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【Le Mans 24h】アウディ歴代参戦車両・簡単に振り返り [モータースポーツ]

「モノコックはキャリーオーバーするが、見た目は大きく変わる」と聞いていただけに、2017年車両のデビューを心待ちにしていたのですが、2016年限りで撤退とは何とも残念です。

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アウディの歴代参戦車両を振り返ってみると、激変ぶりがわかります。R8なんてもう、まったく違う種類のクルマに見えます。2001年から(ガソリン)直噴テクノロジーを導入。

Audi R8(2000-2002)
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2006年にディーゼルエンジンに切り換えると同時に、車両もR10にスイッチしました。アグレッシブな面構えです。

Audi R10 TDI(2006)
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2009年にR15を投入。ディーゼルエンジンは、5.5L・V12から5.5L・V10にスイッチ。ハイダウンフォース指向だったよう。

Audi R15 TDI(2009)
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プジョーに負けた2009年の反省から(?)、2010年は空力を中心に大幅に見直したR15 Plusを投入。以後、1年ごとに新型車を投入するようになります。

Audi R15 Plus TDI(2010)
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2011年、クローズドルーフのR18 TDIを投入します。「怪物だな、こりゃ」と思いました。ディーゼルエンジンは3.7L・V6に変更。ヘッドライトはフルLEDに進化しました。

Audi R18 TDI(2011)
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トヨタが参戦を開始した2012年、レギュレーション変更に合わせてハイブリッド化したR18 e-tron quattroを開発。以後、モデルチェンジしても「R18」を名乗りつづけることになります。

この年のアウディは、2台のquattro(MGUが前輪を駆動)に加え、ディーゼルエンジンの動力のみで走る「ultra」を2台、ル・マン24時間に投入しました。

Audi R18 e-tron quattro(2012)
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2013年のル・マンには、ハイブリッド版のみを3台エントリー。トヨタが先鞭を付けたエクステンディッド・リヤウイングが目を引きます。

Audi R18 e-tron quattro(2013)
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2014年、燃料流量規制の導入に合わせて最適化するため、搭載するディーゼルエンジンの排気量を4.0Lに増量しました。2013年の車両は2012年型の進化版ですが、2014年は完全新設計。この年からポルシェが参戦。

Audi R18 e-tron quattro(2014)
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2015年版は「どうしたの?」と言いたくなるくらいアグレッシブな造形に変化。ロードラッグ仕様(写真)のフロントカウルは実質的に「ない」状態。

Audi R18 e-tron quattro - Low Drag Version(2015)
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2016年、エネルギー貯蔵装置を2012年以来使いつづけてきた電動フライホイールからリチウムイオンバッテリーにスイッチ。合わせてフロントMGUを高出力化。モノコックを新規に設計し、ハイノーズ時代のF1を彷彿とさせる極端に細いノーズを取り入れました。

アウディのプロトタイプカー史上、もっともアグレッシブな設計と言っていいでしょう。

Audi R18(2016) - Low Drag Version
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2017年はその進化形が見られるはずだったのですが……。

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