トゥルーリ・フォーミュラEチームが出走しなかった理由 [モータースポーツ]
決勝前だというのに、トゥルーリ・フォーミュラEチームのガレージは沈滞ムードが漂っていました。
土曜日朝のフリープラクティス、というより前日からセッションに参加しておらず、開幕戦・北京はトゥルーリを除いた9チーム18台で行われています。
「チームどうしたの?」とガレージにいたメカニックに聞いたところ、「チームは全然問題ないよ。問題なのは中国の税関だよ。そこでモーターとインバーターが足止めをくらってしまったんだ。モーターがなければ走れないからね」との返答。
下の写真は金曜日の状況ですが、ギヤボックス(新開発の4速)が外された状態で置かれていました。
ギヤボックスの前に位置するベルハウジングです。この中に収まるモーター(やはり新開発)が届かなければ、マシンは組み上がりません。
モーターとインバーター(こちらも新開発)が届かないまま、一応組んだ状態。
当然ですが、チームオーナー(ヤルノ・トゥルーリ)の表情もさえません。
第2戦プトラジャヤ(11月7日決勝)は問題ない、とのこと。
http://www.facebook.com/serakota
土曜日朝のフリープラクティス、というより前日からセッションに参加しておらず、開幕戦・北京はトゥルーリを除いた9チーム18台で行われています。
「チームどうしたの?」とガレージにいたメカニックに聞いたところ、「チームは全然問題ないよ。問題なのは中国の税関だよ。そこでモーターとインバーターが足止めをくらってしまったんだ。モーターがなければ走れないからね」との返答。
下の写真は金曜日の状況ですが、ギヤボックス(新開発の4速)が外された状態で置かれていました。
ギヤボックスの前に位置するベルハウジングです。この中に収まるモーター(やはり新開発)が届かなければ、マシンは組み上がりません。
モーターとインバーター(こちらも新開発)が届かないまま、一応組んだ状態。
当然ですが、チームオーナー(ヤルノ・トゥルーリ)の表情もさえません。
第2戦プトラジャヤ(11月7日決勝)は問題ない、とのこと。
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比較:フォーミュラE北京戦・新旧コースレイアウト [モータースポーツ]
フリープラクティス1回目のトップタイムは、S・ブエミ選手が記録した1分36秒991(ルノーe.Dams)でした。昨年の予選最速タイムはN・プロスト選手(e.Dams)が記録した1分42秒200でした。5秒以上もラップタイムを短縮しています。
昨年と今年ではコースのレイアウトが一部変更になっています。昨年のレイアウトはこちら。
2014年コースレイアウト
今年はこちら。
2015年コースレイアウト
2014年のレイアウトでターン2の先にあったシケインがなくなっています(矢印)。「エネルギーマネージメントの面でも楽になるし、流れが良くなるので現行ターン3が重要な追い越しポイントになる」とL・ディ・グラッシ選手(ABTシェフラー・アウディ・スポーツ)は説明していました。
大幅なタイムの短縮は、シケインが1個なくなっただけが理由ではなさそうですね。ドライバーの慣れやエネルギーの使い方、シャシーや空力のセットアップが進んだ効果が大きそうです。
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昨年と今年ではコースのレイアウトが一部変更になっています。昨年のレイアウトはこちら。
2014年コースレイアウト
今年はこちら。
2015年コースレイアウト
2014年のレイアウトでターン2の先にあったシケインがなくなっています(矢印)。「エネルギーマネージメントの面でも楽になるし、流れが良くなるので現行ターン3が重要な追い越しポイントになる」とL・ディ・グラッシ選手(ABTシェフラー・アウディ・スポーツ)は説明していました。
大幅なタイムの短縮は、シケインが1個なくなっただけが理由ではなさそうですね。ドライバーの慣れやエネルギーの使い方、シャシーや空力のセットアップが進んだ効果が大きそうです。
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