【ル・マン24h】使用済みホイール清掃風景

パドックを歩いていたら、ポルシェLMP1チームのクルーが使用済みホイールを清掃している風景に出くわしました。



うしろでミシュランのエンジニアがタイヤの摩耗状態などをチェックしています。



右リヤタイヤの状態はこんな感じ。



ホイールの内側に付着したカーボンブレーキディスク＆パッドのスラッジ（3スティント分が基本）をこそげ落とします。結構出てくるものですね。



リムの内側に貼ってあるバランスウェイトもはがします。




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【ル・マン24h】メディアセンターの全車ピットストップ時間＆作業内容表

メディアセンターの壁に大面積の紙が貼ってあり、そこに出走各マシンのピットストップの時刻とその作業内容を順次記していくサービスがあることは、2013年にお知らせしました。

↑この文章は年前に書いたのとまったく同じです。

2015年のエントリーはこちら↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2015-06-19

2016年の様子を見てみましょう。

個人的に大好きなこのサービス、今年も健在でした。下の写真は6月12日、レースの6日前です。当然のことながら、ボードは真っ白。



で、6月19日の朝です。順調に埋まっていますねぇ。



ピットインした時刻、ピットアウトした時刻、作業内容、どのドライバーが乗っていて、どのドライバーに交代したか（あるいはしなかったか）が記してあります。



こちらはリタイヤ（47号車／電気系）の例。



こんなふうにして貼っています。



残念なのは、控えめに言って「誰も見ていない」こと。時間帯のせいもあると思いますが……。



デジタルでデータが提供されるので、必要ないといえばないのですが、このアナログな感じ、まことに捨てがたい。手張り作業の伝統、2017年以降もぜひ、つづけていただきたいものです。

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【ル・マン24h】ポルシェ・エクスペリエンスセンター・ル・マン

フォードシケインの外側、2014年まで観覧車があった場所にポルシェの半恒久的なホスピタリティ施設ができたことは、2015年のエントリーでお知らせしました。

ル・マン24時間：ほぼ定点観測の合間に……その1↓
http://serakota.blog.so-net.ne.jp/2015-06-17

こちらが外観。写真奥がコースに面しています。内部は3層構成。



地上階のエントランスを抜けると、2015年のル・マン24時間優勝車（ポルシェ919ハイブリッド／19号車）が目に入る仕掛け。



別アングルです。2層吹き抜けの壁にル・マン24時間サーキットのコース図が描かれています。



地上階には公式グッズを扱うショップがあります。これは店の外側に置いてあった911GT3 RSのレゴ。



「クラシック」のコーナーもあります。



庶民のワタクシはこの看板を見ててっきり、「ヘリ・フライト」さんを待っているのだと思いました。



2階に上がってみましょう。コースの外側に位置するエリアに、発表になったばかりのポルシェ911カレラS・耐久レーシングエディションが展示してありました。



コース側はレストランスペース（一部ラウンジ）になっています。



オープンキッチンです。



3階はバー。



だけでなく、階段状になった席と大きなスクリーンを備えた広いホールがあります。写真は金曜日に行われた記者会見の風景。レース中は一定の間隔でチーム関係者がやってきて、ここで戦況の説明をします。



ついついカウンターの向こうにあるモニターを見つめてしまいますが、振り返ったらコースなんですよね。なんとも贅沢な環境です。バーの外にあるテラスから見える風景。フォードシケインへの進入〜通過を見下ろせます。



階段踊り場や廊下に掲げてあるモノがいちいち目を引きます。




2階に戻って、夕食のメニューがまた格好いい。




「メニュー」（ざっくばらんに言うと定食）を頼みました。



前菜です。



メインです。直射日光があたっていますが、21時前です。



デザートです。



食事をしながら望む窓の外はこんな風景。最終シケインの進入〜メインストレートの立ち上がりが、意識せずとも目に入る環境。BGM（生のエキゾーストノート）も最高です。これもまたル・マン、を学習した一日でした。



レースはつづく──。

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