンツァで開催されたプロローグ(WEC公式テスト)の取材で降り立ったのは、ミラノ・リナーテ空港でした(モンツァまでは約20km)。借りたレンタカーは、フィアット・クーボ(Fiat Qubo)。「パンダにする? クーボにする?」と聞かれ、乗ったことなかったのでクーボを選択。毎日路駐を強いられると知っていれば、小さなパンダにしたのに……。

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とはいえ、初代ルノー・カングーに近いサイズなので、取り回しは楽でした。

横道にそれますが、モンツァ・サーキットのP4(駐車場)には、フランスナンバーのホンダ・シビックがとまっていました。

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こちらはドイツからやって来たポルシェ911R。

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ホテルからサーキットまでは約4kmでしたが、テスト初日は大渋滞で1時間以上を費やしました。サーキットに隣接する公園を抜けてゲートに向かいます。

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5速MTです。サイドブレーキの後方にカップホルダーがひとつありますが、使いづらいし、収まり悪いです。

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リヤはスライドドアです。ずっとひとりで移動していたので、残念ながら後席での移動は体験できず。

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帰国日はフライトまで時間があったので、郊外というか、ミラノよりもジェノバに近いアウトレットモールまでひとっ走りしました。高速道路の制限速度は130km/hなので、120kmの移動も苦になりません(強がり)。

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電動車両用の充電&駐車スペースが4台分ありました(が、訪問時の利用者はゼロ)。トヨタ/レクサスのハイブリッド車は滞在期間中、結構な頻度で見かけました。

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1.3L・直4ディーゼル(62kW/200Nm)を搭載。いまとなっては昔懐かしい感じのするエンジンです。速度域を問わず威勢のいいガラガラ音がしますし、ターボラグは明確に存在します。そういうものだと思って付き合えば気になりません。

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300kmちょっと走って燃費は15.6km/Lでした。ミラノ郊外での軽油の価格は1.497ユーロ(約175円)。下の写真は、定点観測している、モンツァ・サーキット内にあるガソリンスタンドの価格表。外より高めです。

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ルノーが提示する2027年のF1:R.S. 2027 Vision [F1]

ルノーは4月19日、「オート上海2017」で2027年(つまり10年後)のF1像を提示する「R.S. 2027 Vision」を公開しました。

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ルノーはF1のキープレイヤーとして、今後少なくとも10年はF1に参戦しつづけるとの意思表明でもあり、その10年間に、モータースポーツで培った革新的な技術を順次量産車に展開していく旨を表明しています。

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ルノーはR.S. 2027 Visionを通じて、技術を中心としたF1カーの将来像を提示するだけでなく、F1のスポーツあるいはエンターテインメントとしての側面に関しても提案を行っています。

例えば、金曜日の夕方にリザーブドライバーやルーキードライバーを対象にした「ルーキー・ナイト・レース」を開催してはどうかとか、レース距離を250kmに短縮すると同時に、ロングとスプリントの2部に分割してはどうかとか。



車両のコンセプトは「人間中心」です。人間のパフォーマンスが競技の中心であることを伝えるため、コクピットは透明(ハニカム状の構造部材の製造は3Dプリンティングの技術を採用。リサイクル性も配慮)。ヘルメットも透明で、ドライバーの動きや表情が外からわかるようにしています。

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コクピットはポリカーボネート製のキャノピーを備えたクローズド。ロールバーは格納式で、転倒モードに入ったのを感知すると飛び出す仕組み。リヤウイングは格納&可動式です。

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コスト抑制の観点から、空力開発の範囲は前後ウイングとエンジンカバー、フロア、ディフューザーに限定。空力パッケージはシーズンあたり3仕様に制限することを提案しています。

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エンジンカウルを外した状態(&カウルオープン)。

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エンジンはV6ダウンサイジングターボを搭載。燃料噴射は(直噴ではなく)マルチポイントとしています(直噴&ポート噴射併用?)。これにエネルギー回生システムを組み合わせますが、熱エネルギー回生システム(ERS-H)の言及はなく、出力各250kWの運動エネルギー回生システム(ERS-K)をフロントとリヤに搭載するとしています(LMP1のトヨタTS050ハイブリッドと同様の構成)。

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エンジンとERS-Kを合わせた出力は1メガワット(1000kW=約1360ps)。車重は600kg。現状の2倍のエネルギー密度を達成したバッテリー(フォーミュラEがシーズン5から搭載する仕様と同等)の搭載を想定。レース走行距離が短くなるのに合わせ、燃料タンク容量は60kgにします(現在は約305kmのレース距離を走行するのに105kgに制限)。

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展示車両の製作過程です。ターボチャージャー(デカイ!)がしっかり載っているのですね。

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ギヤボックス(に関する言及はなし)ケーシングも本格的。「超複雑な油圧式サスペンションをやめ、シンプルなアクティブサスペンションにする」とプレスリリースに記述があります。現状のルールに対する不満の裏返しに感じられます。もっと早く実現するかも……。4輪操舵も装備。

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EV走行(モーターのみの動力で走行)モードも備えており、フォーメーションラップやピットレーン走行での適用を想定しています。その際、通常はホワイトに点灯するLEDライト(ルノーの量産車に共通するCシェイプのライトと側面のルノーダイヤ)のカラーをブルーに切り換えます。

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ホイールには「アクティブLEDライティング」が仕込まれており、順位やエネルギー残量などを表示。

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ステアリングホイールのディスプレイには、レースディレクターからの指示やフラッグなどの情報に加え、ファンランキングを表示。ランキング上位のドライバーは最終ラップに追加のブーストが与えられるとしています。フォーミュラEのファンブーストに似た取り組みですね。

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興味深い提案がたくさん詰まったコンセプトカーです。

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オーストラリア版カローラ(とナンバープレートのカスタマイズ) [クルマ]

F1オーストラリアGP取材のため、メルボルンに短期間滞在しました。借りたレンタカーはトヨタ・カローラでした。他の選択肢を提示されたかどうか忘れましたが、「カローラでいいわね」といった感じで渡されたように記憶しています。

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日本で言うオーリスです。1.8L・直4自然吸気エンジン(2ZR-FAE)とCVTの組み合わせ。

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CVTはあまり回転変動させないタイトなセッティングで、「まさかステップAT?」と勘ぐりたくなるほどでした。

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地図で確認したらホテルからサーキットまでは20kmほどだったので楽観的な気分でいたのですが、連日、行きも帰りも大渋滞でした。10km遠回りになっても高速道路使った方が時間の節約になります(ということがわかったのは滞在最終日)。

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しばらく止まって少し動く、の繰り返しなので、いい建築散歩になりました(強がり)。

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一定速でコンスタントに走る状況はほとんどなかったので燃費的には厳しかったと思いますが、滞在中300kmちょっと走って燃費は10km/L弱でした。RON91のガソリンはリッターあたり1.309豪ドル(約112円)でした。

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ところで、サーキットではこんな広告看板を見かけました。「あなたのクルマはキャンバス」で、「日本のプレートも選べるようになりました」と書いてあります。

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日本語を見ると、つい反応してしまいます。

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メルボルンを含むビクトリア州が行っているサービスで、「カスタムプレート」の宣伝です。

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選択できるナンバープレートの種類は何種類もありますが、日本語版も加わった(のは2015年のことらしいですが)ことを知らせています。白地に緑の文字は日本のナンバープレートをイメージしたものでしょう。

似て非なる物ではありますが……。
https://www.vplates.com.au/japanese

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「カスタムプレートの購入はビクトリア州の道路開発やロードセーフティに役立つ」旨が、ホームページに記載されています。だから、カスタムプレートを買ってヨソのクルマに差をつけよう、ということですね。

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トヨタTS050ハイブリッド・ハイダウンフォース仕様(2017年版) [モータースポーツ]

「ダブルタイトルのハットトリック」を狙うポルシェは空力的に不利になるのを承知で、ル・マンを念頭に置いたロードラッグ(ローダウンフォースでもある)仕様でWEC開幕戦シルバーストンに臨みました。

対照的に、トヨタはハイダウンフォース仕様を投入。どっちのアプローチが吉と出るか、興味深いですね。

トヨタTS050ハイブリッドのハイダウンフォース仕様を、プロローグ(WEC合同テスト)で走行したロードラッグ仕様と対比させてみましょう。

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Toyota TS050 Hybrid_2017 / Rd.1 Silverstone
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フロントフェンダーとノーズをつなぐパネルの処理が異なっており、赤くペイントされたノーズ部分の太さが異なります(1)。この角度ではわかりづらいですが、これまでの流れと同様、ハイダウンフォース仕様のフロントフェンダー前面は傾斜が強く、ラウンドしています(2)。ハイダウンフォース仕様は「AISIN」の青いスポンサーロゴがヘッドライトハウジングまで浸食していますね。

上中下、3つにわかれたLEDヘッドライトのうち、シルバーストン戦では下のユニットが省略されています。夜間走行がないからで、軽量化のためでしょう(3)。リヤウイングはロードラッグ仕様よりも立っています(4)。

横から眺めると、ロードラッグ仕様(プロローグ)とハイダウンフォース仕様(シルバーストン)のフロントフェンダーの形状の違いが、少しはわかるでしょうか(矢印)。

Toyota TS050 Hybrid_2017 / Prologue
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Toyota TS050 Hybrid_2017 / Rd.1 Silverstone
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ハイダウンフォース仕様(シルバーストン)はエンジンカウル後端が大きく跳ね上がっています(5)。ディフューザーとカウルに挟まれた開口部の処理も異なっているようです(6)。

Toyota TS050 Hybrid_2017 / Prologue
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Toyota TS050 Hybrid_2017 / Rd.1 Silverstone
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2017年は空力パッケージが年間2仕様に制限されていますので(2016年は3仕様)、トヨタの場合はこれでお披露目完了ですね。ル・マン後最初のレースでの楽しみがなくなりました。

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WEC 2017年シーズン開幕(に向けたポルシェとトヨタの公式動画) [モータースポーツ]

WEC(FIA世界耐久選手権)の2017年シーズンが始まりますね。開幕戦はシルバーストン6時間(4月6日決勝)。

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最上位のLMP1-Hクラスに参戦するポルシェとトヨタの、シーズン開幕に向けた公式動画を見てみましょう。ポルシェは「なぜ、モータースポーツをやるのか」という視点で制作。



トヨタは「今年こそル・マンで勝つ」という意気込みを伝えています。



いよいよ、ですね。

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モンツァで通い詰めたリストランテ [旅(海外)]

部屋にたどり着くまでに鍵を4個使う必要があるし、路駐するスペースを探すのに苦労するし、朝食はクロワッサン2個だし、毎朝8時50分にルームクリーニングのバーバラがやってきては掃除機の轟音響かせるしで、「次ぎはないかな」と思っておかしくないのですが、不思議と、モンツァで泊まった宿の居心地は悪くありませんでした。

居心地が悪くなかった理由は他にもあって、宿の主であるダリオが紹介してくれた近所のレストランが「当たり」だったのです。安くてうまい。

La Pergola
http://www.lapergolamonza.it

このリストランテに近いからダリオの宿(http://www.greyrooms.it)に泊まってもいいかなと思うほどです。サーキットから近いので、ヨソに泊まりつつ帰りがけに寄ってもいいのですが。

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開店時間(19時15分)に合わせて行ったり、閉店(22時45分)間際に駆け込んだり、さんざん通いました。住宅街にポツンとあるリストランテで、見たところ、近所の常連が集まる食堂と化しています。とってもフレンドリー。

人が注文した料理まで含めて、ざっとご覧いただきましょう。パスタが絶品(個人的に)。

SPAGHETTI ALLA CARBONARA DI MARE(10ユーロ) イチ押しです(個人的に)。

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SPAGHETTI ALLE VONGOLE VERACI IN BIANCO(11.5ユーロ) たっぷり入ったあさりの出汁が利いています。

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おすすめメニューからも選んでみました。

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PAPPARDELLE AGLI ASPARAGI CON ZAFFERANO E SPECK(12ユーロ)

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ピザがまた安いのなんの。 BISMARK(6.5ユーロ)

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LA COTOLETTA ALLA MILANESE(14ユーロ) 定番です。

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何だったっけ、これ。隣のテーブルだかメニューの写真だかを指さして注文しました。大まかに言って、調理した魚介類の盛り合わせ。

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焼いたエビです(大まかアゲイン)。

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デザートに行きましょう。IL GELATO ALLO ZABAIONE CON POLVERE DI CAFFE(6ユーロ)

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LA CREMA CATALANA(5ユーロ)

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ごちそうさまでした。

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モンツァで泊まった宿など [旅(海外)]

Prologue(プロローグ:WEC合同テスト)が当初の予定より1週間遅れて開催されることもあり、急遽宿を取り直すことになったのはいつだったか忘れました。F1イタリアGPのときに泊まるホテルを予約してもよかったのですが、「なんでそんなに高いの?」という価格設定だったし、F1じゃないんだからもっとサーキットの近くで予約できるはずと思って探してみたら、リーズナブルな価格でサーキットの近く(3〜4km)にありました。

「着いたら5Aのブザーを押してね」とメッセージをもらって、「何のこと?」といぶかしみつつ宿に着いてみたら、集合住宅でした。下の写真は門扉の内側から撮影。

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住居部分を改装して宿泊業を営んでいるというわけです。客室が3つと事務所兼ダイニングルームがあります。部屋はこぎれい。

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バルコニーからの風景。走行セッション中は木々の向こうから、ゆる〜い感じでエキゾーストノートが届きます。なかなか贅沢な環境。

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集合住宅の門の鍵、住居棟の玄関の鍵、住居(宿)の鍵、部屋の鍵と、4つの鍵を渡されます。一番大きい鍵以外は最後まで覚えられませんでした。

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近所に24時間営業のカルフール(スーパーマーケット)があるのは便利。

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予約サイトには「駐車場完備」と書いてあったのですが、聞いてみたら(着いたときに感づきましたが)「そこに止めるんだよ」と道路を指さして言います(宿の主のダリオが)。路駐しろということですね。

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イタリアの住宅街によくある光景で、路駐天国です。スペースを探す方にしたら地獄ですが。

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ところどころに標識があって、「水曜日の朝に路上清掃車が来るから止めるな」と書いてあります(矢印)。

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で、土曜日の朝、いつものようにダリオとふたりっきりの部屋でクロワッサン2つだけの朝食をとっていたわけです。「今日は天気良さそうだね」と言ったきり、会話ははずみません。しばし沈黙の後、「そういえば、クルマどこに止めた?」とダリオが聞いてきます。

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「前の道がいっぱいだったから、この先の小学校の前の駐車場に止めたけど」と告げた途端、パソコンに向かっていたダリオは突然立ち上がり、「なんてこった! だめだよ、そこに止めちゃ。土曜日の朝は止めちゃだめなんだよ」と頭を抱えつつまくし立てます。

「だめなの? でも止めちゃいけないのは水曜日の朝って書いてあったよ?」と答えるも、「だめだめ、今すぐ見に行こう」と身支度を始めました。

「ほら、水曜日って書いてあるじゃん」と標識を指さしつつ、そして、視界の隅でクルマの存在を確認しつつ、得意げにダリオに告げます。

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すると、「そっちの標識じゃないよ。こっちだよ」と木の影に隠れている(ように見えた)別の標識を指さします。ダリオの指摘どおり、土曜日と書いてあります。

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慎重にクルマのまわりを1周するダリオ。何ごともないのを確かめると、「クルマ持っていかれてないし、駐車違反もとられていない。おまえラッキーだな」と語り、手を差し出してきました。コトの重大さにあまり気づいていませんでしたが、ともかく握手。

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いや、ハグはいいです……。

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トヨタTS050ハイブリッドの発表前後など [モータースポーツ]

モンツァ・サーキット(イタリア)で3月31日に行われたポルシェ919ハイブリッドの発表風景をお伝えしたので、トヨタもまとめておきましょう。発表イベント自体はトヨタの方が先でした。

そろそろ写真撮影のタイミング(12時)だな、と思いつつコースに出てみると、素人泣かせの逆光でした。なぜ……。

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エグゼクティブがベールをはいでいくのはポルシェと同じ。佐藤俊男チーム代表(右)と嵯峨宏英・トヨタ自動車専務役員。逆光です。

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ドライバーが非常に仲良くやっていることは、じゃれついた様子からうかがうことができました。しかし、逆光です。

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日本人ドライバー3名だけを集めて、雑誌やテレビの撮影が行われています。このアングルだと順光。

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いい並びなんですけどね。逆光です。

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クルマに近づく機会がなかったので、ちょっと遠目から観察します。ヘッドライトの光源がHIDからLEDになって、ずいぶん表情が変わりました。

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新車発表のタイミングで観察したりない部分は、WEC参戦車両が集合写真のために集結するタイミング(17時)を狙うのが、プロローグ(WEC合同テスト)でのセオリー。

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リヤフェンダー後端開口部の処理、細かいところまで手が入っている(矢印)ようですね。

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