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マクラーレンMP4-31のテールパイプ [F1]

シーズン前の合同テストが始まって現地発の写真が発信されており、ディテールも少しずつ伝わってきています。参戦2年目のマクラーレン・ホンダは(昨年に比べて)順調な滑り出し。2015年は最初の2日間で12周しかできませんでしたが、2016年は初日に84周、2日目に100周以上周回しています。

マクラーレン・ホンダMP4-31
MP4-31.jpg

新車発表のタイミングに合わせて2016年型マシンのMP4-31を紹介する動画が公開されましたが、これを見ると新しいテールパイプの様子がわかります。



2015年まではメインのテールパイプ1本だったのですが、「音が小さくて迫力ない」という不評をくつがえすため、(タービンを回すのに必要ない余剰の排気を逃がす)ウェイストゲート専用のテールパイプを設けることが義務づけられました。

2015年のテールパイプはこちら。エンジンはマクラーレンMP4-30が搭載するホンダRA615Hです。

IMG_7021.jpg

ウェイストゲート専用のテールパイプは1本または2本で、レイアウトする範囲に制限があります。大まかに言ってメインのテールパイプの上か下になるのですが、マクラーレンMP4-31のように下側に2本並べて置くのが主流のようですね。

MP4-31_exhaust.jpg

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