ボルボの100%自社開発ディーゼルエンジン [クルマ]
23日に都内で「ボルボ・クリーンディーゼル搭載モデル発表会」がありましたので、出席しました(その後、個別取材)。
ボルボのガソリンエンジンは直4、直6、V8など複数のバリエーションがあったのですが、それを2L・直4に統一。ディーゼルも同様に2L・直4に統一したのですが、統一したガソリンとディーゼルは基本構造を共有します。非常に合理的。
ディーゼルエンジンに的を絞って話を進めると、直噴システムはデンソー製。組み合わせるトランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製(横置き8速)です。技術パートナー企業をきちんと公表する姿勢に好感が持てます。
ボルボはガソリン/ディーゼルとも4種類のパワーバリエーションを設定する予定。今回導入されたディーゼルは「D4」と呼ばれるバリエーションで、上から2つめに位置。
2ステージターボチャージャーを搭載。グレードが下のD3/D2はシングルターボ。D5はD4と同様2ステージですが、可変容量ターボを搭載します。インジェクターは「トップ」ですね。
高圧燃料ポンプはタイミングベルトで駆動。
アイシン・エィ・ダブリュ製の横置き8速AT(AW F8F45)は、ボルボのディーゼルエンジンに合わせて開発が行われています。低回転(1000rpm)からのロックアップを実現するため、エンジンの振動を減衰すべく、従来からあるスプリングダンパーに加え、ペンデュラムダンパーを採用。BMWの2シリーズにもアイシン・エィ・ダブリュ製の横置き8速ATが採用されていますが、仕様、違います。
噴射量・時期をライフタイムにわたって精度高く行う技術、i-ART(Intelligent-Accuracy Refinement Technology)などについては、デンソーの技術者から懇切丁寧に解説していただきました。詳細はMotor Fan illustrated Vol.107のディーゼル特集号(8月12日発売)に掲載。
このあたりがキモ。
一気にディーゼルエンジンのラインアップを増やしたボルボは、ヨーロッパ市場での現況並みである5割以上の販売比率を目指すと宣言しています。
さて、VW/アウディはどうするのかな……。
http://www.facebook.com/serakota
ボルボのガソリンエンジンは直4、直6、V8など複数のバリエーションがあったのですが、それを2L・直4に統一。ディーゼルも同様に2L・直4に統一したのですが、統一したガソリンとディーゼルは基本構造を共有します。非常に合理的。
ディーゼルエンジンに的を絞って話を進めると、直噴システムはデンソー製。組み合わせるトランスミッションはアイシン・エィ・ダブリュ製(横置き8速)です。技術パートナー企業をきちんと公表する姿勢に好感が持てます。
ボルボはガソリン/ディーゼルとも4種類のパワーバリエーションを設定する予定。今回導入されたディーゼルは「D4」と呼ばれるバリエーションで、上から2つめに位置。
2ステージターボチャージャーを搭載。グレードが下のD3/D2はシングルターボ。D5はD4と同様2ステージですが、可変容量ターボを搭載します。インジェクターは「トップ」ですね。
高圧燃料ポンプはタイミングベルトで駆動。
アイシン・エィ・ダブリュ製の横置き8速AT(AW F8F45)は、ボルボのディーゼルエンジンに合わせて開発が行われています。低回転(1000rpm)からのロックアップを実現するため、エンジンの振動を減衰すべく、従来からあるスプリングダンパーに加え、ペンデュラムダンパーを採用。BMWの2シリーズにもアイシン・エィ・ダブリュ製の横置き8速ATが採用されていますが、仕様、違います。
噴射量・時期をライフタイムにわたって精度高く行う技術、i-ART(Intelligent-Accuracy Refinement Technology)などについては、デンソーの技術者から懇切丁寧に解説していただきました。詳細はMotor Fan illustrated Vol.107のディーゼル特集号(8月12日発売)に掲載。
このあたりがキモ。
一気にディーゼルエンジンのラインアップを増やしたボルボは、ヨーロッパ市場での現況並みである5割以上の販売比率を目指すと宣言しています。
さて、VW/アウディはどうするのかな……。
http://www.facebook.com/serakota